あらすじ
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2001年に刊行されたシリーズ1冊目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』は、たいくつなキリンが書いた手紙により「地平線の向こう」に新しい友だちができるお話。その後「地平線の向こう」のクジラ海に舞台を移し、さまざまな手紙をきっかけに広がっていく友だちの輪を描くユニークなシリーズとなり今作は6巻目。旅から帰ったカメ次郎、集めた貝ガラや石を使って、貝の笛から看板まで何でも作るのが得意なので、「カメ次郎商店」を開くことにしました。前作でクジラ海にできた郵便局に頼んでチラシを配ってもらったのですが、何日たっても、一人もお客さんがきません。調べてみると、にせの「カメ次郎商店」が賑わっているではありませんか! どういうこと? 郵便局のオープン記念イベントも重なり、クジラ海は大賑わい。にせカメ次郎の正体は? 新しく登場のカメ次郎のおっかさんや妹のかめよも個性的です。手紙で伝わることは、きっと書いてあること以上のものなのでしょう。
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Posted by ブクログ
さあ、この本でも、クジラ海のゆかいななかまたちがかつやくするよ! ものづくりが大好きなカメ次郎はお店をオープンするし、クジラ海郵便局ではお手紙教室が開かれます(なんと先生はアフリカにすむキリン!)。この2つの出来事が楽しくえがかれていくよ。
カメ次郎は、ひどいことをしてきたガメ太郎の気持ちを理解してあげるんだ。
「ひょっとして、あんさんも、ものを作ることがお好きで?」カメ次郎がききました。
「はい! 好きです! 大好きです! うまくないけど•••」108P
キリンさんは、ペンギンさんとの文通を振り返って、あのときのうれしさを語る。
「でも、想像ってすごいです。心の中ではどこにだっていけるしだれとだって会える。手紙はぼくの世界を広げてくれて、ほしかったとびっきりの友だちが、できたんです。」97P
なんてあったかい物語なんだろう。
このシリーズはどれも笑みがこぼれる楽しいお話だけど、どこかでかならず心がじーんと響いて、温もりが広がっていくような気持ちになるんだ。
Posted by ブクログ
本作の主人公はカメ次郎。母カメも妹のカメよも登場します。
クジラ海の仲間たちが登場して賑やかな1冊。
読んでて楽しくって楽しくって。
最近は「手紙」を出す習慣どころか「年賀状」の習慣すら廃れつつありますよね。
待つ楽しみ♪想像する楽しみ♪封筒や便箋を選ぶところからその楽しみは始まっている。
そんな手紙の醍醐味を思い出させてくれる作品でもありました。
このシリーズ、ドイツ語にも翻訳・出版されているようです。
国を越えて楽しみを共有できるって素敵。
シリーズ読破を目指してます。
Posted by ブクログ
ツボを貝殻でつくって売っているカメ次郎がチラシを、アザラシ配達員に頼んで海のみんなに配った。
だけど、なぜか三日たってもお客は来なかったので、なんでだろうと思った。
実は、他のインチキで同じようなカメのお店があった。そのインチキなお店でみんな買い物をしていたけど、全部使えなものばかりで「この笛音が出ない!」といったクレームが来た。でも、そのインチキ屋のカメは「お客さんの吹き方がわるいんだろ」と答えたりする意地悪で、僕はそんなタイプが嫌いだと思った。
最後にはそのインチキなお店はつぶれて、正直なカメ次郎さんのお店が大繁盛したので良かったと思った。