ピエール・ルメートルのレビュー一覧

  • その女アレックス

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    ネタバレ

    大どんでん返しで楽しめました!最初閉じ込められてて、犯人が死んでからのこの子どうやって脱出すんねん、と思ってたらなるほど!そういう方法ね!と思いつかなかったですね。連続して殺人していく様も、無差別かなと思いきやちゃんと目的があってその人殺してたのねと。結末は然るべき人に制裁が与えられて良かった。アレックスは可哀想な子だったんですね。。
    気になる展開すぎてほぼ3日で読み終えました。

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    2026年06月22日
  • 傷だらけのカミーユ

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    「どん底に落ちることになっても、誰かのためになにかを犠牲にできるっていうのは、そういう誰かがいるっていうのは、悪くないと思う」

    カミーユの恋人が強盗に襲われ、瀕死の重症。カミーユは彼女との関係を隠し強盗の正体をひとり追う。
    カミーユ警部シリーズの完結編。

    一、二作目みたいなショッキングな描写は少ないが、一、二作目よりカミーユがやりたい放題でジャンやルイの気持ちを考えると胃が痛かった。

    そして、個人的には最終章(三日目)に入るまでなんとなく乗り切れなくて読むのしんど~~~でした……が!三日目で様々なことがわかってきて全部繋がってきもち~~~!!!でした!!
    救いがないしやはり誰にも共感できない話であったけれど……。

    さて、残すところはスピンオフだけかな?

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    2026年06月19日
  • わが母なるロージー

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    大好きなカミーユ警部シリーズのスピンオフ的な
    私にとってのハリーポッター的な位置にいるわ、このシリーズ

    今回もめっちゃ面白かった
    カミーユのユーモアが好き
    あと訳も読みやすくて好き!橘明美さん

    連続爆弾犯的な、最初ちょっと爆弾(映画のみ視聴)っぽいなと思いつつ、メッセージの持っていき方が爆弾よりだいぶ好みだった
    日本の社会派ミステリーとかも好きだけど、こういうキャラがすごくシビアに立ってる感じの海外ミステリー好きだな。日本だとキャラ売りってなるとどうしてもコミカルになるイメージ((知らんけど

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    2026年06月19日
  • その女アレックス

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    女性の誘拐事件がおこる。過去のある(イレーヌ)事件で第一線からは遠ざかっていたが捜査することになったカミーユ。

    前作とおなじく、物語が進むにつれて謎が明かされていくタイプなので物語を愉しむ人向け。推理目当てで読むと後出し感を感じざるおえないかも。

    善悪、真偽、道徳や倫理……この本を読んでいる時は何もかもわからなくなった。
    読み終わったが、この物語をまだ理解しきれていない。
    真実ではなく正義。どこまでも警察"小説"だ。

    お気に入りキャラはルイ。スーパーエレガント冷戦沈着ジェントル!
    だけど今作のMVPはアルマンだよ……!!!!!


    地獄でアレックスはc'est toi qui t'es fait baiser!つって唾吐いててくれ。

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    2026年06月17日
  • その女アレックス

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    ネタバレ

    3部作の2作目と知り、先に1作目を読んでから読みました。1作目の悲しみのイレーヌが辛すぎて何度も離脱しそうになったので、今回も残酷な描写が多そうで不安だったのですが、読後感は1作目よりも断然良かったです。
    真実より正義!!
    でも兄も同じように殺して欲しかった。元凶は兄なのだから。アレックスにはスイスに逃げて新しい人生を送って欲しかった。
    ミステリーとしては面白いかもしれないけど、アレックスの人生を思うと壮絶さに言葉が出ない。
    アルマンの株が上がった。

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    2026年06月04日
  • 邪悪なる大蛇

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    ミステリーって謳ってたけど、これホラーでしょ?
    凄腕の殺し屋が認知症になって無関係の人まで殺しちゃうとか。しかも、認知機能が衰えてるのを絶対に認めようとはしない姿勢とか。
    怖すぎて震えるんですけど。
    うちのばぁちゃん凄腕の殺し屋じゃなくてよかったよぉ。

