松浦寿輝のレビュー一覧

  • BB/PP

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    「BB / PP」(松浦寿輝)を読んだ。

    短篇集。

    表題作の「BB / PP」はかなりグロテスクで、それは私に映画「エクス・マキナ」(監督 : アレックス・ガーランド)を思い出させる。

    それ以外はどれもモノクロームの写真を眺めているような静けさを纏い、あるいは色褪せた古い写真を眺めているようなもの悲しさを纏い、読んでいる途中にふと意識が何処か別のところ(かつて自分が通り抜けてきた分かれ道であったり、わずかの間住んだ外国の路地裏であったり)へさまよう。

    それほど陰鬱なストーリーではないので眉間に皺は寄らない。(表題作は別!)

    なかでも「四人目の男」はけっこうスリリングで良いね。

    最後

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    2023年10月23日
  • 香港陥落

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    香港、戦前、日本人中国人イギリス人、3人な男の話。
    中国に取り込まれ前に行けて良かった。  
    確かに仕事で何回も行ったが、石垣との旅が思い出された。

    日本人とイギリス女のその後など、日本人のその後がないのは致命的な欠陥、と思い直し 四つ星から下げた

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    2023年06月05日
  • 掌篇歳時記 秋冬

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    12人の作家による秋冬の歳時記にあわせた短編集。はじめましての作家も数人。好みはそれぞれあるけれど、こんな編集でなければ出会わなかったと思う。
    春夏編が先だったと知る。

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    2022年03月06日
  • わたしが行ったさびしい町

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    講演会で江國香織さんがオススメしていた旅エッセイ。旅エッセイというと旅行先で起きた事件を面白おかしく綴っているものが多いイメージだけどこれは旅行先で筆者が味わったひたすら寂しい気持ちが綴ってある。読んでると「何やってるんだ…」ってなんかいたたまれない気持ちになる。読んでて台湾に行く時に飛行機のエンジントラブルで乗る予定だった便が欠航になった時を思い出した。言われてみれば旅行での楽しい記憶よりそういう寂しい気持ちになった時の記憶のほうが明確に残ってる。他人の寂しい気持ち知る機会なんてあんまりないからそういう意味では新鮮な作品、でも知らない土地の知らない人の寂しい話だからちょっと読み辛さはあった。

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    2021年12月31日
  • 男性作家が選ぶ太宰治

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    趣味を人に合わせてコミュニケーションの手段にしてしまう、ご飯の為に適当に合わせる…つまり〇〇を見れば〇〇は興味を持てない人生を上手く生きるためのものかもしれません
    自分の個性について考えさせられる作品でした。人が冷たくなるってこんな感じなんだと思いマス。

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    2021年11月21日
  • 掌篇歳時記 秋冬

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    ショートパンツを穿いてサンダル履き、シャーツの前をはだけて、腹を丸出しにして、裾を風にはためかせている奴の姿を見ると、破滅の予感が沸いてくる。Tシャーツに印刷された絵や文字は、どうにも珍妙で道理に反している。自分の内在している思想や感情を表現しているように見えてしまうことが卑怯すぎる。見えてしまうことによって、人は破滅に向かう。Tシャーツ1枚で偉そうに思想を語った気になる。自分の弱いモチーフを服によって増幅させる。これは刺青をちらつかせて人を威圧するのと変わらない。相応の覚悟もないまま雰囲気だけまとって、さも中身があるかのように取り繕う人間には破滅の道があるだけ。破滅が恐ろしくてTシャーツが着

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    2020年01月18日
  • 松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙

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    今回は俳句。
    松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶
    芭蕉の奥の細道の句を初めて全部読みました。
    小林一茶の句がわかりやすく面白い
    露の世は露の世ながらさりながら

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    2017年11月22日
  • BB/PP

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    途中まで。
    なんというか、難しいというか理屈ぽいというか……。
    「手摺りを伝って」が何気におもしろかった。過去の出来事の想起を夢の中で行うっていうのは、SFちっくだけど、脳科学の視点からすれば割とよくある話で。ただ、作中にもあったけど、都合のいいように出来事が曲げられてることもあるんだよね。

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    2017年07月08日
  • あやめ 鰈 ひかがみ

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    暗くて抜け出せなくてどこかへ行きたいのに堂々巡り。
    でもそれが生きるってこと?
    妙にリアルでした。

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    2017年03月10日