岩波明のレビュー一覧
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他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑。岩波明先生の著書。他人のちょっとした過ちや失言をことさらに大きな問題に取り上げて、傲慢な上から目線で非難したり、バッシングしたり、いじめ・ネット私刑と思われるようなことをしたりするのは、多くの人が嫉妬感情や欲求不満を抱えているから。岩波...続きを読むPosted by ブクログ
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概要:
ADHDの特徴: 注意の配分が不得手; 金銭管理が苦手; 衝動性; 過集中; 小中学校ではADHD3%,ASD1% (3%はかなり多い 統合失調症1%, うつ3%); ノルアドレナリンとドーパミンの障害が関与?
治療: 薬物(メチルフェニデート, アトモキセチン); 心理教育
感想:
非常...続きを読むPosted by ブクログ -
現場と常識の狭間でどう丁寧に見ていくか、ひとつひとつを丁寧に見ていて、そういう丁寧さ、慎重さの上にこれからどうするかがあるんじゃないかなと思った。こういう事態に陥った人たちは、どういう経緯や原因があるのか、わかりやすく書かれていて、難しさや課題などもあるのだなと改めて。Posted by ブクログ
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■ADHD(Attention Deficit Hyperactivity disorder):「注意欠如多動性障害」
・注意,集中ができず,ケアレスミスが多い
・物をなくしたり置き忘れたりする
・片付けが苦手
・段取りが下手で先延ばしする
・約束を守れない
・落ち着きがなくそわそわする
・一方的な...続きを読むPosted by ブクログ -
201607/
国連児童基金(ユニセフ)は、2008年に先進国に住む子供達の「幸福度」に関する調査報告を発表した。
子供の「主観的な幸福度」に関する項目の中で、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の子供の割合は29.8%と、対象国の中で第一位で、ずば抜けて高かった。日本に続くのはアイスランド(10...続きを読むPosted by ブクログ -
■日本と欧米の顕著な差は「宗教」が社会の規範になっているか否か
■日本社会や日本人の特性である孤立化やアノミー化は実は先進性の表れ
■日本社会の様々な特徴は独自性の大きい日本文化の基礎となってるPosted by ブクログ -
「正常な精神と狂気には、厳然とした境界線があるように考えられている。しかし実際のところその境い目は、ごく淡いものであるように思われる」筆者の言葉。
裁判員裁判しかり、必読の一つと思われる。Posted by ブクログ -
主要な精神疾患の症例の紹介と解説。
岩波氏の本がより多く読まれれば精神病患者について過剰な恐怖も不当な差別も減ってゆくと思う。
他の本でも指摘されているが、日本で司法精神医学の専門家がいないのは大きい問題。Posted by ブクログ -
社会で問題になる精神面の諸々の問題を分かりやすくかつ正確に、そして生々しく解説している。
それっぽい用語を使ってかっこいいことを書こうという人は恥ずかしいことになる前にこれに目を通しておいた方がいい。Posted by ブクログ -
宮崎勤に関しては多重人格の精神鑑定が世間を騒がせたが、著者はそれはばっさり否定。統合失調症の鑑定を支持し、本書で詳しく考察している。犯行時点での責任能力までは言及せず、死刑判決に否定も肯定もない。ただ精神病が考慮されなかったことは問題と考えているようだ。
触法精神障害者に関しては後に優れた新書を著...続きを読むPosted by ブクログ -
思想的な偏りを排し、経験ある精神科医の立場から刑法39条に関する諸々の問題を論じている。読みやすく、精神疾患に関する本を何冊か読んでいると内容も分かりやすい。Posted by ブクログ
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4/17
書名から勘違いするひとが多いのかも知れないけど、「どう裁くか」に答えを出しているわけではない。
ただ、その問題を考える上で必要な、(触法)精神障害者を取り巻く法制度の歴史的な経緯や重大な転換点となった事件における司法関係者・病院関係者の反応などが多く書かれており、考察の手助けにはなると思う...続きを読むPosted by ブクログ