瀬川貴次のレビュー一覧

  • 怪談男爵 籠手川晴行 2

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    新聞記者のトラさん、ハルさんの姪である周子、良いメンバーが揃ってきた
    甘味処で集まるのも怖さを和らげてくれてあったかい雰囲気になるのよい
    ハルさんの母がもうめちゃくちゃに強い!(色んな意味で)これは“怪談男爵”とバレては本当に大変そう…

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    2022年12月05日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 1

    購入済み

    体質を活かしての怪奇編集部かなって思っていたけれど、主人公の思惑としては体質は活かしたくなかったんだなって、ちょっと主人公を応援です。

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    2022年11月27日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 1

    購入済み

    主人公は将来編集関係の仕事につきたいんだろうけど、記事内容が内容なのでこれからいろいろトラブルが生じていきそうです。

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    2022年11月24日
  • ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し

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    ワライダケやら天狗やら由緒ある琵琶のに関してつぎからつぎへと話が展開していき飽きさせない。主人公の宗孝の一の姉や二の姉がとうとう出てくるし、常連の八の姉と十一の姉な勿論、破天荒な十の姉もいい場面で登場。宣能(ばけもの好む中将)始め他の3人の中将も存在感を発揮。そうそう、気位の高い女御や腹黒い中将の父、可愛い十歳の初草の姫も忘れちゃいけない。みんな持ち場を守って活躍って感じだね。

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    2022年11月18日
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

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    ばけものが出てきそうで結局は出てこないんだよね。今回は伊勢物語の在原業平と伊勢斎宮恬子内親王のくだりを下敷きにしたお話。上手い具合に軽快な物語を展開したなあ。糞真面目な主人公の宗孝もそれなりに活躍するし、それに上の姉たちが大活躍。個性豊かな姉妹ばかりで面白い。最後の方の牛車レースなかなかいいかも。

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    2022年11月15日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 2

    ネタバレ 無料版購入済み

    一件落着でしたかね

    彰義隊絡みのエピソード、1巻より続いていて、未亡人の霊?が主人公を追いかけてきていましたね。
    上野不忍池でスワンボートを漕いで一応、除霊には成功していました。友人お2人とかはホント、災難でしたね。
    ちょっとコミカルなタッチでお話自体は進んでいますし、気軽に読める作品にはなっているかとは思いますね。

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    2022年11月10日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 1

    ネタバレ 購入済み

    オカルト雑誌の編集部で

    色々な怪異が出てくるようですね。
    主人公、実家は神社で、どうやら本当は霊感が結構強いのを、隠しているようですね。アルバイトで「ムー」っぽいオカルト雑誌の編集部に入り、さっそく心霊写真を見つけたりしています。
    人体自然発火現象って確かに聞きますね。膝から下は焼けずに残っているのに、胴体等はほぼ墨だけになってしまうというような。
    この巻の終盤には彰義隊絡みの話が出てきていて、主人公も何か追いかけられていますので……これも続きが気になる終わり方でしたね。

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    2022年11月10日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    一部にあった、いじめの話はあまり面白くない。
    子供の怖い話ってイジメが多くて嫌な話が多い。
    7番目の七不思議は、ハッピーエンドで良かった。

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    2022年10月31日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    化け物を愛でたくて探し回る貴公子の宣能と生真面目な中流貴族の子息の宗孝の組み合わせがなかなかいい。宗孝に姉が12人もいて今回は3人出てくるが、その存在が物語の展開に上手く生かされている。十の姉が破天荒で凄いよ。宣能の妹の初草の君も特異な能力を持っていて面白い。

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    2022年10月28日
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

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    宗孝の十二の姉たちが戦隊モノのレンジャーに思えてくる。弟のピンチに何かしらで駆けつけ解決してくれる。

    婚姻とか戸籍とかしっかりしてる現代より、平安時代の方がみんな恋愛に奔放だったのかもしれない。
    まだここまできて物の怪に怯える宗孝は純粋すぎやしない?笑
    手蹟に動きや色が見える初草の君が天真爛漫でかわいい。お気に入りキャラ。

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    2022年10月06日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    平安時代の推理小説な感じ。シリーズをゆっくり追ってみよかな。

    イケメンなのに"ばけもの好む中将"といわれる宣能と、12人も姉がいる末っ子長男の宗孝のやりとりがおもしろい。
    わりとなんでも物の怪の仕業だと考えられてる時代に宣能は相当な変わりもの。イケメンなのに…ね、と残念扱いされても何も気にせず飄々としてる。こういうひと今もたまにいるよねって思える。

    たまにこういう時代物小説を読むの好き。漢字の知識にもなるし。

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    2022年09月11日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    櫛木理宇の短編目当てで読んだ。これは語り手が唯一学生じゃないんだけど、母と子の関係や、過去の思い出というところで良いホラー作品でした。あとの方はすべて初めて読みましたが、「七番目の七不思議」と「Mさん」が印象に残った。

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    2022年08月08日
  • 百鬼一歌 菊と怨霊

