瀬川貴次のレビュー一覧
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シリーズ第十一弾。
乳母の敵である多情丸への復讐を胸に秘める宜能と、それを心配して思いとどまらせたい宗孝。
一方、悪霊に悩まされていた弘徽殿の女御は、怪異が専女衆(巫女)の仕業と知って大激怒。その報復を宜能が引き受ける事になって・・。
ここのところ、ダークな雰囲気の宜能が心配なのですが、この巻でも1話目で復讐を思いとどまらせようとする宗孝と何となくギクシャクしたようになってしまい、二人での怪異捜しもほぼ無くて、それぞれの単独行動が多かった印象です。後半でいい感じにはなるのですが、やっぱり昔のわちゃわちゃ仲良しな宜能と宗孝に戻ってほしいです。
そんな中、春若の“はた迷惑なほどひたむき(by宜 -
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購入済み
胸焼けでうんざりして放置
していましたが、かなり時間を置いて読破しました。
ここまで色付きの男女恋愛ものを読まされるのかとうんざりし、かなり読むのがきつかったです。
化け物とどんぱちだけが良かった…。
いろいろと人間関係が拗れたのも読むのがきつかった要因です。
ラストになるにつけシリアスになるのは仕方ないにせよ、鬼舞は前のシリーズ?で完結してくれた方が好みでした。好みの問題ですがね。男女恋愛もの色付き(悲恋)がばっちこいなら気にならないでしょう。
そういうどろどろが嫌だからライトノベル読んでるのに…。 -
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ネタバレ最初の事件は何の解決策もないまま、そして本物の怪異だという認識もないまま首を突っ込んでいくが、場数を踏むたび、段々それ専門になっていくという。
金銭面に心配のない男爵と、頭脳担当、文句を言いつつも男爵の彼に付き合ってくれる没落子爵家跡取り息子の二人が主役。
その主役の二人が「ハルちゃん」「シズちゃん」と呼び合っているのは微笑ましかった。
テンポよく次々と怪談事件ネタが出てくるので、それだけで面白かったし、最後の話は以前の事件の更に裏側が見えてくるというワクワク仕様。
ミステリ色も最後の話が一番強く、謎解きも楽しく、怖さも凄かった。
ホラーもミステリも楽しめる作品という贅沢な作品だった。 -
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怪異大好き中将・宣能と、彼に振り回される右兵衛佐・宗孝コンビシリーズ第十作。
段々怪異探しが脇に置かれているような気がする。シリーズ序盤のような、ほのぼのモードが好きだったのだけど。
シリーズの焦点としては東宮妃になることが決められている初草の君と宗孝の関係、そして東宮と宗孝の十二の姉君の関係。前途多難な上、まだ何も始まっていない恋人たちがどうなるのかだが、幸い両カップル共に想いは通じ合いつつあるようだ。今回は宣能が東宮を取り込み何かを企んでいる。しかしこれはまだ四、五年先を見据えた長い計画らしい。ということはシリーズもまだまだ続く?
もう一つ気になるのは宣能の父・右大臣が汚れ仕事をさせて -
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シリーズ第十弾。
宜能が、初草と宗孝をくっつけようとしている中、当の二人は、字が読めるようにと五の姉上が発明した謎の笊を、初草が被っていた姿を、宗孝が“物の怪”と勘違いしたことから、ちょっとだけギクシャクっぽい事に・・。とはいえ、却ってお互いの事を想うようになった感じで、微笑ましいです。
そして、多情丸と右大臣、そして宜能の関係をついに宗孝も知ってしまう事になります。
さらに、十の姉上(十郎太)と多情丸も因縁がありそうで、何だかシリアスモードになってきました。
続きが気になるところです。
ところで「てもて、てもて」のくだりは、思わず吹いてしまいました。これって、シャンプーの“ティ〇テ”でしょ -
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シリーズもはやいもので10巻目。
宗孝のお姉さんズが今回も至るところで活躍してくれています。
文字の読めない初草のために、九重が5の姉を連れてきたり。
姫君を産んで里帰りしてる梨壺の更衣のもとに姉君達が集ったり。
ピンチに陥った宗孝の元には颯爽と10の姉が現れたり。
春若と真白の恋の行方や、多重丸と十郎太の因縁、そして当然宣能と右大臣、初草と宗孝の今後などなど、気になることばっかりで今後の展開から目が離せません。
しかし当初は、怪異を探し回る中将と、それに付き合わされ振り回される公達、という話だったはずなのに、ずいぶん違う展開になってきたなぁと…もはや怪異探しはとってつけたような感じ、、、