あらすじ
凶賊・多情丸のもとから無事初草を奪還し、再び怪異探しの日々へ。宗孝の姉・小宰相と宣能が、「幽霊と人間、どちらが怖いか」を巡って口論になったことから、持ち寄った怪奇譚の怖さを競い合う「怪談合わせ」(怪談対決)を開催。大はしゃぎする宣能にしぶしぶ付き合いながらも、心のどこかでほっとする宗孝だった。そして迎えた新嘗祭。美しく着飾った若き舞姫たちの参内で、春若と真白の秘めたる恋に、思わぬ試練が――。平安冒険譚、シリーズ最終章目前!
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ばけもの好む中将復活!
とはいえ、やっぱり、「ほんもの」の怪異にはなかなか出会うことができないようで。
怪談あわせでの、ムキになる中将様もなかなか素敵だった♪
東宮春若も、けなげで一生懸命で可愛らしい。
美しく着飾った若き舞姫たち。
それぞれに性格も違って、いろいろとあるようで。
自業自得の方もいらっしゃるようだけど、幼さゆえとも思えば、ちょっとお気の毒なような。
しかし、最後に衝撃の展開が!
うわー、いちばんやばいところに、、、
どうなるんだ、あれ?!
早く続きを!
(でも、「最終章目前」というのが、、、うぅぅ)
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宣能と宗孝がまた仲良く出かけるようになって嬉しい
初草の悪夢は前巻の事を引きずっている感じがしたものの、それも解決し、ほぼほぼのんびりと怪異にまつわる色々を楽しんでいる(?)ふたりがほほえましい
なのに最後!春若よ、我慢が足りない…女御恐ろしすぎる…
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テンポのいい作品だと思う。
どんなに読む気が起きない日でも、読み始めたらいつの間にかその世界に引きずりこまれ、気がついたら20ページくらい読み進めている。不思議な作品だ。
今回は問題がひと段落した後の閑話休題のような作品だった。本来はホラー作家という作者の、本領発揮とも言えるおどろおどろしい表現も入り、ホラーが大の苦手な私は心の底から読んだことを後悔したほどだった。
しかし、最後は明るく、心地よく終わった。次作への布石も加わり、今後の展開を期待せずにはいられない。心地よく読ませてもらった。次作も楽しみだ。
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前巻で大きな山場が一段落して、ほのぼのとこのまま上手く行ってくれ…なかった。途中までは怪異を求めるいつもののんびりした流れで来ており、初草も良い感じだと思っていたのに最後の最後で俄かに不穏ー!子供だから仕方ないのかもしれないけど、それにしたって春若君、迂闊が過ぎる。また一波乱ありそうなまま、続きを待ちます。
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『では、行こう。新たな怪異を求めて!』
「ばけもの好む中将」宣能が戻ってきた。
やはり彼はこうでなくては。
ここ数作はすっかり彼の気持ちが沈んでしまって、あれほど大好きな怪異に目を向けることすらなかった彼を、宗孝同様痛々しく見守っていただけにホッとした。
「夢の通い路」
初草が夢の中だと大胆な行動に出るのが可愛らしい。
「怪しい家」
勝手に間取りや位置が動く家に向かった二人。
今回も怪異ではないか…とがっかりしかけたのだが、絡繰り好きの五の姉君夫婦にとっては興味津々なのが面白い。
「怪談合わせ」
小宰相の君こと十一の姉君と宣能とで始まった、どちらの怪談が怖いかという競い合い。
二人の言いあいがヒートアップするのが楽しく、実は喧嘩するほど仲が…という関係に発展するのかもと妄想する。
「五節の舞姫」
桐壺の更衣こと、八の姉君がかつて主上に見初められた『新嘗祭』での舞姫の儀式が始まる。
ところが舞姫たちに次々と不思議なことが起こり、宣能はまたまた狂喜する。
一方で、春若(東宮)と真白の君こと十二の姉君との間にまたまた暗雲が…。
初草-宗孝パターンの方は親展なし。
だが宗孝は彼が思うよりもその誠実さ正直さが初対面の姫たちにも伝わっているようで、これから彼のモテキが来るかも知れない。
プレイボーイ雅平に一途な有光も相変わらずだし、人格者の繁成と春若の目線だけの会話も面白かった。
次回どんな展開と怪異が待っているのか、楽しみになってきた。
Posted by ブクログ
前作で中将と宿敵との対決に決着が付き、ほのぼの路線になるかなと思いきや、最後に火種が投じられた。そうか、こっちの問題もあったか…という。まだまだシリーズから目が離せそうにない。