ピエール・ルメートルのレビュー一覧

  • 炎の色 下

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    ネタバレ

    実業家の父が亡くなり、その葬儀で息子が転落し寝たきりに。そこからマドレーヌの生活が大きく変わっていく。莫大な財産を狙う人たち。人の嫌な部分、よく深いところが大っぴらに見え始めてさらに面白くなる。信じられる人がほとんどいなくなったマドレーヌの復讐が始まる。緻密な計画のなかに感じるマドレーヌの強い怒りと憎しみ。そして込み上げてくる感情。そういう細部がとてもよくて描かれていないところまで広がっていく。復讐譚であり一人の女性の人生が描かれている。

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    2018年12月20日
  • 天国でまた会おう 下

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    ルメートルはその女アレックス、イレーヌなど刑事モノ?を読みましたが、結構グロというか、でも内容的にはすごく面白い本だったので、その延長かな、と思ったら全然違う、雰囲気でした。重いテーマで、重厚な雰囲気。終わり方も救いがあるというか、ほっとする終わり方で、とても良かった。映画にしてもいいと思うけど、設定上、ちょっと映画にしづらいかな。。

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    2018年07月04日
  • その女アレックス

    購入済み

    引き込まれました

    題名作者を見ても全然わからずとりあえずは読んでみようと手に取ったのですが読み進めるうちにどんどん作中に引き込まれどんな終わり方になるのか全く予想出来ませんでした。登場人物像も個性的でありながら悩み苦しみを抱えつつ事件を解明して行く過程がとっても面白いと思いました。
    最後の結末まで飽きる事なく読み終えることが出来た非常に秀作だと思います。

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    2016年11月10日
  • 天国でまた会おう 上

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    「その女アレックス」が有名なピエール・ルメートル。
    他の作品も含めて、日本の出版界にも旋風を巻き起こしたといっていいでしょう。
    「アレックス」の2年後のこれがまた、フランスで最高の文学賞である、ゴンクール賞を受賞した作品。
    奔流のようにあふれ出る才能を堪能できます☆

    第一次大戦中の1918年から話は始まります。
    真面目で平凡なアルベールは、上官のプラデル大尉の非道なやり方をたまたま目撃してしまいます。
    戦場の混乱に乗じてプラデルに生き埋めにされかかったところを仲間のエドゥアールに助けられますが、エドゥアールはこれで顔を半ば失う大怪我。
    裕福な家の出のエドゥアールは変わり果てた姿を見せたくない

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    2016年07月04日
  • 天国でまた会おう 上

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    1918年11月、休戦間近の西部戦線。最後のチャンスと仕掛けをした中尉とそれを目にしてしまった兵士、窮地に陥った兵士を助けようとした兵士もまた傷付いてしまう。戦後、上手く立ち回る元中尉の行動には、そこまでするのかと呆れてしまう。復員した二人の兵士の暮らしぶりには何も言えない。

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    2015年12月09日
  • その女アレックス

    購入済み

    おもしろいなぁ

    何度も予想をくつがえされ楽しい読書体験をさせていただきました。しかし、こんなおもしろいものを書いて次からどうするんだろう? と余計な心配をしていたのですが、この後の作品も続々賞を取っていることを知り、次作が楽しみでしょうがないです。

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    2015年07月27日
  • その女アレックス

    購入済み

    その女、アレックス

    ストリー展開が激しい上、情景が映画を観賞しているかのごとく、脳裏に浮かんでくる。アレックスはどんな過去があり、生い立ちはどうだったのか、物語の中盤から後半にかけ次第に明らかとなっていく。また、アレックスの足取りをつかもうとする刑事には個性あふれ、笑いを誘う人物として描かれている。
    まさにこれまで味わったことのない読後感がある。

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    2015年02月25日
  • 死のドレスを花婿に

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    個人的には同著者の「その女アレックス」よりもこちらの方が面白かった。主人公のソフィーが不憫すぎて泣けてくる。

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    2026年02月08日
  • 邪悪なる大蛇

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    日本デビュー作の「その女アレックス」以来、常に期待値を上回るレベルの作品を上梓続けるルメートル氏。本作はデビュー前のいわば「習作」なのでしょうが、それでもやっぱり抜群の面白さです。
    元レジスタンス(対ナチ)の老婦人殺し屋は、冷徹かつお茶目+忘れっぽいという最高のキャラクター設定で登場します。また意地悪に描写される脇役達には、フランスっぽい雰囲気が漂ってます。そしてスピーディーに展開する物語は、決して誰にとってもハッピーではない方向に進むのがルメートル風味なのでしょう。4.0

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    2026年02月08日
  • その女アレックス

