ピエール・ルメートルのレビュー一覧

  • その女アレックス

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    凄まじいミステリー。
    印象が途中ガラガラと変わっていくことになり、何度も衝撃を受けた。
    その後に読むミステリーがかすんでしまった印象があるほどのすごさで、本当に読んで良かったのかと思うことも。。
    ややグロい描写に耐えられるならめちゃくちゃおすすめです。

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    2025年12月09日
  • その女アレックス

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    まるで長い長いシリーズ作品を読んだようないい意味の疲労感!
    誘拐事件で残虐な男に捕まった女を助ける話かと思えばそんなものは序章の序章。きっかけに過ぎないどんでん返しのどんでん返し!アレックスという女についての印象が読めば読むほど2転3転してどこに味方したらいいのかわからなくなります。
    全てが回収されて、行動の意味が分かった瞬間のアレックスへの慈悲が湧いて、あいつくそったれ!と思いました笑
    そしてカミーユ警部がそこまで好きじゃないなぁと思っていたけど、最後何を思って締めくくったのかを感じとったら「良い奴じゃーん」って笑
    この作者さんに初めて出会いましたが他の作品を読みたくてしょうがないです!

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    2025年11月27日
  • その女アレックス

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    三部作の一作目である悲しみのイレーヌを先に読むことを猛烈にオススメしたいです

    二転三転、最後の締め方、キャラの深み、そしておまけっぽいもう1つのどんでん返し
    ミステリーを読んでて、『うわ、そことそこ繋がんねや』ってなった時のあの笑ってしまう感じを久々体験できて痺れた
    文句なしの満点!

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    2025年11月24日
  • わが母なるロージー

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    全200ページ程度と今までの作品とと比較すると短くはあるが内容は十分なものだった。
    時系列的には3番目となる作品で番外編として制作された作品だが、物語の進行がスムーズで中弛みがなかった。
    この作品では、ジャンの隠されているが滲み出る思いや感情、それらが後半では一気に加速し、ラストでは寂しさを感じた。

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    2025年11月20日
  • その女アレックス

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    アレックスの見え方が何度も変わる展開。気分の悪くなるシーンも多いですがどんどん読み進めたくなる、そんなおもしろい本でした。

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    2025年11月19日
  • その女アレックス

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    いやー長いけどめっちゃ好きだこの本!
    万人には勧められないけどサスペンス好きには良い!
    アレックスううう、同情するよ

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    2025年11月16日
  • 悲しみのイレーヌ

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    先に「その女アレックス」を読んでから読むことをお勧めします。
    アレックスに比べてグロさは格段にあがります!笑
    もやもやハラハラがずっと続く作品。が、あるタイミングで本をぶん投げたくなりました。良い意味で。

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    2025年10月31日
  • その女アレックス

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    どんでん返しの名作として紹介されていて、読むことに。
    だが実際はどんでん返しの一言で片付く内容ではなく、重く、グロく、暗い推理が続く。
    監禁されている側とそれを探す警察側の目線、両方で書かれていて、答え合わせをしながら話が進むが最後の答えは賛否両論あると思います。
    読んだ後のディスカッションがかなり捗る作品だと思います。

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    2025年10月31日
  • 悲しみのイレーヌ

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    大好きなルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズの第一作。
    残酷な描写が多く読むのが嫌になる人もいるかも知れないが、最後まで読んで欲しい。
    まだこのシリーズを未読の人は、これを読んでからその女アレックスを読んで下さい。
    とてもオススメです。

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    2025年09月16日
  • 死のドレスを花婿に

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    すごいおもしろかった

    優しい夫と充実した仕事
    人生順風満帆なバリキャリの女性が
    いきなり不幸のどん底に落とされ
    社会の最底辺まで落ちるところからはじまります
    第一部が終わり、これは一体どのように決着がつくのだろうか??と終わりが全く見えないまま
    第二部で驚きの事実が発覚し衝撃を受けました
    そこからもう本を読むのが止められず
    気がついたら徹夜です
    そして見事な終結
    あんなに終わりが見えなかったのに
    とっても綺麗に終わりました!すごい

    主人公ソフィーの生きる力が逞しく
    こんな状況になっても頭が良いので自分が今何をやるべきなのか
    きちんと把握して行動するパワーに尊敬しました

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    2025年09月16日
  • 監禁面接

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)アレックスより、ハチャメチャでオモロイわ〜ご都合主義もあるけんど。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ひさしぶりに当たり引いたな!

