瀬川貴次のレビュー一覧

  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    ネタバレ

    <ばけもの好む中将>と噂される宣能は、12人の姉を持つ宗孝を連れ、怪異の真相を探る―。集英社のナツイチ対象作品だったため、購入。あまり期待していなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました。化け物を求めて怪異に近づくも、怪異の原因は常に人にあり、願いは叶わないままの宣能。宣能や姉たちとコントのようなやり取りを繰り広げ、恋人たちを「爆発しろ」と胸中で罵る宗孝。歴史ものではなかなか味わえない軽快な読み心地で、内容がわかりやすい。続編が読みたくなるくらいにおもしろかったです。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • ばけもの好む中将 十四 五節の舞姫

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    初草の誘拐事件も一件落着し怪異探しを再開させた宣能と宗孝。変幻自在に姿を変える山中の廃屋探訪や持ち寄った怪奇譚の怖さを競い合う「怪談合わせ」等々。怪異に関してはまたしても本物にはなかなか出会えず。ラストに波乱が。春若と真白はどうなるのか。

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    2026年01月02日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    子供向けかなーと思ったら意外とドロリとした嫌な感じがしっかりある作品があって楽しめた。結局人間の方が怖い。

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    2025年10月04日
  • 晴明☆暗夜之鬼譚

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    暗夜鬼譚シリーズを読んでいたら登場人物が分かりやすい。ただ三十路になった一条が安倍晴明で本作の主人公の吉祥丸があの二人の子供?そして彼はなぜ東国へ?もののけもそれほど登場せずまだまだ序章いった感じで次作が楽しみ。だけど暗夜鬼譚の方の続きも非常に気になる。

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    2025年09月07日
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

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    面白かったです
    今は核家族化が当たり前ですが、この本を読むと沢山の兄弟姉妹がいたらなあと憧れてしまいます
    これからのストーリー展開に期待します!

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    2025年07月30日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    妖しがストレートに登場するのかと思ったら、肩透かしでした
    けれど、中将の妹は変わった視力を…
    妖し情報の謎解きになっていて、肩のこらない感じがいいですね

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    2025年07月30日
  • 百鬼一歌 月下の死美女

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    歌人の家に産まれ、和歌の事にしか興味を持てない貴公子・希家は、詩作のため吟行していた夜、花に囲まれた月下の死美女を発見する。
    そして、連続する不可解な事件……。
    御所での変死、鵺の呪い。怪異譚を集める少女・陽羽と出会った希家は、凸凹コンビで謎を解いていく。


    平安京が舞台のバディもの連作時代ミステリです。
    花に囲まれ死んでいた月下の美女や、鵺の呪い、宮中でのいざこざなど、起こる事件は血生臭くも幽玄かつ幻想的で美しい。

    内容紹介だと浮世離れした雰囲気に見える希家は、現代でいうちょいオタク気質のブラコンかつ巻き込まれ苦労人に見えますし、陽羽もミステリアス美少女に見せかけて元気っ子でかわいいです。

    また、内容紹介では凸凹コンビで謎を解く、とありますが、実際この2人で謎を解いている感じはあまりしないです。自白や第三者の解説がメインな感じ。事件自体は一応解決しているので良いのですが。
    残った謎も多めですが、ラストの惹きがすごくて、これは続きがきになります。

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    2025年07月29日
  • もののけ寺の白菊丸 桜下の稚児舞

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    ほんわか進んでいるから安心かと思いきや、やはり白菊丸は命を狙われる立場…今回は事なきを得たけれど今後が心配
    “筋肉は裏切らない”の言葉を励みに(?)稚児舞の練習をがんばる白菊、かわいかった

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    2025年05月05日
  • もののけ寺の白菊丸

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    あとがきにもある通り、平安ぽいけど時代はいつかな?でもそこにこだわらず楽しめばいいか〜とゆるっと読める作品
    白菊丸が自分の生まれを深刻にとらえず明るく、まわりの嫌味にも気づかないほどの素直さも良い
    白菊丸含め寺稚児がみんなかわいくてやりとりにほんわかするも、妖物の出てくる場面はなかなか凄惨でギャップがすごい
    定心和尚についてもっと知りたかった(謎多きままで終わってしまった)

