高畠純のレビュー一覧

  • ペンギンたんけんたい さばくのかいぶつ

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    スフィンクスをくすぐるだけで起こしたけど、すぐ寝てしまったので、もっと起きていてほしかったなと思った。

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    2025年11月07日
  • ペンギンたんけんたい みなみのしま

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    ワニとライオンとニシキヘビが「きけん」と「みどころ」がぎゃくだなと言っていたけど、本当に色も違うし、みどころの方がずっとあぶないので本当に真逆だなと思った。

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    2025年10月16日
  • ペンギンたんけんたい あやしいゆうれいせん

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    ペンギンたんけんたいのペンギンが、とってもかわいいねと思った。くちばしを大きく開いているところがかわいい。

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    2025年10月06日
  • 白狐魔記1 源平の風

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    漢字
    フリガナ
    文字の大きさ 小
    長さ 長い(221ページ)
    出版年 1996年
    内容 仙人の元で人に化身する術を身につけたきつねが、源義経や佐藤忠信と関わりをもち、人の生き方に触れていく。
    感想 徹底した「きつね目線」で、特に、食べるためではないのに人を殺す武士の人の生き方を、不可解に思ったり、批判したり、部分的に理解し始めたりするところが面白い。「武士は最低の部類の人間」と最初は考えるが、義経や忠信の人間的魅力に触れて、だんだんとわからなくなっていくきつね。善悪や正邪をはっきり決めず(決められず)考え続ける姿は、読者にも様々なことを思わせる。歴史が好きなら子どもでも読めるし、大人の読書にも

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    2025年09月13日
  • ペンギンたんけんたい みなみのしま

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    「あっ!9ばんめのペンギンがころんだぞ!」と、川から上がったライオンが「ブルルン」とからだをふるわせるところと、火山が爆発して「ドッカーン」というところがお気に入り。音のひびきや読者に問いかけてくる文章がおもしろく、読み聞かせているおとなも楽しめる絵本です。

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    2025年06月26日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    ペンギンとキリンの手紙のやり取りがとても素敵です。
    お互いの姿かたちを知らないので手紙で説明し、質問のやり取りをします。

    私の特にお気に入りは、キリンから体の色を聞かれたペンギンの返信です。
    「色のことですが、色というのはふしぎなものです。
    ぼくのすむクジラ岬やふるさとのペンギン島のまわりは海です。ひるまは青です(はれていれば)。でも朝や夕方はちがいます。夜もちがいます。
     だけど、どんな色をしているときでも、バケツですくうと色が消えます。ふしきです。
     だけどもしかすると、ふしぎなのは色じゃなく海のほうなのかもしれません。
     いや、ひょっとするとバケツがふしぎなのかもしれません。
     ところ

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    2025年06月18日
  • 金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと

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    "鈴と、小鳥と、それから私、
    みんなちがって、みんないい"

    “The bell, the little bird, and I:
    we’re all different, and we’re all good.”

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    2025年06月13日
  • ぼくは気の小さいサメ次郎といいます

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    サメってちょっと、見た目がこわいよね。でも、サメ次郎は、じつは気が小さくて、とってもやさしいんだ。

    自分のことが分かってもらえないのは、かなしい。でも、分かってくれる人はかならずいる。サメ次郎にとっては、それがカメ次郎で、それからクジラ海のみんなだ。

    このシリーズは、どの本を読んでも、「ああ、いいお話だったなあ」って、幸せな気持ちになる。サメ次郎に友達ができてうれしい。

    それから、なんといってもザラシーとアザラシ配達員のかたいきずな。ザラシーがアザラシ配達員に向けて書く手紙には、あのクジラ岬オリンピックの出来事も書かれていて、なつかしさと感動がよみがえってきて、ほろり。

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    2025年06月08日
  • ペンギンたんけんたい

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    看板に書いてあった、ライオンとへびとわにに危険と書いてあって面白かった。危険な恐竜のところが見どころって書いてあって面白かった。

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    2025年06月07日
  • オットッ島のせいちゃん、げんきですか?

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    クジラのくーぼーから、オットセイのせいちゃんへの手紙を届けるのは、アザラシのザラシー。

    今作は、見習い配達員になったザラシーの成長をえがいているよ。『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』を読んだ人なら知っている、あのザラシーだよ! ほら、クジラ岬オリンピックでダントツびりだったところをアザラシ配達員に助けられた、あのザラシー。

    このシリーズは他の巻とのつながりがあるから、読めば読むほど面白さが増すし、感動も深くなるし、何より一人一人の登場人物のことがどんどん好きになるんだよなあ。

    みんなが好きなのはだれかな? この本を読めばきっとザラシーになるかもね。先生は、ザラシーを見守っているア

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    2025年06月02日
  • あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

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    さあ、この本でも、クジラ海のゆかいななかまたちがかつやくするよ! ものづくりが大好きなカメ次郎はお店をオープンするし、クジラ海郵便局ではお手紙教室が開かれます(なんと先生はアフリカにすむキリン!)。この2つの出来事が楽しくえがかれていくよ。

    カメ次郎は、ひどいことをしてきたガメ太郎の気持ちを理解してあげるんだ。

    「ひょっとして、あんさんも、ものを作ることがお好きで?」カメ次郎がききました。
    「はい! 好きです! 大好きです! うまくないけど•••」108P

    キリンさんは、ペンギンさんとの文通を振り返って、あのときのうれしさを語る。

    「でも、想像ってすごいです。心の中ではどこにだっていけ

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    2025年06月02日
  • ブービーとはじめてのプレゼント

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    「いませんかーいませんかーよつばのクローバーいませんかー」を覚えて私の代わりに呼んでくれた。可愛い。

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    2025年05月16日
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます

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    「おいらは1匹ラッコです。でもたまにはおきゃくさんがきてもいいかなとおもってるんだ。」

    自分のことを「いっぴきラッコ」とよぶつよがりなプカプカのもとに、ある日「いっぴきウミガメ」のカメじろうがやってくる。このカメじろうがちょっとあやしい。

    「いったいなにものなんだろう」「なにをかくしているんだろう」と、ぎもんをもちながら読んだ。そのこたえは、とってもすてきだった!

