高畠純のレビュー一覧
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ネタバレまわりから「フンを ころがすなんて へんなやつだ」と言われてしまったフンころがしくん。
頭にきて、フンを転がすのも〈フンころがし〉の名前もやめると宣言。何だか自由になった気がして最初はウキウキだったのに、なぜだか毎日つまらない。
キツツキから「フンを ころがすから きみなんじゃないか」と指摘され気づいたのは、自分はフンを転がすのが大好きだったんだ!ということ。
「だれに なにを いわれたって いいじゃないか」のラストの言葉が力強い。しきりにフンの落とし主を知りたがっていた6歳の息子にその言葉は届いた…のか?w
フンの落とし主に加えて、フンころがしくんの正式名を知りたがっていた息子。調べて判明 -
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ネタバレ白狐魔記3冊目!
前回の蒙古襲来から51年後。
室町時代の武士を見守る狐さんです。
後醍醐天皇に足利尊氏、楠木正成たちが登場する
鎌倉から室町幕府、南北朝時代のゴタゴタ編だったので、少し複雑になったな、という印象。
そもそもそんなに面白みのないよね、室町幕府らへん。後醍醐天皇、嫌な奴だし。(主観です)
時代を下っていくごとに、
武士の生き方とか価値観も変わっていくわけだけど
そこに対する狐さんのコメントが見どころ。
人間と武士を冷静に観察しているから、おもしろい視点になるんだ。
「やっぱり武士は嫌いだ」
と言っていた狐さんが、最後の場面では武士の切腹と自害を手伝う。武士は嫌いだけど人間 -
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ネタバレこの巻で白狐魔丸は江戸に出て、そこで忠臣蔵の物語の現場に立ち会うことになります。江戸城に忍び込んだり、吉良邸に忍び込んだりなどして重要な場面を目撃しはしますが、赤穂浪士や吉良側の内側にはほとんど入り込まないし、赤穂に場面を移したりもしないので、江戸に当時生きていたらこんな風に見えたんではないか、という言わば忠臣蔵を外側からリアルタイムで見た町人感覚を大事にした描き方をしているようです。それは、歴史というものは伝聞と推測で作られた物語であって、特に忠臣蔵のように人形浄瑠璃や芝居で脚色された物語は、現実とは似ても似つかぬものになっているものだということをどうやら本巻の裏テーマにしていることによって