瀬川貴次のレビュー一覧
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闇に歌えばシリーズ第2巻を読破。
和宏の田舎に行って、そこでヤミブンと再会してしまう誠志郎。
きっとその赤い糸はワイヤーロープ並みの頑丈さに違いない(笑)
がんじがらめになって抜け出せないくらいに、ね。
佳代ちゃんのことがあって、怪異を見過ごせなくなっていく誠志郎。
いろいろと言い訳を考えつつ、それでも周りの声に応えようとするツンデレ具合がたまりません(*´Д`)ハアハア
おかしいな。
ツンデレ萌え属性はなかったはずなのに(苦笑)
誠志郎だからかな?
さすが、魔性のう(ry
それにしても、この巻は誤植が多いなあ……。
有田氏の名前から始まり、鈍粋とか。
もしかしてスーパ -
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コバルト文庫版の「闇に歌えば」を読破。
ちなみにスーパーファンタジー文庫版も持っています。
コバルト文庫では先に刊行されていた「聖霊狩り」では、やや成長した誠志郎。
ですが、こちらはヤミブンメンバーに加入する前ですので、若干ツンデ(ry
じゃなくて(笑)
若干斜に構えててかわいいことかわいいこと。
天涯孤独のテンプレみたいな主人公。
スーパーファンタジー文庫はコバルト文庫とは少し雰囲気が違いますよね。
男の子主人公だし、恋愛要素皆無だし。
第1巻ではガールフレンドがいた誠志郎ですが、あることで彼女を失うことになって。
天涯孤独という身の上のせいで、人との距離を縮めることがで -
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ばけもの好む中将こと左近衛中将宣能と付き合うようになった、12人の異母姉を
持つ、右兵衛佐宗孝の物語。
今回は、九の姉の頼み寺や神社に任国に下って数年連絡が途絶えている、夫の
ことで、拝みに行くのを付き合わされることになった宗孝が怪異のような
出来ごとに巻き込まれていく。
九の姉の夫が任国(任国)に下るということで、任国とは何かわからず、
調べたら、命ぜられて赴任する国ということで、京の都以外のどこかであって、
夫が単身赴任しているということで、そのことがきっかけでいろいろと物語が進む。
九の姉の結婚した経緯や過去の出来ごとが関係して宮中で騒動が起きる!? -
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新年ですね。
あけましておめでとうございます。
今年も自分のペースでのんびり本を読んでいきたいと思っています。
という訳で今年一冊目は去年から読んでいた中将の4巻目からスタートです。
去年中に読み終われるかなーとか思って読み出したんですけど流石に年末、予想外に忙しすぎて読み終えられなかった……という訳で年は跨いでしまったけどまぁいいんです。
月が変わっただけだし。
さて、今回は「化け物」というよりも寺に纏わる有難い奇跡、と言った感じのストーリーでしたね。
どっかで聞いたことあるサブタイトルだなぁと思いながら読み進めてたんですけど、踊るというよりはドタバタ劇って感じでした。
相変わらずピ -
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今回の話はあれでしたね、きちんと章ごとに繋がりがしっかりあって「おーここでこれが繋がるのかー!」なんて楽しみもありながら読めました。
天狗もしっかりがっつり話に絡んでくれましたし!
いや決して前回の話で「牛鬼とかほぼいなかったじゃん」を引きずってる訳ではないんですけど。ないんですけどね。
今回の全ての始まりは茸から。
食用にできる茸なんてほぼないとは知っているけど、この当時はガイドブックとかもないし見極めるのは大変だったろうなぁとしみじみ。
しかしこれ、「毒茸」で全部通してるけど効能効果を考えるにどちらかというとマジックマッシュルームとかその辺が近いのでは……と読みながらずっと考えてしまっ -
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シリーズ最新作。
前作でとんでもない展開になってしまって先が気になっていたので、早く出していただいてありがたい。
宣能の父・右大臣の闇の仕事を請け負っている多情丸が、先代の孫・十郎太(宗孝の姉)に執着していることから始まった、宗孝の姉たちの危機。
底に巻き込まれてしまった初草の姫を救うために、宣能と宗孝が夜の都を駆ける…。
という、シリアスな設定なのだがそこはこのシリーズ、シリアスだけには収まらない。
初草の姫の窮地のきっかけとなり責任感を感じている十二の姉(真白の君)、初草の姫に会いに右大臣家にお忍びで来た春若君(東宮)とお付きの小桜丸も初草姫を探すことになり、ワチャワチャしてくる。
そ -
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シリーズ第十三弾。
宗孝の実家(権大納言邸)に「十二の君は預かった」との投げ文が放り込まれます。
急遽、真白(十二の姉上)の実家に向かったところ、真白は無事でしたが、彼女と間違われて宣能の妹・初草の君が多情丸の手下に連れ去られたことが発覚して・・。
“えーっここで終わり?!”という、まさに“鬼切り”状態だった前巻からの怒涛の流れで、本巻では一気に事が動いていきます。
宜能は、ただでさえ乳母の仇ということで多情丸への復讐心を募らせていたのに、ここに来て最愛の妹・初草を(間違いだったとはいえ)拉致られて、もう激オコ中将さまでございます。
そして、宗孝も宜能に塩対応されながらも、必死に食らいつ -
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ばけもの好む中将こと、左近衛中将宣能に怪異めぐりに付き合わされる、
主人公の右兵衛佐宗孝の物語、第5巻。
宣能は、怪異めぐりに行くことがなくなり、案じていた宗孝は、
宣能のために、姉に怪異を聞き、怪異めぐりの下見をし、宜芳を誘う。
その一方、東宮が恋をし、それに巻き込まれていく。
宣能に対する、怪異は苦手(平安時代の人の大半が苦手)の中で、宗孝は、
無理をしてでも、宣能のために行動している姿が、出世のためか、
友達としてなのか、それとも・・・、その一方の東宮はなぜ、好きになった
相手に身分を明かそうとしないのかが、どこかのファンタジーの恋愛的
要素をていしていて、6巻以降に新たな展開がある