    ふたりがともだちになる様子を見ていると心がぽかぽかしてくるよ。それにしても、日記に自分のことを書いてくれるって、すごくうれしいよなあ。

    このシリーズは、手紙や日記がすばらしい。

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    2025年05月16日
  • 金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと

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    子どもの国語の教科書に載っていて、音読をしていた掲題の詩が好きで気になっていた金子みすゞさん。よく色々なところで使われていて有名ですよね。
    他にも有名な「こだまでしょうか」も載っているこの詩集。みずみずしい読後感でした。
    好きな詩(童謡)をメモしたりして。他の詩集も目をつけているものがあるので読んでみます。きらきら。

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    2025年04月15日
  • カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ

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    カメくんとイモリくんは、お隣同士のなかよしさんでした。しかしある日、大雨が降ってイモリくんの家が、二人が住む川岸から遠く離れたヒキガエル池まで流されてしまい、引っ越しを余儀なくされてしまいました。
    「イモリくんは、池のくらしに、なれたかな。」
    一年経った夏の日、カメくんとイモリくんは再会しました。



    ルビは振ってあるものの、思ったより文字が小さくてボリュームのある話だなと最初に思いました。
    読み始めると、全く気にならないくらい、可愛くて優しいお話で、読みながらほっこりしました。
    ある程度二人の関係に慣れて愛着が湧いてきた頃に、家が流された時のお話が挟まれ、その構成の良さに、なるほどこれはい

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    2025年02月19日
  • 金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと

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    幼少のころ、金子みすずが大好きだったので大人になって改めて読んでみました。
    子どもの頃は自分にとって大きな存在だった身の回りの様々なことが、大人になるとあまりにも当たり前のものになってしまっていると感じました。
    日常のあらゆるものがなんだか愛おしいな、大切に生きたいなと思いました。

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    2025年02月11日
  • カメくんとイモリくん 雪だより花だより

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    カメくんとイモリくんは突然の大雨でヒキガエル池に引っ越して冬が来て春になろうとするころに遊びに行く話です。さわの動物たちの冬の様子も楽しいです。最後の演奏会もとっても大盛り上がりになりました。カメくんとイモリくんが実のなるきのたねをまいたところで、ユスラウメの木が、どの実のなる木よりも早く、うすもも色の花を咲かせました。
    いっしょに実を食べたい絶対その方がおいしいと思うんだとイモリくんからの手紙で終わりました。
    ユスラウメは私の住んでいた家にあった木でなつかしく私の誕生日の頃になっていたから忘れられないです。作者のいけだけいさんの滋賀県にもきっと庭にユスラウメがあったのでしょうね。

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    2025年01月24日
  • サバンナのいちにち

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    なんで、しまうまがぜんいんおんなじきもちになるのかがふしぎだった。

    ぞうのこどもがかわいかった。あめやひざしをよけたりするだけじゃなくて、きけんなときも、おとうさんやおかあさんのおなかのしたにかくれるよ。

    ひとつひとつのおはなしがぜんぶおもしろかった。


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    夜明け、朝、お昼まえ、お昼、昼さがり、お昼と夕方のあいだころ、夕方、そして夜。サバンナの一日を、いろいろな動物たちの視点から描いた作品。サバンナに生きている動物たちの愉快な暮らしぶりがぷかぷかと心に浮かんできて、遠いサバンナにいる動物たちが知り合いになったかのような心もちになった。

    シマウマの群れをびっくりさせようといたずら

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    2025年01月03日
  • 金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと

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    わたしと小鳥とすずと、は義務教育を修了した日本人ならば恐らく誰しも知っている詩の一つではないだろうか。
    その作者、金子みすゞの童謡集。
    動植物の視点でものを捉えた作品が多く、その感性に惚れ惚れした。とくに、「つもった雪」が気に入った。
    生命があるものだけでなく、地面に降り積もる雪にまで思いを馳せられるのかと感服。

    才能に恵まれたみすゞが、26歳という若さで自ら命を絶ったことは悔やまれるが、彼女のやさしくも核心をつく詩がこうして後世に残ったことに感謝する。

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    2024年12月02日
  • 白狐魔記5 天草の霧

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    ネタバレ

    白狐魔丸が仙人様に弟子入りをするところから始まったこのシリーズ。本巻ではとうとう白狐魔丸に弟子ができて、なんだか感慨深い気持ち。
    最初は面倒臭そうにあしらっていた煙之丞のことも、なんだかんだ最後まで気にかけていたのが真面目な白狐魔丸らしい。

    これまで常に飄々と余裕な姿しか見せていなかった雅姫が、板倉重昌の優しい嘘により自分のいないところで殿に死なれてしまい、激しく動揺するシーンが印象的だった。

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    2024年11月10日