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    2026年05月24日
  • 欲望の大地、果てなき罪 下

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    ネタバレ

    あとがきで知ったけれど、これ災厄の子供たち三部作(未購入)の続きだったんだな……こちらから読んでしまった。いやしかし、それでも面白かった。曲者揃いのペルティエ一家を軸とした圧巻の群像劇。
    全員異なるベクトルで狂人というか……。中でもスペック的には最も冴えない長男ジャンが冒頭からさらっと通り魔殺人をかましており、もはや悪癖のように語られるそれに戦慄。しかも弟フランソワは新聞記者で、兄が起こした殺人事件をそうとは知らずに取り上げ、出世街道を邁進するというスリリングすぎる展開。ジャンの妻で毒婦ポジションのジュヌヴィエーヴも絶妙に憎めないところがある。
    三男エティエンヌのエピソードだと、シエウ・リン教団のパレードで教祖ロアンの正体に気付くシーンが好きだな〜。サイゴンという異質な街で存在感を示す教団のトップがまさかあの男とはね……。亡き恋人への愛故に静かに壊れていくはずだったエティエンヌが辿る数奇な運命、とても読み応えあった。
    末っ子のエレーヌは何と言っても物語最後に母親とサイゴンを訪れた時に見せた、飾らない素のままの姿が1番魅力的なんじゃあなかろうか。憧れのパリで何者にもなれないと藻掻いていたけれど、エティエンヌを想ってなりふり構わず行動できる彼女は強いなと思った。まぁ事の決着を付けた母親が1番強いのは言わずもがな。
    これが栄光の時代三部作の第一弾らしいので、新刊を楽しみにしている。

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    2026年05月23日
  • 悲しみのイレーヌ

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    ネタバレ

    後半に行くまでなかなか進まなかったが、後半から怒涛の展開だった。少しかったるい気持ちになっていた表現なども意味がわかり、口をあけながら終えた。タイトル的にもそうなる気がしていたが。さて、二作目を読む。村上さんおすすめありがとう

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    2026年05月12日
  • その女アレックス

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    知人から勧められて手にした一冊。
    感想を書くにも、「スリリングで先の読めない展開だった。」以外のことを書くと全てネタバレになりそうになるくらい、後半に怒涛の展開が待っていた。
    外国人の名前が苦手で海外小説は読まず嫌いだったが、この作品はそれほど登場人物も多くないのでさほど気にならずに読めた。

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    2026年05月10日
  • 傷だらけのカミーユ

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    カミーユの親友の葬儀から物語は始まった。
    三部作完結編に相応しく、カミーユ・ヴェルーヴェン警部が三日間という時間の中、怒涛の展開で犯人を追い詰める。

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    2026年04月29日
  • その女アレックス

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    『その女、アレックス』というタイトル通り、アレックスが主人公かと思うのだけど、アレックスに対する気持ちが各章で変わっていった。中盤でかなり意外な展開になる。監禁された様子は読むのが苦しくなるくらい残酷すぎてきつかった。最初から最後までかなり残虐な描写が多い。アレックスが何を考えていたのか、どんな傷を負っていたのか、全く本人の口から語られることはないけれど、想像することは難しくない。

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    2026年04月27日
  • 悲しみのイレーヌ

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    ネタバレ

    『その女アレックス』が気になっていたところ、先に本作を読んだ方が良いと聞いて。やや装飾多めの文体で好みだな〜と思いながら読んでいたらそう来たか。タイトルと第二部が始まる位置から気付きたかった。それしても結末に救いがないよ〜。読者が第一部で追ってきたカミーユという人間の、どこまでが虚像でどこまでが本人なんだろう。

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    2026年04月23日
  • 監禁面接

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    2冊目のピエール・ルメートル作品でした。前回の「悲しみのイレーヌ」は、ものすごーく怖かったです。今回は、そんなことはなくて、でも、ありそうな話だったので、別の意味で怖かったかも。終わり方が、また、もやっとしていてフランスっぽいかな?