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    2025年09月07日
  • 死のドレスを花婿に

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    あー面白かった。「その女アレックス」に匹敵する超傑作。序盤は主人公の暗い話が長く、耐え忍ぶ時間が続くものの、2章以降から一気に趣きが変わり、かぶりつき読み。
    ルメートルの描く女性の逆転劇と超悪役の転落具合は本当に素晴らしい。

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    2025年08月27日
  • その女アレックス

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    物語が進むにつれて印象が変化するアレックス。果たしてアレックスはどのような人間なのか。読み始めたら徹夜必至。

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    2025年08月21日
  • その女アレックス

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    いろんな賞とっててずっと気になってたのだけど、やっと読めたー!!
    ちゃんと先に悲しみのイレーヌ読んでから読みました!ってか日本は先にこの2作目のその女、アレックスを翻訳出したのね。すごいな…一作目の後日から始まるから、もろに一作目のネタバレ食らうというのに…

    中は3部構成になってるんですけと、それぞれが全く違った感情で読みました。
    一作目で何があったか知らないと主人公のカミーユにの心情とか共感しにくいかと思ったんですが、どうなんでしょう?私はもうカミーユ…!!!とひたすら頑張れ!って思ってた。
    あと同じ捜査メンバーのルイとアルマンがいい味だしてますよね。特にルイなんて全オタク好きそうな設定じ

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    2025年08月19日
  • 欲望の大地、果てなき罪 下

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    あー面白かった。上巻とは違い怒涛の展開で一気読み。新シリーズの序章という事でまだ不明確な部分はあれど、次回作がすごく今から楽しみ。
    「天国でまた会おう」また読みたくなった。
    (ニーヌって何者?)

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    2025年08月19日
  • その女アレックス

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    前作は相当辛いエンディングだったが、だからこそ本書は相当楽しめた。展開や視点がどんどん変わっていくたびに驚きがあり、稀有な読書体験だった。ルメートルにハマりそう。

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    2025年08月06日
  • 欲望の大地、果てなき罪 下

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    終わり方に絶叫!
    続編があるのね、一族の大河ドラマなのね、フランスでは既に発行されてるのね、と自分を納得させる。始めに長男夫妻が鼻持ちならない印象を受けたが、訂正します。暗くなりがちな展開にアクセントとなり、少し気分が上向くのは希代の悪女ぶりを発揮する長男の妻のお陰。そして激情に駆られての殺人をやめられない長男のお陰。それに比べるとどんな過去にしろペルティエ家の両親は素晴らしい。アンジェルにも拍手、彼女を信じる夫のルイにも拍手。

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    2025年07月29日
  • その女アレックス

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    ネタバレ

    何度も驚かされて翻弄されまくった。
    残虐な描写が多くてつらい部分もあるけど、それよりも話の展開が気になって夢中で読んでしまった。

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    2025年07月09日
  • 悲しみのイレーヌ

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    描写が細かく、キャラクターが生き生きとしており映画の情景が浮かんでくるような作品。
    また、言い回しが個人的にかなり好き。

    「地区の中心には廃用になった小工場が昆虫の死骸のようにうずくまっている。」
    「派手なネクタイも死刑囚が蝶ネクタイをつけたように浮いて見える。」
    「コッテは熱いものにでも触れるように、そっと指先で受け取った。」

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    2025年06月30日
  • 悲しみのイレーヌ

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    『万事快調オールグリーンズ』にちらっと登場し、興味を持ったので読みました。
    日本のミステリ小説によくありがちな「殺人にどこか感動的な動機がある」という展開の物より割り切って読めました。

    第一部、第二部の構成にも脱帽です。
    個性豊かな登場人物たちの魅力にぐいぐい引き込まれます。(ルイさんのファンになりそうです。)

    しかしあまりにも事件内容が残虐的で、夜な夜なうなされています。
    とにかくフランスに行ったら夜道の独り歩きは絶対にしないぞ、という強い決意をしました。

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    2025年06月01日