ピエール・ルメートルのレビュー一覧
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ヴェルーヴェン警部じゃないノンシリーズ物。章が変わるとともに様相がガラッと変わる面白さは、この作品でも顕在。
ヒロインが容赦ない試練に次々と追い込まれる展開は、『その女アレックス』を思い出す。が、こちらの方が先(2作目)ということで、この経験を踏んでアレックスが書かれたんだなと思うと興味深い。つまり...続きを読むPosted by ブクログ -
カミーユに危機、再び。彼はこの窮地を切り抜けられるか。
圧倒的なスピード感が凄まじい。警察小説+ノワール小説+犯罪小説といったところでツイストに次ぐツイストが描かれている。視点の切り替えが鮮やかで頁をめくる手を止めさせてくれない。しかし暴力描写にしても展開にしても容赦のない展開ですっかり参ってしまっ...続きを読むPosted by ブクログ -
これは凄い…血生臭さも凄いんだけど、構成が凄い。何も書けないんだけど、現実なのかそうじゃないのかの境目が迷子になって、あとがきにあった「脳がざわざわする」の感覚が分かる気がする。
次作どう展開するのかPosted by ブクログ -
シリーズ第二作から見てしまったので、ネタバレ状態でしたが楽しめました。シリーズを通して残酷な描写や哀愁やら凄いですがそこが魅力だと思います。Posted by ブクログ
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カミーユの哀愁がすごいです……。もう勘弁してやってってなりました。でもその哀愁や展開が面白いシリーズなのでついつい読んじゃいます。Posted by ブクログ
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いつか読もうと思ってずっと積読になっていた本作。
前作(悲しみのイレーヌ、その女アレックス)からの流れも引き継いでいるので、所々前作のあらすじをググりながらではあったものの、テンポがよく楽しめました!
しかし、主人公が気の毒すぎる...。
途中、主人公が可哀想すぎて心が折れそうになりました。
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最初はソフィーが犯人かと思ったが認知症の理由も周りの人が死んでいくのも全部ある男が計画的に実行していた。
ソフィーを憎む理由は母親をソフィーの母に殺されたと思ったから。
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カミーユ3部作の後に書かれた3.5部作のような作品。流れからするとアンナが出ているので、最後の作品の前のスピンオフ作品のようなものですが、面白かったです。街中で爆発事件が起こり、その犯人として自首してきた男は、捕まっている母と共にオーストラリアへ行けるように航空券と大金を要求すると共に、全部で7発の...続きを読むPosted by ブクログ
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カミーユ3部作の最後の作品。イレーヌが殺されてしまってから出会ったアンヌが強盗に襲われるところから話が始まる。前作のアレックスのときにも思ったのだが、ルメートルの描写はすごく読んでいて痛い。顔をついしかめてしまうような痛い描写が多く、この作品も例外では無い。しかし、起こること全てがラストに繋がる伏線...続きを読むPosted by ブクログ
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外国文学は結構好きですが、登場人物の名前がなかなかな入ってきません。この作品も名前を確認しながら読み進めました。
途中、若干の物足りなさを感じつつも、衝撃の結末に満足できた作品でした。面白かったです。
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上下一括感想
下巻にて
第三部は第二次世界大戦の始まりの様子から。
主に三つのエピソードが、交互に語られる。
それがどう繋がるか……。
前半から、もう目が離せない展開。Posted by ブクログ -
「天国でまた会おう」三部作の第二部「炎の色」は、復讐劇の王道を行く痛快な物語。
始まってしばらく、上巻はとにかくひどい奴ばかりで、腹が立って読めなくなるほど。
主役のマドレーヌも、いまいちはっきりしないキャラで感情移入できないし……。
ところが、後半に復讐劇が始まると、がぜん面白くなって、まんまと...続きを読むPosted by ブクログ -
戦後、称えられる戦没者、生きて行かねばならない帰還兵。
いつの戦争でも、勝者も敗者も、苦しみしか残らない。
上巻の前半は第一次大戦時の独仏前線での戦いが兵士目線で描かれていて、映画「プライベートライアン」のノルマンディ上陸場面のような迫力迫る描写で圧倒される。
特に主人公の一人アルベールが生き埋め...続きを読むPosted by ブクログ -
カミーユ・ヴェルーヴェンシリーズ三部作のうちの三部作目もとい完結編
これを読むにはまず一作目の「悲しみのイレーヌ」を読んでからこちらを読むことを強く推奨
この三部作の中では特に推理要素が強いと感じた
あれがこれに繋がるなんて予想もしてなかった
この三部作が合わさって一つの作品であるかのように感...続きを読むPosted by ブクログ -
ヴェルーヴェンシリーズ3部作の完結編。
シリーズ得意の凝った仕掛けは抑えめではあるものの健在で、少し強引な展開だと思っていた所にも理由があるし、読み返すとさりげない工夫がされていたりして感心する。
完結編らしいストーリーで面白かった。Posted by ブクログ -
フランスの作家「ピエール・ルメートル」のデビュー作品『悲しみのイレーヌ(原題:Travail soigne)』を読みました。
「ピエール・ルメートル」作品は、昨年の12月に読んだ『天国でまた会おう』以来なので、約半年振りですね。
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『その女アレックス...続きを読むPosted by ブクログ -
翻訳本は、以前読んだ本の表現部分があまりにも冗長すぎて食わず嫌いしていましたが、この本はとても読みやすかったです。
全体に漂う重い雰囲気と登場人物の動きがイメージしやすい文章で、物語の中に強く引き込まれました。Posted by ブクログ -
アレックスのヴェルーヴェン警部シリーズとはまた違うテースト。訳者が違うのもあるかも。第一次世界大戦後のフランスの様子も分かる。何とも落ち着かない、異様な、物語でしたが、巻末にあったように、一種の「冒険小説」とも言えるかと思います。でも、ヴェルーヴェン警部シリーズと異なり、なかなかページが進みませんで...続きを読むPosted by ブクログ
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「ピエール・ルメートル」の長篇ミステリ作品『死のドレスを花婿に(原題:Robe de marie)』を読みました。
「P・J・ランベール」の『カタコンベの復讐者』に続き、フランスのミステリ作品… 「ピエール・ルメートル」の作品は、2月に読んだ『その女アレックス』以来ですね。
-----story...続きを読むPosted by ブクログ -
サイコキラーと刑事の熾烈な戦い! あなたはきっと衝撃的な真相と結末に襲われる #悲しみのイレーヌ
■レビュー
悪夢のような、息苦しく抜け出せない感覚… なんとも、もがき苦しめられる作品です。
次々と事件が発覚するが、大した実績が上げられずに捜査が迷宮入りしていきます。警察官たちの焦りが手に取るよ...続きを読むPosted by ブクログ