高畠純のレビュー一覧
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ネタバレクジラ岬のクジラ先生が見知らぬ誰かにたくさんの手紙を出して、集まったみんなとクジラ岬オリンピックを開くお話。
クジラのくーぼーから返事がきたときは、あらら、同じクジラ!キリンとペンギンのようなやり取りは生まれないなあと思っていた。だけど、クジラ先生の昔の友達が集まってきてクジラ岬オリンピックを復活させようという展開になって、胸が躍りはじめた。
クジラ島で孤独に過ごしていたクジラ先生が、旧友と再会し、思い出話を楽しみ、そしてオリンピックを復活させる。その姿がとても楽しそうだった。オリンピックも、アザラシ配達員の引き返し、ペンギン先生の転倒、くーぼーの健闘など見応えがあって、楽しめた。最後に -
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久しぶりに児童書を読む。
2001年の本で、表紙はよく見ていたのだけれど読んだことがなく、年末(だったと思う)の毎日新聞で紹介されていて、がぜん興味が湧いたのだ。
たいくつでたまらないアフリカに住むキリンがたいくつなもので郵便配達を始めたペリカンに「地平線のむこうで、さいしょにあった動物に、わたしてほしいんだけど」と手紙を託す。それがペリカンからアザラシの郵便配達の手に渡り、そしてクジラ岬に留学中のペンギンのところに配達されます。
そこからのやりとりが楽しい。
ペンギンの特徴を聞いてペンギンがどんな姿をしているかをペリカンと一緒に想像して真似して会いに行こうと決めるキリン!サイコー。
どうも続 -
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ネタバレ本書はシリーズ3巻ですが、これまでで一番複雑で面白かったです。1巻はほとんど設定の紹介で終わってしまい、源平の史実との関わりが描かれる余裕がありませんでした。2巻は蒙古襲来にまつわるできごとのうちのほんのわずか2、3シーンを切り取って描写した一方で、超能力の描写と役割が大きな部分を占めていたという印象でした。それに対して3巻では、言及のみで登場した足利尊氏や後醍醐天皇も含めると登場人物がだいぶ多く、それらの関係がある程度複雑です。時間的にも尊氏が幕府側だった時から、後醍醐天皇についた時、後醍醐天皇と戦った時までいたり、ある程度の時間にわたって情勢の変化が描写されています。その史実の中に、白狐
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ネタバレ歴史物というよりサイキックバトルの楽しさがある2巻です。この巻を読んで気づいたのですが、主人公が狐で、何十年にもわたる眠りに入る、という設定によって物語に独特の性質が生じています。まず、その巻ごとに登場人物が大きく変わり、ほとんど関係が継続しません。関係を継続させる必要がないので、なんの気兼ねもなく時間を使うことができます。そんなわけで、新しい能力の取得にかける時間が長く、新たな能力が少しずつ小出しにされます。能力がなかなか身につかないということはある意味、自然に思えます。次に、歴史のクライマックスをつまみぐいしていく形で物語が構成されています。一番印象的なシーンを細かに描写して印象づけていま
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面白かった。上の子供達が自分たちですでに読んでいたのだが、僕は読み聞かせもしたことも読んだこともなかった。今回、小学3年の子の読み聞かせに使うことにした。僕としては、日本の歴史に親しんでもらえたら、という下心も。
この一巻は物語を始める準備の部分に大半が割かれた結果、「源平」の部分は少なくなってしまっていて、やむをえないのだがもったいない感じがする。
イッパイアッテナでも西遊記でもいつも僕は思っていることだけれど、やっぱり斎藤洋は仁義みたいなものがいつも書きたいんだなあと思う。白狐魔丸は武士が嫌いだ嫌いだと言うけれど、結局のところここで格好よく描きたいものの一部は、武士の生き様だったりする