高畠純のレビュー一覧

  • 白狐魔記6 元禄の雪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついにきた!
    ニアミスだけど、触れてくれない厳しさよ!
    他のレーベルなら触れてくれたろうおいしさなのになぁ。市川桜花としての魅力は小桜シリーズの方がやっぱり上ではないでしょうか。あちらもまた読み返します。
    あ、ハンスまさかとか思ったけど全然そんなことなかった。

    宿に居残りいいなぁ。
    好みな顔が現れず退屈そうな雅姫。

    こちらも、赤穂浪士には親しみを感じる派なのですが、確かにそう言われると…、内匠頭お前…、となりますね。
    やっぱり一本筋の通ったお狐さまの意見。
    うわーんさらっと時代下っちゃって、小桜でてこなくて残念です。

    0
    2020年02月06日
  • 白狐魔記5 天草の霧

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仙人さまひょこりお帰りに!
    人間の弟子!

    狐まるだしは相変わらずですが割りと悟っているので傍観の立ち位置ですね。

    雅姫…女の姿で、武士っ!?宝塚ばりの美しさってことでいーですか。
    今回は雅姫の本格的な復讐で、若干弱いものいじめ感あり天草四郎が哀れになってしまいますが、確かにそうだよな…と。日本史には疎いもので天草四郎って良いイメージなものとしか思ってなかったので。妄信は許さずってゆースタンスが一本筋が通ってます。
    しかし雅姫は、キリスト教の知識をどこで手にいれたのでしょうか。まさか仙人さまからとか?

    0
    2020年02月04日
  • 白狐魔記4 戦国の雲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんと、200年も起きて!
    雅姫好みの顔!

    名前一緒だし、そんなとこも小桜は気に入られた要因なのかな。
    このままいくと、あの最終巻の裏でどんなことがあったのか、楽しみです。

    今回は、そこまで入れ込む人物には出会わなかったようですが、200年も起きてしっかり白駒山の狐としてやってるのに、狐まるだしの小首かしげ注意されちゃうとかかわいいな。

    0
    2020年02月01日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仙人さまと白狐魔丸のやりとりにいちいちもえる。
    お師匠様弟子のこと、めっちゃ大切にしとるやん!

    狐目線が自然で嫌みなく素直なとこがいいよね、と思ったら、ルドルフの作者なんだからさもありなんですよね、と。
    あと日本史には疎いので、勉強になります。ムー的説もこの作品に限り納得です。

    そして2巻目にして、正体わかりましたね!いやぁ素敵な距離感。これからも関わってくると期待します。しかしそこまで気に入られたとは時輔と雅姫の出会いとか、どんなエピソードがと気になります。

    狼との距離感も素敵で。
    というかこの文章雰囲気は高尚です。こういった酒脱な?雰囲気をだせる作家は尊敬してしまいます。
    手元に置き

    0
    2020年01月27日
  • 白狐魔記1 源平の風

    Posted by ブクログ

    源平合戦に白狐が入ってきて、おもしろい視点から進めている。もしもあのとき、なるほどと、歴史を楽しみながら読み進められた。こどもたちにぜひとも読んで欲しい一冊だ。

    0
    2019年10月01日
  • ダレ・ダレ・ダレダ

    Posted by ブクログ

    わたしはダレでショーという問いかけと、ちょっとくせのあるつぶやきと。

    シルエットに隠された動物たちの芸術性と意外性が面白い。

    0
    2019年07月26日
  • 白狐魔記5 天草の霧

    Posted by ブクログ

    5巻になる本書はシリーズの中では長い方で、天草の乱を中心に比較的短い期間の出来事をほとんど時間を飛ばさないでじっくりと描いています。シリーズの中でもこの巻は超能力バトル的描写が多めです。これまでの巻では超能力者がほとんど歴史の傍観者に留まっていたのに対し、ここでは歴史の流れ自体に関わっていることもあって、超能力ものとして楽しいです。特に前半の超能力の修行のシーンが、私はなんだか好きでした。またフィクションとはいえ、日本史を習うときにはごく簡単に通り過ぎてしまう天草の乱が細かく描写され、実情とはかけ離れているかもしれないにしても想像をすることができたのも嬉しく思いました。時貞の未熟で不遜な性格に

    0
    2019年03月02日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ひとりぼっちのきりんが、地平線の向こうにいる誰かに手紙を書く。それからのきりんとペンギンのやりとりが面白い。こんなふうに友達ができるといいなと思う。

    0
    2018年12月15日
  • ペンギンたんけんたい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんなオチになるのか読み終わるまで気になった。すごくシュールなのだけど、個人的には好きなはなし。淡々としたペンギンさんたちがよかった。

    0
    2018年10月24日
  • 白狐魔記1 源平の風

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学生でも読める本、というテーマの選書です。
    舞台は平安時代末期の源平合戦の時代で、主人公となるのは「きつね」です。
    人間を「化かす」と言い伝えられているのを聞いたきつねは、そのための修行の場である「白駒山」へと向かい、そこで出会った仙人のもとで修業を始めます。

