高畠純のレビュー一覧

  • 白狐魔記6 元禄の雪

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    またまたやってしまいました…。これもシリーズものだったのですね。
    ですが、これまでの経緯が説明されていたので、読み易かったです。 シリーズを通して白狐魔丸(狐)の「人間探求」の物語らしいですが、白狐魔丸の素直さやまっすぐさがかわいいなぁと思いました。今回は赤穂浪士の討ち入り。好奇心から関わってしまった白狐魔丸の目を通しての武士観察は面白かったです

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    2013年09月16日
  • 白狐魔記6 元禄の雪

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    毎回思うけど、「白狐魔記」って児童書のくくりだけど・・・
    大人の読者に対して書いてる感があるくらい、歴史を勉強した者にとってはメチャ面白い。
    白狐魔丸は武士が嫌いだけど、今回は武士があふれている江戸に来て、しかも浅野と吉良の松の廊下事件から討ち入りまでの事件に係わる。
    やはり根底には武士の死への美学への疑問かなあ。
    人はどんな身分でもどんな立場でも命を大事にしなきゃね。

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    2013年06月06日
  • 白狐魔記5 天草の霧

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    宗教家を送り込むのはその国を支配するため、といったかなりうがった?というか本質的な考察も書かれていて、ただの子供だましの歴史ものではないという感じ。とはいえファンタジーですが。

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    2013年05月31日
  • 白狐魔記6 元禄の雪

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    時は、徳川五代将軍綱吉の時世。
    赤穂藩主浅野匠守が、江戸城松の廊下で、高家吉良上野介への遺恨で刃傷沙汰をおこしてしまう。赤穂藩はとりつぶし、職を失った浪人侍が主君の仇を討たんとする実話が背景。
    白弧魔丸は、浅野家家来の大高源吾と知り合ったことで、仇討劇を最後まで見届けることとなる。
    赤穂事件の内容は、キツネが絡むことでやや違ってくるため、忠臣蔵ファンが読むと、感想がまた違ってくると思われる。
    今回の『元禄の雪』は、これまでのものと比べ、白弧魔丸が人間の中にすんなり入りこんでいるような感じがした。
    まだ術もろくに使えない、幼さ危なっかしさが残っていた最初のころの白弧魔丸のほうが、かわいらしくて好

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    2013年01月14日
  • 白狐魔記4 戦国の雲

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    ここまでのシリーズでは白狐魔丸が出会うのは誰もが知っている歴史上のヒーロー(それもどちらかというと敗戦の将)のご家来衆で、その友人を通して著名人の知己をも得るというのが定型パターンでした。  でも今回はさすが織田信長様でいらっしゃいます。  ご家来衆な~んていう面倒くさい人達はすっ飛ばしていきなりご本人が白狐魔丸とお知り合いになってしまいます。  まあ、それには蒙古襲来以来姿を消したきりの白駒山の仙人様に代わって白狐魔丸の導き手みたいな役割を担っている雅姫というキーパーソンの存在が無視できなかったりもするわけですが・・・・・(苦笑)

    一応、柴田勝家とか羽柴秀吉、明智光秀な~んていう錚々たるご

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    2012年11月20日
  • ペンギンしょうぼうたい

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    これで数冊目のペンギンシリーズ。謎のペンギン50匹?…で数え方はいぃのかしら…の集団。先頭には団長に副団長に副々団長。そして47の平団員達。

    相変わらずクールに、しかし何気に人ならぬ動物騒がせな彼ら。今回は火事でもないのに、消防活動をしてまわります。が、そのおかげで温泉発見!動物達がほっこりした頃にはペンギン団は既にいないのでした。

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    2012年09月30日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

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    これは・・・どんどんおもしろくなるタイプのシリーズだな。
    白狐魔丸に感情移入していくからなのか・・・。
    小学生の男の子も女の子も楽しめそう。

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    2012年09月18日
  • ダレ・ダレ・ダレダ

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    おしりから おしりあいだね、この本で……


    「オー・スッパ」「オレ・ダレ」に続いて。

    「オレ・ダレ」とほとんど同じような内容のシルエットクイズ絵本。

    ジャガー、ヒョウ、チーターの模様の違いをこの作品で学んだ。

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    2012年09月13日
  • 白狐魔記2 蒙古の波

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    白孤魔丸シリーズの二作目です。
    子供のためにと思って買ったのに、子供より先に読んでしまった(汗)
    歴史の断片とそこに身をおく感覚が持てて、子供も大人も十分楽しめると思います。
    ただ子供には、史実に基づく物語であることは理解してもらわないとね。

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    2012年08月29日
  • 白狐魔記1 源平の風

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    もう少し、時代考証がより忠実であればもっとはまりそう。
    小学校6年生で歴史を学ぶし、そのぐらいの子どもたちに今度勧めてみよう。
    2巻もとりあえず読んでみる予定。

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    2012年08月22日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    アフリカにいる暇を持て余しているキリンが思い立った手紙。