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    シリーズ第三弾にして完結巻。

    中宮様の遣いで仙洞御所に赴いた時に、後白河法皇に見初められてしまった桂木の君。“秘密”を抱える桂木は困惑しつつも法皇の許へ。
    するとその夜、非業の死をとげた崇徳上皇の祟りと思われる怪事がおこり、法皇を戦慄させます。その後も立て続けに起こる怪異に陽羽と希家は・・。

    この巻で完結との事で、せっかくキャラ等が定着してきたところだったのに、寂しい限りです。
    今回の“崇徳上皇の祟り”は意外な人が仕掛け人だったのですが、それに巻き込まれた桂木がちょいとお気の毒でした。
    そして、寂漣は“何がしたいねん!”的な暴走の挙句、希家をおいて逃げるように旅立ってしまう等、若干のバタバ

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    2022年07月24日
  • 百鬼一歌 都大路の首なし武者

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    シリーズ第二弾。

    ある夜、希家は都大路で馬に乗った“首なし武者”と遭遇してしまいます。
    一方、“女房修行”の為、八条御所に出向(?)してきた陽羽は、西の対に住む、謎めいた姫君と出会って・・。

    前巻のラストで不穏な雰囲気だった、希家の義兄・寂漣の裏の顔が徐々に明らかになってきましたね。
    彼がどうしたいのか、イマイチわからないですが、とりあえず弟の希家を大切に思う気持ちは本当っぽいので、そこは安心してよいのかな。
    そして、この巻でも陽羽は元気いっぱいで、寂漣とタッグを組んで“首なし武者”に立ち向かう等、いい活躍を見せてくれました(お騒がせもしていますが)。
    そして、鎌倉初期の時代が舞台のこのシ

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    2022年07月22日
  • ばけもの好む中将 十一 秋草尽くし

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    シリーズ第十一作。

    みなさんのレビューにある通り、当初の設定から外れてどんどん不穏になっているのが淋しい。
    怪異を探しにウキウキしながら夜な夜な歩き回る中将・宣能と、ビクビクしながらも必死でついて行く右兵衛佐・宗孝の様子が楽しかったのだが、もう見られないのだろうか。

    序盤に『戦慄!闇を漂う怪しい光は果たして亡者の魂か!?』というその手の月刊誌の見出しのような噂話を調べに二人で出かけるも、結局何もなく、それだけでなく宣能を心配する宗孝の思いは宣能自身にシャットアウトされてしまう。

    宣能自身、次第に父・右大臣の冷酷さが似てきたのを自覚していて、弘徽殿の女御を騙す嘘がバレたのを上手く収めようと

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    2022年07月07日
  • 百鬼一歌 月下の死美女

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    瀬川さんの宮中モノ。本書は鎌倉時代初期の京都が舞台となっております。
    歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味がない貴族の希家と、大和国の尼寺で暮らしていたのを、宮中に務める叔母・讃岐の口利きで中宮に仕える事になった女童の陽羽。
    “月下の死美女”をきっかけに出会った二人が、宮中で起こる怪異の謎を追う連作5話の構成です。
    和歌ヲタクの希家は、登場当初はマイペースな変人という印象でしたが、はねっ返りな陽羽と行動を共にするときは割と常識人だったりします。
    二人に共通しているのは、月姫様こと中宮の味方であるという事。
    陽羽が怪異譚を集めているのも、帝の気を中宮に惹きつける目的があったようで・・。
    その中

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    2022年06月12日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    ネタバレ

     現在、活躍中のホラー作家を集めてのアンソロジー。

     あった、あったと思う話も多かったなぁ。

     面白かったです。

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    2022年06月03日
  • ばけもの好む中将 十一 秋草尽くし

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    ばけもの好きな中将が怪異を求めてふらふらとさまよう。そんな呑気なお話だったはずなのに、どんどん不穏な流れになっていく…落としどころをどうするつもりなのか、非常に気になる。みんなが幸せになる結末だと良いのだけれど。

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    2022年05月31日
  • ばけもの好む中将 十一 秋草尽くし

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    シリーズ第十一弾。

    乳母の敵である多情丸への復讐を胸に秘める宜能と、それを心配して思いとどまらせたい宗孝。
    一方、悪霊に悩まされていた弘徽殿の女御は、怪異が専女衆(巫女)の仕業と知って大激怒。その報復を宜能が引き受ける事になって・・。

    ここのところ、ダークな雰囲気の宜能が心配なのですが、この巻でも1話目で復讐を思いとどまらせようとする宗孝と何となくギクシャクしたようになってしまい、二人での怪異捜しもほぼ無くて、それぞれの単独行動が多かった印象です。後半でいい感じにはなるのですが、やっぱり昔のわちゃわちゃ仲良しな宜能と宗孝に戻ってほしいです。
    そんな中、春若の“はた迷惑なほどひたむき(by宜

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    2022年05月17日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    この時代は、物の怪がいると本当に信じられていたから面白い。
    物の怪好きな中将と主人公が一緒に謎解きをしていくおはなし。
    ふしぎな現象には裏があるのですね。

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    2022年05月08日