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    2025年04月19日
  • ばけもの好む中将 十二 狙われた姉たち

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    続きが出ていた。結構緊迫したところで次巻へ。そして感想を溜めていたら次巻が出ていたので感想はまとめてそちらに。

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    2025年04月10日
  • 暗夜鬼譚 霜剣落花

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    完結編スタート。滝口の武士・弘季が助かったものの本当に大丈夫なのかな?夏樹がお人好しすぎて宮中で利用される事を心配してる一条の気持分かる。しかも怪しい人物に目をつけられ不穏な気配が。続きが楽しみ。

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    2025年04月06日
  • ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

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    ばけもの厭ふ中将シリーズのスピンオフですがこの1冊だけでも普通に読めます。雅平みたいなプレイボーイは平安時代には多くいたんでしょうか?ばけものというタイトルがついてますがそんなおどろおどろしい話では全くありません。
    怪異があるけどたまにくすりと笑えるところも瀬川先生の作品の良いところ。今回もあっという間に読み切ってしまいました。話の間に作者の解説がちょっと入ってるところも読んでて面白かったです。

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    2025年02月15日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    ネタバレ

    連作短編4編
    平安時代,妖に興味を持つ中将宣能と12人の姉のいる右兵衛佐宗孝の遭遇する怪異に似た出来事それぞれが最後に一つに繋がっていく.なかなか登場人物がかわいくて続きが読みたくなる.

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    2025年01月15日
  • もののけ寺の白菊丸 桜下の稚児舞

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    ネタバレ

    新刊案内で気になって、2巻目を先に購入した『もののけ寺の白菊丸 桜下の稚児舞』(瀬川貴次)。

    2巻だけでもわからなくもない感じではあるけど、1巻ありきで読んだ方が良いのは、どのお話においても言える事だなと読み終えた今は思うかも。

    怪異の恐ろしい話だったとしても、お寺に住まう登場キャラクター達の和む雰囲気で中和される感じがするので、

    私のような怖いもの見たさの好奇心あれどおどろおどろしいガチのホラー話が苦手な方へのホラー入門としてオススメです。

    平安時代っぽいお話は『陰陽師』(滝田洋二郎)以来かなぁ。

    続けて『羅生門』(芥川龍之介)読んでみたくなってきたし、『陰陽師0』(佐藤嗣麻子)見たくなってきた。

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    2025年01月09日
  • もののけ寺の白菊丸 桜下の稚児舞

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    勿径寺に寺稚児として預けられた白菊丸が心配になるくらい素直、そして勇気もある。前作で物の怪「たまずさ」になぜか気に入られ今作では他の稚児達と共に様々な怪異に巻き込まれるもそれらにはある人物が関係していて。稚児達との関係が少しづつ良い感じになってきて良かったと思うも今後まだまだ何かが起こりそう。

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    2024年12月18日
  • ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君

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    続巻。結構きわどいところで終わった次の巻。
    色々と秘密がばれ、そして中将もちょっと吹っ切れた感じで良かったな、という感想。とは言えあまり問題は解決されていないので今後どうなるのやら。

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    2024年11月15日
  • ばけもの好む中将 十二 狙われた姉たち

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    この終わり方はずるいなぁ。続きが気になって仕方ない。

    他のレビュアーさん方も書かれている通り、シリーズ序盤の怪異を求めてわいわいやっていた感じが薄れ、すっかりシリアルモードに。

    中将・宣能は怪異など興味がなくなった態で、父・右大臣のそばでこれまで政治を学んでいる様子。
    その裏で実は乳母の復讐を考えていることを知っている宗孝としては、何とか危ないことを止めたい一心でダメ陰陽師・歳明に紹介してもらった怪異屋敷を紹介したり、乳母の霊を下ろして宣能に復讐を諦めてもらおうと画策したりするものの、悉く失敗。
    一方、多情丸側は宗孝の姉・十郎太を手に入れるために宗孝の他の姉たちを拐そうとするのだが…。