    子供向けのファンタジー作品なので、少し描写に物足りない部分もありますが(どのようにして仙人はその力をみにつけたのか、またきつね(白狐魔丸)が能力を開眼する場面も「特殊な訓練」を積んだ様子もなく……)、登場人物の心理描写は細かく描かれていましたし、全体の物語展開は面白く感じました。

    なぜ、人は生きるため(獲物を捕まえて食べるためや、

    0
    2018年05月14日
  • 白狐魔記1 源平の風

    Posted by ブクログ

    狐が、修行をして、いろんなものに化けられるようになる。そして、歴史上の人物に関わっていきます。人間の愚かさとか忠誠心とか、狐が出会う感情に寄り添いながら、進んでいくのが面白かったです。

    0
    2018年02月18日
  • 白狐魔記3 洛中の火

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦国時代は人気だし、色々な登場人物を題材にしたものがあるが
    室町時代はさほど主要人物以外スポットが当たっていない気がする。

    よって今回帝と北条と足利と さらに低い身分の武士と様々な意図が交錯して考えさせられた。

    今回も真の主人公は女狐だった??

    戦とそれを望まない武士と・・・この題材で
    3巻くらいみっちりやってほしい。

    0
    2016年02月01日
  • ダレ・ダレ・ダレダ

    Posted by ブクログ

    月夜にうかぶ影とヒントになる言葉から
    ダレ ダレ?と聞いてくる。

    遠くから見たら真っ黒に見えるけど
    近くで見れば明暗変えた黒で描かれて
    いるので分かる。
    スタイリッシュな本だな。

    0
    2015年07月15日
  • ブービーとすべりだい

    Posted by ブクログ

    楽しそうだな…でも怖いな…
    そんなブービーにお母さんが作ってくれたすべり台は?
    一歩を踏み出そうとするこどもの背中を押してくれるのは、お母さんのやさしい手なんだなあ。

    0
    2015年06月16日
  • きょうりゅうじゃないんだ

    Posted by ブクログ

    ぼくたちが すんでいる せかいの ほかにも、きょうりゅう・らんどや ファンタジー・ランドっていう せかいもあるんだよ。おじいちゃんは そんな せかいの けんきゅうしょの しょちょうさんで、ぼくは そのじょしゅ。なにか もんだいが あると、ワンダー・ワゴンで ほかの せかいに ワープして ちょうさするのが しごとだ。あるひ、きょうりゅう・ランドで いじょうじたいが はっせい!ぼくは、さっそく しゅっぱつした。
    ハラハラドキドキ、ちょっと いいかげんな ぼうけんが はじまるぞ!

    0
    2014年05月18日
  • 白狐魔記5 天草の霧

    Posted by ブクログ

    白狐魔丸の魔物としての成長を感じるお話でした。
    弟子が出来たり、久しぶりに師が帰って来たり。

    雅姫はいつも可哀想ですね。彼女のことを思うと切なくなります。

    0
    2014年04月21日
  • 白狐魔記5 天草の霧

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天草の乱の背景を思うと当事者の農民の苦悩に胸が痛くなります。
    天草四朗がとても傲慢に感じられました。

    0
    2014年01月13日
  • 白狐魔記1 源平の風

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても読みやすく時代背景もすんなりとはいっていきました。
    ちょっとかわったきつねが仙人のもとで人に化ける術を習い、義経とかかわります。
    きつね視点からみる人間社会は不思議でかつ、とてもゆがんでいると思いました。
    また仙人らしくない仙人の雰囲気がとてもいいです。

    0
    2013年12月24日
  • 白狐魔記6 元禄の雪

    Posted by ブクログ

    実は、元禄の雪って聞いても
    ピンとこなかったんです
    それなのに赤穂には
    行ったことがあったりして(;^^)ゞ

    さて、久しぶりのシリーズです
    児童書だからか、読みやすいです
    歴史ものというより
    ファンタジーベースだからかな

    今回は、忠臣蔵です
    予備知識がほとんどないので(;^^)ゞ
    白狐魔丸と一緒に探索気分です
    今まで読んだ文楽小説や
    歌舞伎衣装図録の記憶をたどりながら
    楽しみました

    「黙示録」と同じような時代なんですね
    そんなところも偶然だし
    読んだ時期も討ち入りの日近くだったし
    よかったですよ

    0
    2013年12月02日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

    Posted by ブクログ

    このシリーズは白狐魔丸が人間とは何ぞや、武士とはどういう生き物なのか、ということをその人物に関わりながら考えていくところが良いのです。主人の為に命を投げ出すということに何故なのだろう、とか兄弟で争うのは何故なのか、地位や権力争い、主君の絆など動物にはない人間の生き方について白狐魔丸は自分なりの答を見出そうとします。争いを好まない白狐魔丸が、戦に巻き込まれていき、歴史上のさまざまな人物と関わっていく…。今回は元寇のことが書かれて、興味深く読みました^^

    0
    2013年09月18日