ピエール・ルメートルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
星6を付けたい
人生読んできた中で、一番かと思うほど面白かった。
話のテンポが良く、次は次はとページをめくる手が止められなかった。
話の構成、登場人物のキャラクター、個性、心理
スコットランド感のあるウィットでお洒落な皮肉の言い回し。
登場人物の関係性、先が読めない展開、後半怒涛の謎解き。
そこにいるかのような息遣いを感じられる登場人物たち。
個性的で魅力的。
「アレックス」に対する印象がもう....っ!!
作者の掌で思う存分転がさせてもらいました。
本当に面白かった!!
ありきたりな表現だけど、まだ読んでいない人が羨ましい。
この感動を味わえる人が羨ましい。
「記憶を消してまた読みた -
Posted by ブクログ
インドシナ戦争中のサイゴンが主要な舞台で、上下巻通していわゆる「ピアストル事件」が背景になっている。ベイルートで石鹸工場を営む夫婦と、その3男1女を軸に語られる戦争の傷痕、インドシナ戦争の裏側。ベトミンとフランスの関係。長男のジャンは石鹸工場の後継ぎだが、経営の能力はなくパリへ。フランソワはENSを期待される能力を持つが、彼もパリでジャーナリズムの道へ。エティエンヌは愛した男性レイモンを追ってサイゴンへ。ここで就いた職場、両替局から話は広がる。
途中、第一次大戦末期の記念碑詐欺の話が出てきて、あれ?どこかで読んだ記憶が…というのがうれしい驚き。記憶を辿りつつ、そういうことだったのか、という連鎖 -
Posted by ブクログ
まるで長い長いシリーズ作品を読んだようないい意味の疲労感!
誘拐事件で残虐な男に捕まった女を助ける話かと思えばそんなものは序章の序章。きっかけに過ぎないどんでん返しのどんでん返し!アレックスという女についての印象が読めば読むほど2転3転してどこに味方したらいいのかわからなくなります。
全てが回収されて、行動の意味が分かった瞬間のアレックスへの慈悲が湧いて、あいつくそったれ!と思いました笑
そしてカミーユ警部がそこまで好きじゃないなぁと思っていたけど、最後何を思って締めくくったのかを感じとったら「良い奴じゃーん」って笑
この作者さんに初めて出会いましたが他の作品を読みたくてしょうがないです! -
Posted by ブクログ
すごいおもしろかった
優しい夫と充実した仕事
人生順風満帆なバリキャリの女性が
いきなり不幸のどん底に落とされ
社会の最底辺まで落ちるところからはじまります
第一部が終わり、これは一体どのように決着がつくのだろうか??と終わりが全く見えないまま
第二部で驚きの事実が発覚し衝撃を受けました
そこからもう本を読むのが止められず
気がついたら徹夜です
そして見事な終結
あんなに終わりが見えなかったのに
とっても綺麗に終わりました!すごい
主人公ソフィーの生きる力が逞しく
こんな状況になっても頭が良いので自分が今何をやるべきなのか
きちんと把握して行動するパワーに尊敬しました