岩佐めぐみの作品一覧
「岩佐めぐみ」の「あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします」「おいらはコンブ林にすむプカプカといいます」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「岩佐めぐみ」の「あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします」「おいらはコンブ林にすむプカプカといいます」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ペンギンとキリンの手紙のやり取りがとても素敵です。
お互いの姿かたちを知らないので手紙で説明し、質問のやり取りをします。
私の特にお気に入りは、キリンから体の色を聞かれたペンギンの返信です。
「色のことですが、色というのはふしぎなものです。
ぼくのすむクジラ岬やふるさとのペンギン島のまわりは海です。ひるまは青です(はれていれば)。でも朝や夕方はちがいます。夜もちがいます。
だけど、どんな色をしているときでも、バケツですくうと色が消えます。ふしきです。
だけどもしかすると、ふしぎなのは色じゃなく海のほうなのかもしれません。
いや、ひょっとするとバケツがふしぎなのかもしれません。
ところ
Posted by ブクログ
サメってちょっと、見た目がこわいよね。でも、サメ次郎は、じつは気が小さくて、とってもやさしいんだ。
自分のことが分かってもらえないのは、かなしい。でも、分かってくれる人はかならずいる。サメ次郎にとっては、それがカメ次郎で、それからクジラ海のみんなだ。
このシリーズは、どの本を読んでも、「ああ、いいお話だったなあ」って、幸せな気持ちになる。サメ次郎に友達ができてうれしい。
それから、なんといってもザラシーとアザラシ配達員のかたいきずな。ザラシーがアザラシ配達員に向けて書く手紙には、あのクジラ岬オリンピックの出来事も書かれていて、なつかしさと感動がよみがえってきて、ほろり。
Posted by ブクログ
クジラのくーぼーから、オットセイのせいちゃんへの手紙を届けるのは、アザラシのザラシー。
今作は、見習い配達員になったザラシーの成長をえがいているよ。『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』を読んだ人なら知っている、あのザラシーだよ! ほら、クジラ岬オリンピックでダントツびりだったところをアザラシ配達員に助けられた、あのザラシー。
このシリーズは他の巻とのつながりがあるから、読めば読むほど面白さが増すし、感動も深くなるし、何より一人一人の登場人物のことがどんどん好きになるんだよなあ。
みんなが好きなのはだれかな? この本を読めばきっとザラシーになるかもね。先生は、ザラシーを見守っているア
Posted by ブクログ
さあ、この本でも、クジラ海のゆかいななかまたちがかつやくするよ! ものづくりが大好きなカメ次郎はお店をオープンするし、クジラ海郵便局ではお手紙教室が開かれます(なんと先生はアフリカにすむキリン!)。この2つの出来事が楽しくえがかれていくよ。
カメ次郎は、ひどいことをしてきたガメ太郎の気持ちを理解してあげるんだ。
「ひょっとして、あんさんも、ものを作ることがお好きで?」カメ次郎がききました。
「はい! 好きです! 大好きです! うまくないけど•••」108P
キリンさんは、ペンギンさんとの文通を振り返って、あのときのうれしさを語る。
「でも、想像ってすごいです。心の中ではどこにだっていけ
Posted by ブクログ
「おいらは1匹ラッコです。でもたまにはおきゃくさんがきてもいいかなとおもってるんだ。」
自分のことを「いっぴきラッコ」とよぶつよがりなプカプカのもとに、ある日「いっぴきウミガメ」のカメじろうがやってくる。このカメじろうがちょっとあやしい。
「いったいなにものなんだろう」「なにをかくしているんだろう」と、ぎもんをもちながら読んだ。そのこたえは、とってもすてきだった!
ふたりがともだちになる様子を見ていると心がぽかぽかしてくるよ。それにしても、日記に自分のことを書いてくれるって、すごくうれしいよなあ。
このシリーズは、手紙や日記がすばらしい。