瀬川貴次のレビュー一覧

  • 百鬼一歌 月下の死美女

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    歌人の家に生まれ、和歌のことにしか興味が持てない貴公子・希家は、武士が台頭してきた動乱の世でもお構いなし。詩作のためなら、と物騒な平安京でも怯まず吟行していた夜、花に囲まれた月下の死美女を発見する。そして連続する不可解な事件ー。御所での変死、都を揺るがすぬえの呪い。怪異譚を探し集める宮仕えの少女・陽羽と出会った希家は、凸凹コンビで幽玄な謎を解く。
    シリーズ1作目。
    なんともすっとぼけた、希家のキャラクターが好きです。

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    2023年09月30日
  • ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

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    ばけもの好む中将のスピンオフ。
    悩まない光源氏な中将が主人公。
    本編では主人公たちが化物騒動に自らつっこんでいくのにその種明かしを自分でしてしまうという推理ものだが、今回は本編主人公に種明かしされたあとやっぱりちゃんと怪異譚だったということを本人だけが酷い目に遭ってわかる(そして本編主人公たちには信じてもらえない)というホラーコメディ。
    光源氏とくらべてこちらの中将は基本的にひとがいい。光源氏と比べると格段に家庭環境にも恵まれお坊ちゃんでポジティブ。
    自分好みに幼女を育てるなんてとんでもない、自分で美しくなった花である女性だからこそ恋愛したいとかなりまっとうな性癖。
    下心あるとはいってもへたく

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    2023年09月17日
  • ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

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    いつものシリーズのスピンオフ作品。
    あやかし大好きの方には全然出てくる気配がなく、嫌ってる方に出てくるというのは世の常な気がします。それにしてもこの作品に出てくる女性群はたくましくて素晴らしい。
    娘を心配して出てくる幽霊とか、通っている男にしたら確かにたまったものではないわな…(笑)

    中将の男性の顔は覚えないとか、少しぬけてるけど情はあるとか、良い人だなぁと思いました。これもシリーズになるのかな?紫式部は成仏しちゃったみたいだけど。続くのであれば、楽しみです。

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    2023年08月18日
  • 怪談男爵 籠手川晴行 2

    購入済み

    淡々といく

    先生の本は何冊も読んでいて好きな本も多いのですが、このシリーズは地の文が淡々としていて、何も引っ掛からず終わったという印象です。
    ここまで綺麗なだけの文章にしなくてもいいのでは?と思います。
    一巻よりも二巻の方がキャラが動いてきた気がしますが、もう買わなくていいかなって感じです。

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    2023年06月17日
  • ばけもの好む中将 十一 秋草尽くし

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    怪異が巫女の仕業だと知った弘徽殿の女御の怒りを収めるため思い切った手に出る宣能。非情に思えることさえも敢えて行う。すべては腹違いの妹・初草のためなのだ。多情丸への報復も忘れてはいない。東宮の真白の君への思いを知った初草は、それを応援すると言い切る。初草の思い人は宗孝だよね。ヘタレのようでいて、ちゃんと頼りになる男だもの。一方、多情丸は十の君へ魔手を伸ばそうとする。なんか怖い怖い。次巻が気になる。

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    2023年03月27日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    ネタバレ

    仁寿殿で発見された大量の鮮血。
    洛外の稲荷神社に深夜現れる三本角の鬼の正体は。
    葵祭の場所取りの集団が出逢った四つ目の物の怪たち。
    歌も楽器も苦手で恋人もなかなか出来ない、右兵衛佐宗孝は、「ばけもの好む中将」と噂の貴公子、左近衛中将宣能に引きづられて奇怪な事件に巻き込まれるが。

    最近、あやかしの本が多い中、ホームズのような宣能の洞察力にワクワクして、不器用な宗孝もワトソンみたいだし、このコンビのこれからに期待。
    平安時代の後宮のドロドロやきな臭い闇で起こる怪異をこれからも二人でひっそりと解決するのかな。
    宗孝の12人の異母姉、今回は5人?しか紹介されなかったけど、それぞれ個性的でニヤニヤして

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    2023年02月06日
  • ばけもの好む中将 十 因果はめぐる

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    多情丸とか狗王とかが強圧的に関わって来て、不穏な雰囲気になってきた。ばけもの好む中将の宣能は妹の初草をなんとか幸せにしようと画策するつもりであるし、乳母を殺した多情丸のことを決して許さない。十郎太こと十の姉君が多情丸と関係があることも分かってきた。先行きが気になる処だ。

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    2023年01月14日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    時代物妖怪もの好きなので期待しすぎた。妖怪の裏に結局人間の業がある っていうのはいいんだけど、その業があんまりウェットに見えないからかな?

