岩佐めぐみのレビュー一覧

  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    ペンギンとキリンの手紙のやり取りがとても素敵です。
    お互いの姿かたちを知らないので手紙で説明し、質問のやり取りをします。

    私の特にお気に入りは、キリンから体の色を聞かれたペンギンの返信です。
    「色のことですが、色というのはふしぎなものです。
    ぼくのすむクジラ岬やふるさとのペンギン島のまわりは海です。ひるまは青です(はれていれば)。でも朝や夕方はちがいます。夜もちがいます。
     だけど、どんな色をしているときでも、バケツですくうと色が消えます。ふしきです。
     だけどもしかすると、ふしぎなのは色じゃなく海のほうなのかもしれません。
     いや、ひょっとするとバケツがふしぎなのかもしれません。
     ところ

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    2025年06月18日
  • ぼくは気の小さいサメ次郎といいます

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    サメってちょっと、見た目がこわいよね。でも、サメ次郎は、じつは気が小さくて、とってもやさしいんだ。

    自分のことが分かってもらえないのは、かなしい。でも、分かってくれる人はかならずいる。サメ次郎にとっては、それがカメ次郎で、それからクジラ海のみんなだ。

    このシリーズは、どの本を読んでも、「ああ、いいお話だったなあ」って、幸せな気持ちになる。サメ次郎に友達ができてうれしい。

    それから、なんといってもザラシーとアザラシ配達員のかたいきずな。ザラシーがアザラシ配達員に向けて書く手紙には、あのクジラ岬オリンピックの出来事も書かれていて、なつかしさと感動がよみがえってきて、ほろり。

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    2025年06月08日
  • オットッ島のせいちゃん、げんきですか?

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    クジラのくーぼーから、オットセイのせいちゃんへの手紙を届けるのは、アザラシのザラシー。

    今作は、見習い配達員になったザラシーの成長をえがいているよ。『わたしはクジラ岬にすむクジラといいます』を読んだ人なら知っている、あのザラシーだよ! ほら、クジラ岬オリンピックでダントツびりだったところをアザラシ配達員に助けられた、あのザラシー。

    このシリーズは他の巻とのつながりがあるから、読めば読むほど面白さが増すし、感動も深くなるし、何より一人一人の登場人物のことがどんどん好きになるんだよなあ。

    みんなが好きなのはだれかな? この本を読めばきっとザラシーになるかもね。先生は、ザラシーを見守っているア

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    2025年06月02日
  • あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

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    さあ、この本でも、クジラ海のゆかいななかまたちがかつやくするよ! ものづくりが大好きなカメ次郎はお店をオープンするし、クジラ海郵便局ではお手紙教室が開かれます(なんと先生はアフリカにすむキリン!)。この2つの出来事が楽しくえがかれていくよ。

    カメ次郎は、ひどいことをしてきたガメ太郎の気持ちを理解してあげるんだ。

    「ひょっとして、あんさんも、ものを作ることがお好きで?」カメ次郎がききました。
    「はい! 好きです! 大好きです! うまくないけど•••」108P

    キリンさんは、ペンギンさんとの文通を振り返って、あのときのうれしさを語る。

    「でも、想像ってすごいです。心の中ではどこにだっていけ

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    2025年06月02日
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます

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    「おいらは1匹ラッコです。でもたまにはおきゃくさんがきてもいいかなとおもってるんだ。」

    自分のことを「いっぴきラッコ」とよぶつよがりなプカプカのもとに、ある日「いっぴきウミガメ」のカメじろうがやってくる。このカメじろうがちょっとあやしい。

    「いったいなにものなんだろう」「なにをかくしているんだろう」と、ぎもんをもちながら読んだ。そのこたえは、とってもすてきだった!

    ふたりがともだちになる様子を見ていると心がぽかぽかしてくるよ。それにしても、日記に自分のことを書いてくれるって、すごくうれしいよなあ。

    このシリーズは、手紙や日記がすばらしい。

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    2025年05月16日
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます

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    オットッ島のセイちゃんの話を読んでから、プカプカ推しになりました。言葉とは反対に寂しがり屋で思いやりの心があるプカプカ、今回はとある噂で疑心暗鬼に。コンブ荘にたくさんお客さんが来てくれるといいね、プカプカ。

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    2024年06月09日
  • あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

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    本作の主人公はカメ次郎。母カメも妹のカメよも登場します。
    クジラ海の仲間たちが登場して賑やかな1冊。
    読んでて楽しくって楽しくって。

    最近は「手紙」を出す習慣どころか「年賀状」の習慣すら廃れつつありますよね。
    待つ楽しみ♪想像する楽しみ♪封筒や便箋を選ぶところからその楽しみは始まっている。
    そんな手紙の醍醐味を思い出させてくれる作品でもありました。

    このシリーズ、ドイツ語にも翻訳・出版されているようです。
    国を越えて楽しみを共有できるって素敵。
    シリーズ読破を目指してます。

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    2023年05月02日
  • ぼくは気の小さいサメ次郎といいます

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    著者の「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」が良かったのでシリーズ他作品も手に取りました。
    もうタイトルからツボ!表題と装画で性格を察してしまう。

    サメ次郎が可愛すぎる!!
    見目もだけどその性格と発言よ。クジラ海の住生物(?)たちもみんな良いキャラしてました。

    初めての手紙に喜びを噛みしめるアザラシ配達員の姿も可愛くて可愛くて…♪
    いつも一人でいるみんなが「手紙」を切っ掛けに交流が始まり仲良くなっていく。
    描かれている全てが微笑ましくてニコニコしながら読みました。

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    2023年05月02日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    こちら100ページの児童書なんですが、予想以上に素敵なお話でした。
    子どもが小さいときに出会ってたら、きっとこのシリーズ揃えて読み聞かせてました!

