あらすじ
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カメくんとイモリくんは、川のそばに住むお隣どうしでした。ねぼうで食いしん坊、のんびりやのカメくんと、ちょこちょこ行動的で絵を描くイモリくんはとても仲良しでしたが、大雨で流れついた遠くの<ヒキガエル池>にイモリくんは引っ越していってしまいました。ふたりが夏に再会したときの話をおさめたのが前巻『小雨ぼっこ』。この巻では冬のさわの仲間たちの様子を、そして春になろうとするころ、むかしさわに住んでいたというヒキガエルの長老を連れて再びさわに遊びにきたイモリくんとカメくんの再会を描きます。友だちにまた会えた喜び、いつもの暮らしを大事に生きる毎日。12のエピソードを収録。たくさんの挿絵が色を添えます。
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Posted by ブクログ
カメくんとイモリくんは突然の大雨でヒキガエル池に引っ越して冬が来て春になろうとするころに遊びに行く話です。さわの動物たちの冬の様子も楽しいです。最後の演奏会もとっても大盛り上がりになりました。カメくんとイモリくんが実のなるきのたねをまいたところで、ユスラウメの木が、どの実のなる木よりも早く、うすもも色の花を咲かせました。
いっしょに実を食べたい絶対その方がおいしいと思うんだとイモリくんからの手紙で終わりました。
ユスラウメは私の住んでいた家にあった木でなつかしく私の誕生日の頃になっていたから忘れられないです。作者のいけだけいさんの滋賀県にもきっと庭にユスラウメがあったのでしょうね。