岩波明のレビュー一覧
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ADHDが認知されてきています。
少なくない割合の人たちが該当していると言われていますね。
症例が詳しく出ているのですが、これらが極端な部類なのかと言えば、恐らく違っていて、4-5%はいるであろう現状の、突出した一部の症例と思われました。
では周りにいる軽症または境界のところにいるひとたち、その人...続きを読むPosted by ブクログ -
直近に読んだ本や最近仕事がらみで興味を持った精神科についてのノンフィクション。今まで普通に生きてた人にも襲いかかる疾患。それにしても治療現場は大変だな。Posted by ブクログ
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世の不条理を淡々と語る本書。似非科学に切り込みつつ、現実を突きつける...。日本特有の社会構造にも言及し、現代の闇を鋭く抉っている。裁判員に選ばれたら? まっとうな判断をできるだろうか?Posted by ブクログ
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約10年前の著作。事例を用いた持論展開は良。精神科患者施策の歴史的な背景と制度などの構造的な課題提起、イギリスの例示等による改善策の提示。人口当たりの精神科病床数が減らない日本。精神疾患を抱える方々にはまだまだ地域移行の壁が高く重く立ちはだかっている...。触法精神障害者の対策、と言っている段階では...続きを読むPosted by ブクログ
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ADHD、ASDについて専門的な勉強をはじめるにあたり入り口としては良いのかなと思う。分量的には9割型子供のことに関しての文書なので、大人の発達障害について学びたい場合本書がメインではないと思う。Posted by ブクログ
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食事療法、フロイトなどを大上段から斬りまくる爽快感のある論旨。ケースの紹介も交えながら説得力のある展開に頁を捲る手が止まらない...。ただ、残念なのは反論のデータの詳細が記載されていないこと。他の著作にはあるのかな...。他作品も読んでみたい。Posted by ブクログ
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日本人の特性、ネット社会、SNS、メディアの取り上げ方、興味があることは人の不幸、炎上、等々、現代社会での現状を語る。匿名性の中で他人を吊し上げることで溜飲を下げることが一般化しているのか。著名人や公の立場の人はうっかり本音など言えたものではない。Posted by ブクログ
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心の病が「ブーム」になってしまっていないか?
心の病の実態についてわかりやすく書かれている・・・のだけど、正直内容忘れちゃったな。またいつか読んでみよう。Posted by ブクログ -
ADHD(注意欠陥多動性障害)について、初学者にもわかりやすくまとめられている。
診断基準や症例、治療法なども数多く紹介されていた。
ADHDの診断チェックリストなどもあるので、自分がADHDなのではないかと不安な人は試しにやってみるのもあり。Posted by ブクログ