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    2026年03月24日
  • 傷だらけのカミーユ

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    【2026年36冊目】
    最愛の妻であるイレーヌを失ったカミーユ警部は、ブランクを経て難解な事件を解決に導くまでに回復していた。女性と関係を持つことなど考えもしなかったが、ある日一人の女性と運命的な出会いを果たし、少しずつ関係性を構築し始める。だが、そんなカミーユに寄り添う新しい女性が強盗犯に暴行されるという悲劇が発生してしまいまい――悲しみのイレーヌ、その女アレックスに続く三作目完結編。

    一体全体、カミーユが何をしたっていうんです?作者さんの実生活にカミーユという名の人がいて、よほどいけ好かないとかそんな恨みつらみでも込めてるんですか?と聞きたくなるような悲劇。可哀想通り越して、最早お祓いに行けと言いたくなってくる。

    相変わらず見事なプロットで、二日目の途中からおや?と思わされ始め、三日目でひっくり返されました。そ、そう来たか〜!なお、ちゃんと真相はカミーユが整理してくれるので混乱してても大丈夫です。

    なんというか、どうして、という気持ちが強い。カミーユ、泣いてもいいんだよ?

    三部作の中では、やはりその女アレックスが一番好きですが、完結作も見事な起承転結でした。

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    2026年03月01日
  • 死のドレスを花婿に

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    この作者には毎回振り回されているが、今作も相変わらずで何より。章ごとに区切られて読みやすかったし、視点の切り替えとともに構造が一変する書き方はとても上手いと思う。とはいえその女アレックスの印象が強すぎて、比較すると見劣りしてしまうが、とても面白かった。

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    2026年02月19日
  • 傷だらけのカミーユ

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    ミステリーのシリーズもの初めて読んだ
    三部作完走!
    大変良かった、もっとシリーズもん読もうと思う

    もう三部作ともなると登場人物がダチのように感じて、プロットで楽しませてくる系のミステリーなのに最後涙した笑、だから点数かなり甘めです
    ちなみに猛烈に三部作順序追って読むことを進めます。少なくとも今作に関しては『悲しみのイレーヌ』を読んでないと話にならないと思った

    警部の将来への祈りも込みで、なんとか続編を出してくれることを願う

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    2026年02月15日
  • 悲しみのイレーヌ

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    なぜタイトルが悲しみのイレーヌなのか、ずっと気になりながら読み切った
    グロすぎて2度と読めないけど文の構成は引き込まれるものがあった

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    2026年02月15日
  • 邪悪なる大蛇

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    面白かった!
    相変わらずの容赦ない展開にドキドキしつつも、認知症になりかけの老女が主人公というなんだかシュールな設定にはまった。

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    2026年02月15日
  • 死のドレスを花婿に

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    個人的には同著者の「その女アレックス」よりもこちらの方が面白かった。主人公のソフィーが不憫すぎて泣けてくる。

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    2026年02月08日
  • 邪悪なる大蛇

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    日本デビュー作の「その女アレックス」以来、常に期待値を上回るレベルの作品を上梓続けるルメートル氏。本作はデビュー前のいわば「習作」なのでしょうが、それでもやっぱり抜群の面白さです。
    元レジスタンス(対ナチ)の老婦人殺し屋は、冷徹かつお茶目+忘れっぽいという最高のキャラクター設定で登場します。また意地悪に描写される脇役達には、フランスっぽい雰囲気が漂ってます。そしてスピーディーに展開する物語は、決して誰にとってもハッピーではない方向に進むのがルメートル風味なのでしょう。4.0

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    2026年02月08日