    それは、同じように暇を持て余していたアフリカにいたペリカンが、器に貼り付けた一枚の張り紙から閃いたことだった。

    暇を持て余したアフリカのキリンとペリカンが、手紙を通し、水平線を超えペンギンやアザラシ、鯨と出会い仲良くなるお話。

    日々、「何もしなければ、何も始まらない」ということを教えてくれるお話であり、少しの勇気を持つことで始まったワクワクする想い、キラキラ輝き出す日々。

    文通を通して友達が増え、それぞれが考え、たくさんのことを知る。
    他者との関わりで知らなかったことを学ぶことなどが描かれていて、単純だが、いいお話だと思う。

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    2012年08月22日
  • ペンギンおんがくたい

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    子どもたちも好きなペンギンのシリーズ。
    ・・・・で・・・・結局ペンギンおんがくたいは行ってしまうのですが・・・
    それじゃあおんがくたいと言うよりこうしんたいだ・・・・

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    2012年06月25日
  • ペンギンおんがくたい

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    今回の隊長は、ベートーヴェンみたいな被り物をして指揮棒を持っています。副隊長はタンバリン、副々隊長はマラカスをそれぞれ持っています。その他の47のペンギン達は手ぶらですが、合唱でもするんでしょうか?
    寝ているところを邪魔されたオウム、ダジャレが好きなジャガー、指揮棒にびっくりして木から落ちたナマケモノ。今回ペンギン達に巻き込まれる動物はこの3匹です。

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    2012年05月09日
  • ペンギンおうえんだん

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    シリーズの中ではいちばん受け入れられてる!応援されると頑張ろうって気持ちになるもんね。
    三三七拍子で羽をバババ、バババ、バババババババッ!ってやるところがなんか好き。

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    2012年04月29日
  • ペンギンたんけんたい

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    これが始まりなのかな?
    「ぼくたちは…、」というのは隊長、
    「ペンギンたんけんたいだ!」とこたえるのは副隊長と副副隊長です。
    このスタンスは変わらない。
    50羽のペンギンたちが降り立った島にはライオンやヘビやワニといった獰猛な動物がいます。でもペンギンたんけんたいはものともしません。

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    2012年04月14日
  • ペンギンサーカスだん

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    はた迷惑なペンギン集団、こんどはサーカスをやるんだって。パッパラ、パッパッパーッ。ドドンガ、ドン。うみからラッパと太鼓の音が…。
    “本日おめみえ。どなたさまもいらっしゃい”その言葉に誘われついていったトラと亀とパンダ。ペンギンのつなわたりがみれるかな?このペンギン集団は残念ながら一筋縄ではいかない。

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    2012年04月04日
  • おいらはコンブ林にすむプカプカといいます

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    文章がとても軽快で楽しい。子供と一緒にげらげら笑って泣いた。
    登場するクジラ海の住人たちも個性的。とある謎を追ってゆく話の展開は、大人には先が見えるかもしれない。でもきっと子供はドキドキしながら、自分の推測が正しいかどうか心に訊ねながら先の展開を考えていたのだろうなと思う。
    ストーリー…ふるさとを離れ、今はクジラ海コンブ林に住むラッコのプカプカ。ふるさとに未練もなし、ひとりでもへっちゃらだと「旅ラッコ一匹ラッコ」を気取っているが…。そこへ一匹の旅海ガメ、カメ次郎がやってくる。カメ次郎は大きなカバンを持ち、いつもそこからノートを出しては何かを書き込んでいる様子。いったい何者?!

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    2012年03月09日
  • ぼくはアフリカにすむキリンといいます

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    アフリカに住む退屈なキリンが手紙を書きました。配達するのは、やはり退屈なペリカン。地平線のむこうで最初にであった動物あてに書かれた手紙は、郵便配達のアザラシに運ばれてペンギンの手に。
    そして、二人の文通がはじまりました。
    ほのぼのかわいいお話。

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    2011年09月17日
  • ペンギンかんそくたい

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    小学低学年の子が絵本を卒業して読むのにちょうどいいボリューム。
    以前、NHKのテレビ絵本で取り上げていました。

    しかし、結局、何だったんだろう?
    作者のいいたいこと、というか、テーマ、というか
    よくわからないまま、ペンギンたちはどこかへ行ってしまった・・・

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    2010年09月01日
  • 白狐魔記5 天草の霧

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    シリーズ5巻の「天草の霧」は、文字通り天草四郎が登場します。
    彼は、キリシタン一揆の大将として不思議な力の持ち主という設定です。
    物語の最初は、南蛮堂という名のタバコ売りの人間が、白駒山にやってきて白狐魔丸に弟子入りします。その弟子が旅に出るというので、白狐魔丸も同行しますが、途中から南蛮堂は「用事ができた」と言って西へ向かいます。

    このシリーズ1作目の源平は、笑いの要素多く子どもでも十分楽しめたのですが、人間と戦がテーマのような内容が作を重ねるにしたがってやや重たく感じられるかもしれません。しかし、大人にとっては読み応えがあり、このシリーズにますます魅かれていきます。

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    2010年03月22日