    メインは副題の通り、宗孝の姉たちが次々に狙われるシーン。だが多情丸の手下がおマヌケなのか、姉たちが強運なのか失敗続き。
    特に発明家でもある五の姉の話は面白かった。

    逆に宗孝と宣能とのすれ違いは読んでいて辛かったが、宣能がそれだけ宗孝を友人として大切に思っていることも分かってホッとする。
    そして今回は再び距離が少しだけ戻ったようで更にホッとした。
    歳明にはもっと頑張ってもらいたいが。

    初草の君の想い、真白の想い、春若の想い、それぞれが今後どう交錯し上手くいくのか行かないのかも気になるところだが、その前に最後のシーン。
    次回作でこの窮地を救うのは宣能なのか宗孝なのか春若なのか、まさかの歳明なのか宗孝の姉たちの誰かなのか、それとも狗王なのか。
    いろんなパターンを想像しつつ、次回作の刊行を待ちたい。

    ついでに次回作ではまた他の中将たちも出てきて欲しい。

    ※シリーズ作品12作およびスピンオフ作品全てレビュー投稿あり

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    2024年10月26日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「いつもと違う通学路」 瀬川貴次
    「Mさん」 渡辺優
    「七番目の七不思議」 清水朔
    「庵主の耳石」 櫛木理宇
    「旧校舎のキサコさん」 織守きょうや

    ホラーなので理に落ちない。
    救い?は、被害者たちにも非があるところか。

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    2024年10月25日
  • ばけもの好む中将 十二 狙われた姉たち

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    シリーズ第十二弾。

    乳母の仇である凶賊・多情丸への復讐の機会を伺う宜能。
    そんな宜能の復讐計画を思い留まらせたい宗孝は、宜能の関心を再び"怪異探し"に向けさせようと、あれこれ画策するのですが・・・。

    前巻からかなり間があいての待望の12巻目。
    久々ということもあって、巻頭の〈これまでのあらすじ〉が何気にありがたいですね。

    さて、シリーズ初期の頃のような"わちゃわちゃ怪異探訪"な感じからすっかり遠のいてしまい、すれ違いが続く宜能と宗孝。
    怪異が苦手な宗孝が、宜能の為に"ちょうどいい怪異物件"を探したりする、そのいじらしい姿に"宜能!もっと宗孝の思いをわかってあげてよ~"と言いたくなりました。
    (まぁ、宜能なりに宗孝を巻き込みたくないっていうのがあるのでしょうけどね・・)
    一方、十郎太(十の姉上)に執着する多情丸は、宗孝の姉上たちをターゲットにし始めます。
    次々に狙われる姉上たちですが、実行犯の面長&丸顔コンビがお間抜けなのか、姉上たちが強運なのか"姉上拉致計画"は失敗ばかりw。
    (特に五の姉上の〈恐怖の絶叫轟く阿鼻叫喚の物の怪邸〉は、図らずも"賊撃退"効果抜群だったわけですが、色々な事が落ち着いたら是非宜能にもお楽しみいただきたいですね)

    ところが、ラストで思わぬ人物が拉致られてしまい、なんとそこでこの巻が終わってしまいました。
    ちょ・・ここで終わり?めちゃめちゃ心配なんですけど!

    今後の展開が気になって仕方がないので、続きが待ち遠しいです~。

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    2024年09月18日
  • 怪談男爵 籠手川晴行

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    文明開化もしたという時代に、まだ蔓延る不思議話。

    最初の時点は、怪奇もの、でしたがw
    結局というべきなのか、驚くべきことに、なのか
    変な所で繋がっている状態。
    まったく繋がっていなかったのは
    長男つれもどしと屏風の話、だけのようで。

    どれにせよ、何にせよやっぱり人が一番怖いです。
    お金が絡むと特に…。

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    2024年09月17日