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    読んだあと、何とも言えない複雑な読後感のある小説。もう一度読むと事の顛末が散りばめられていたのだろうか…時間を置いて何となくストーリーを忘れてからもう一度読みたい

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    2026年02月04日
  • 悲しみのイレーヌ

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    ネタバレ

    悪夢の積読消化シリーズ!
    十二冊目でおじゃる。

    おじゃる?(笑)

    はいっ! 出ました〜!!
    ヽ(=´▽`=)ノヤッタネ
    約1年半振りの★4。
    ちょっと甘いかもしれませんが、まあいいでしょう。
    オマケです。正月だし。

    これは凄いわ。
    技術と発想の勝利。
    普通の警察物かと思ってたら、その普通部分だけでも充分おもしろいんだけどね。なんせ超グロい連続見立て殺人。女性を拷問し、損壊しまくるシリアルキラー。

    それがさらにドン!

    そういう仕掛けかーいって驚く!
    大胆だねー。
    この分量と配分。明らかになるタイミングの妙。
    いいね(≧∇≦)b

    「その女アレックス」のときもそうだったけどこの作家さんガ

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    2026年01月24日
  • 悲しみのイレーヌ

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    初めてのフランス人作家のミステリーでした。登場人物の名前がカタカナ(当然なのだが)で覚えるまで読むのに時間が掛かった。が、その後は展開も早く、場面切り替えも多用されていたのでページを捲る手はドンドン進みました。たまには海外ミステリーも良いですね。

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    2026年01月11日
  • 僕が死んだあの森

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)読ませるわ〜ルメートル。最後まで一気に読める。
    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]どんでん返し無く、謎も弱め。だがソレがいい。じゃけんど、監禁面接がルメートル最強。

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    2025年12月30日
  • その女アレックス

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    小説を2冊半読んだ気分。第1部だけでもだいぶハラハラドキドキを味わったのに、その後第2部も疾走感のある展開が続き…続きが気になり、どんどん読み進め、ベタですが寝不足になりました。幸せな話ではないけど、第3部で個人的には少し救われたかな。
    全部読んだうえで、振り返るとそこかしこに伏線が張られてて、緻密。なるほど、そういうことだったのかと。だからこそ読んだあとの満足感が高いのかなと。

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    2025年12月28日
  • その女アレックス

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    ネタバレ

    最後まで、どう展開していくのかわからないドキドキがあった作品。
    本当にこの結末でいいのか……?と若干思いつつ、でも彼女が報われる(のか?)結末でよかったとも思った。今回の判事が好きでなさすぎて読むのを諦めそうになりもしたが、意想外な展開が予想外のタイミングで訪れる面白さがあった。
    アルマンとのサイドストーリーがほっこりしてて好き。

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    2025年12月16日
  • その女アレックス

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    先が読めない怒涛の展開。そして、心が締め付けられるよう真実。
    "正義とは何か"を考えさせられました。

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    2025年12月15日
  • 悲しみのイレーヌ

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    ショッキングな描写が多く、読むのに時間がかかりました。
    私は3部作が完結した後から読み始めたので、ハッピーエンドにはならないだろうと思っていましたが、あまりにもすくいがないです。

    読み終わると嫌な記憶しか残っていないのですが、文体や展開は素晴らしく、夢中でページをめくってい他のを覚えています。
    好みは分かれるかもしれませんが、官能描写や凄惨な描写に耐性がある方にはぜひお勧めしたいです。

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    2025年12月12日
  • その女アレックス

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    警察小説として凄い。
    ミステリとして凄い。
    どんでん返しが凄い。
    衝撃度が凄い。
    読むべきフランスミステリ。

    ハヤカワミステリマガジン
    21世紀翻訳ミステリベスト!第4位

    刊行2011年
    邦訳刊行2014年

    リーヴル・ド・ボッシュ読者大賞(フランス)
    英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞
    本屋大賞 翻訳小説部門 第1位
    週刊文春ミステリーベスト10
    このミステリがすごい!
    受賞。

    ハヤカワミステリマガジン
    21世紀翻訳ミステリベスト!
    を読み進む旅は
    この本に出合って、
    大きな驚きと邂逅した。

    フランスミステリの金字塔にして、
    言葉で尽くせない深い思いを
    読者に与えずにはいら

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    2025年10月24日
  • その女アレックス

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    ルメートルによるカミーユシリーズ第2作目。この作品でこの作家は売れっ子になったという。確かに、どんでん返しが続き、興奮のまま一気に読んでしまった。

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    2025年10月07日
  • 天国でまた会おう 下

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    最新作の欲望の大地を読んでから本作に回帰してみたが、ルメートルの原点を見たような感じ。
    その女アレックスとか死のドレス程はインパクトに欠けるものの、戦争小説として文学とエンタメ性を追求できる点では、読んでよかった。

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    2025年09月15日