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    2023年01月04日
  • 暗夜鬼譚 春宵白梅花

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    新規開拓作家として手に取る。
    序章的な感じ。今後の展開に期待。馬頭鬼のあおえが良い感じ。
    作中、宴の松原が出て来て伊藤遊著「えんの松原」を思い出した。面白かった記憶がある。
    読み返す前に最新刊を調べたがしばらく著書はないようだ。
    それでも猛烈に読みたくなったので、未読だった「鬼の橋」を買ってきた。

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    2022年12月27日
  • 怪談男爵 籠手川晴行 2

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    新聞記者のトラさん、ハルさんの姪である周子、良いメンバーが揃ってきた
    甘味処で集まるのも怖さを和らげてくれてあったかい雰囲気になるのよい
    ハルさんの母がもうめちゃくちゃに強い!(色んな意味で)これは“怪談男爵”とバレては本当に大変そう…

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    2022年12月05日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 1

    購入済み

    体質を活かしての怪奇編集部かなって思っていたけれど、主人公の思惑としては体質は活かしたくなかったんだなって、ちょっと主人公を応援です。

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    2022年11月27日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 1

    購入済み

    主人公は将来編集関係の仕事につきたいんだろうけど、記事内容が内容なのでこれからいろいろトラブルが生じていきそうです。

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    2022年11月24日
  • ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し

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    ワライダケやら天狗やら由緒ある琵琶のに関してつぎからつぎへと話が展開していき飽きさせない。主人公の宗孝の一の姉や二の姉がとうとう出てくるし、常連の八の姉と十一の姉な勿論、破天荒な十の姉もいい場面で登場。宣能(ばけもの好む中将)始め他の3人の中将も存在感を発揮。そうそう、気位の高い女御や腹黒い中将の父、可愛い十歳の初草の姫も忘れちゃいけない。みんな持ち場を守って活躍って感じだね。

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    2022年11月18日
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

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    ばけものが出てきそうで結局は出てこないんだよね。今回は伊勢物語の在原業平と伊勢斎宮恬子内親王のくだりを下敷きにしたお話。上手い具合に軽快な物語を展開したなあ。糞真面目な主人公の宗孝もそれなりに活躍するし、それに上の姉たちが大活躍。個性豊かな姉妹ばかりで面白い。最後の方の牛車レースなかなかいいかも。

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    2022年11月15日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 2

    ネタバレ 無料版購入済み

    一件落着でしたかね

    彰義隊絡みのエピソード、1巻より続いていて、未亡人の霊?が主人公を追いかけてきていましたね。
    上野不忍池でスワンボートを漕いで一応、除霊には成功していました。友人お2人とかはホント、災難でしたね。
    ちょっとコミカルなタッチでお話自体は進んでいますし、気軽に読める作品にはなっているかとは思いますね。

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    2022年11月10日
  • 怪奇編集部『トワイライト』 1

    ネタバレ 購入済み

    オカルト雑誌の編集部で

    色々な怪異が出てくるようですね。
    主人公、実家は神社で、どうやら本当は霊感が結構強いのを、隠しているようですね。アルバイトで「ムー」っぽいオカルト雑誌の編集部に入り、さっそく心霊写真を見つけたりしています。
    人体自然発火現象って確かに聞きますね。膝から下は焼けずに残っているのに、胴体等はほぼ墨だけになってしまうというような。
    この巻の終盤には彰義隊絡みの話が出てきていて、主人公も何か追いかけられていますので……これも続きが気になる終わり方でしたね。

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    2022年11月10日
  • 短編アンソロジー 学校の怪談

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    一部にあった、いじめの話はあまり面白くない。
    子供の怖い話ってイジメが多くて嫌な話が多い。
    7番目の七不思議は、ハッピーエンドで良かった。

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    2022年10月31日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    化け物を愛でたくて探し回る貴公子の宣能と生真面目な中流貴族の子息の宗孝の組み合わせがなかなかいい。宗孝に姉が12人もいて今回は3人出てくるが、その存在が物語の展開に上手く生かされている。十の姉が破天荒で凄いよ。宣能の妹の初草の君も特異な能力を持っていて面白い。

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    2022年10月28日
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

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    宗孝の十二の姉たちが戦隊モノのレンジャーに思えてくる。弟のピンチに何かしらで駆けつけ解決してくれる。

    婚姻とか戸籍とかしっかりしてる現代より、平安時代の方がみんな恋愛に奔放だったのかもしれない。
    まだここまできて物の怪に怯える宗孝は純粋すぎやしない?笑
    手蹟に動きや色が見える初草の君が天真爛漫でかわいい。お気に入りキャラ。

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    2022年10月06日
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

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    平安時代の推理小説な感じ。シリーズをゆっくり追ってみよかな。

    イケメンなのに"ばけもの好む中将"といわれる宣能と、12人も姉がいる末っ子長男の宗孝のやりとりがおもしろい。
    わりとなんでも物の怪の仕業だと考えられてる時代に宣能は相当な変わりもの。イケメンなのに…ね、と残念扱いされても何も気にせず飄々としてる。こういうひと今もたまにいるよねって思える。

    たまにこういう時代物小説を読むの好き。漢字の知識にもなるし。

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    2022年09月11日