    存在すら知らないキリンさんとペンギンさんの文通。キリンさんとペンギンさんの直筆(?)の手紙にほっこり和んだり、吹き出したり。
    配達員のペリカンさん、アザラシさんも登場。
    広がる友だちの輪。想像する楽しさ。待つ楽しさ。
    読むと笑顔になれる素敵なお話♪
    続編が気になるラストにも唸らされました。
    うまいなぁ~。

    シリーズ化されてるので、他作品も是非読んでみたいと思います。

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    2023年01月13日
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます

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    プカプカはコンブ林に住んでいるとても落ち着いた性格のラッコ。プカプカは、カメ次郎さんと会って、その後をつけていくお話だった。
    怪盗カメ次郎と名乗る泥棒が居て、その泥棒の正体はカメ次郎じゃないかと海のみんなに疑われた。
    プカプカはカメ次郎の疑いを晴らそうとしたけどうまくいかなかった。でも、怪盗カメ次郎の本当の名前は怪盗ダメ次郎だということがわかった。
    僕も名前を変えられたら犯人になっちゃうと思ってちょっとやっかいだと思った。
    それと、最後にサメ次郎さんからのお手紙が書いてあったのがびっくりした。

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    2022年03月30日
  • ぼくは気の小さいサメ次郎といいます

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    サメ次郎は顔が怖くて友達がぜんぜんできなかった。ある日、サメ次郎の顔を見てもぜんぜん怖がらない人がいた。
    その人は、カメ次郎だった。カメ次郎は同じ次郎だからサメ次郎と相性があっていて、仲良くなった。
    僕も同じ名前の友達ができたらいいなと思った。

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    2022年03月30日
  • あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

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    ツボを貝殻でつくって売っているカメ次郎がチラシを、アザラシ配達員に頼んで海のみんなに配った。
    だけど、なぜか三日たってもお客は来なかったので、なんでだろうと思った。
    実は、他のインチキで同じようなカメのお店があった。そのインチキなお店でみんな買い物をしていたけど、全部使えなものばかりで「この笛音が出ない!」といったクレームが来た。でも、そのインチキ屋のカメは「お客さんの吹き方がわるいんだろ」と答えたりする意地悪で、僕はそんなタイプが嫌いだと思った。
    最後にはそのインチキなお店はつぶれて、正直なカメ次郎さんのお店が大繁盛したので良かったと思った。

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    2022年03月29日
  • あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

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    ネタバレ

    ニセモノの「カメ次郎商店」を作っていたからぜんぜんおきゃくさんが来なかったんだ。カメ次郎がかわいそうだなと思いました。

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    2022年03月10日
  • わたしはクジラ岬にすむクジラといいます

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    キリンに引き続きクジラ。
    大人でも夢中になって読んでしまった。。
    内容も絵も可愛らしい。
    これはシリーズ全部読みたい

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    2021年10月29日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    とにかく挿絵が可愛かった。
    小学校低学年向けっぽいけど、大人でも十分面白かった。内容がしっかりしていた。シリーズが何冊かあるみたいだから他も読んでみたい!

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    2021年10月19日
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます

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    シリーズ久しぶりなので、登場人物(動物)を思い出すのにちょっと手間取りましたがあいかわらずおもしろかったです。

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    2021年02月10日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    ほっこり…

    昔、ポケベルで適当な番号を打って、返事が来た人とお友達になって…いまだに年賀状をやりとりするお友達になりました。
    今のご時世、危険だと思いますが、こういう見知らぬ相手のとやりとりは心惹かれるものがあります。

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    2020年03月13日
  • わたしはクジラ岬にすむクジラといいます

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    ネタバレ

     クジラ岬のクジラ先生が見知らぬ誰かにたくさんの手紙を出して、集まったみんなとクジラ岬オリンピックを開くお話。
     クジラのくーぼーから返事がきたときは、あらら、同じクジラ!キリンとペンギンのようなやり取りは生まれないなあと思っていた。だけど、クジラ先生の昔の友達が集まってきてクジラ岬オリンピックを復活させようという展開になって、胸が躍りはじめた。
     クジラ島で孤独に過ごしていたクジラ先生が、旧友と再会し、思い出話を楽しみ、そしてオリンピックを復活させる。その姿がとても楽しそうだった。オリンピックも、アザラシ配達員の引き返し、ペンギン先生の転倒、くーぼーの健闘など見応えがあって、楽しめた。最後に

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    2021年03月22日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    人気の児童書。読んでみたらやっぱり面白かった。キリンさんとペンギンさん、お互いに会ったことのない二人が文通を通して仲良くなって、ついにご対面!!

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    2019年08月02日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    たいくつなキリンが手紙を書きます
    たいくつで配達をはじめたペリカンが届けます。
    地平線の向こうで最初にあったどうぶつに。。。

    アザラシの郵便配達
    クジラ先生
    も巻き込んで
    ペンギンとのやりとりは面白く
    特にペンギンが自分の体の色をクジラ先生に
    確認するところで、
    バケツにはいるところは、
    ぷぷぷ。
    前の話はそこにつながるのかと。。。

    幸せな気分になれる本でした。

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    2019年03月19日