【感想・ネタバレ】発達障害のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年04月27日

大人の発達障害も近年脚光を浴びているが、2017年3月発行であり最新の知見に基づいて書いてあることがよいと思った。
ASD(自閉症スペクトラム≒広汎性発達障害)に、アスペルガー症候群や自閉症等も含むようになり、ADHD(注意欠陥多動性障害)の2本柱として症例を中心に紹介している。

ASDとADHD...続きを読むの共通点・相違点、映像記憶・共感覚・学習障害、天才、アスペルガー症候群への誤解、発達障害と犯罪、発達障害を社会に受け入れるには(機関等)について、各章で紹介している。

最新知見はあるのだが、新書である限り図解は少ないので、理解が難しいながら図解などが多い本で全体像を掴んでから読むこともよいと思う。全体的には理論+症例の紹介という流れだった。

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

「発達障害」と呼ばれる症状のうち、特にASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠陥・多動性障害)を取り上げて論じた書である。症状そのものの解説に加え、世間的な「発達障害」に対しての誤解や偏見への反論に、かなり多くの頁を割いている。

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Posted by ブクログ 2017年12月31日

ADHD, ASDについてたくさんの事例を交えて傾向を詳しく説明。自分自身も傾向がある気もするし、生きていて周りで発達障害の傾向がある人に出会うことも当然あるので知っておくことにとても価値があると思う。書き方も客観的で説明がうまく好感が持てる。

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Posted by ブクログ 2017年12月17日

名探偵シャーロック・ホームズ。
映画「風立ちぬ」の堀越二郎。
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の津崎平匡。

「少し変わったところがあるが、特定の分野におちて驚異的な能力を発揮する天才タイプ」として、アスペルガー症候群の人たちが好意的に取り上げられている。

ここ数年「発達障害」という言葉は、ポピュ...続きを読むラーなものになった。

だがその反面、誤解も多い。

裁判で採用された精神鑑定ですら、臨床の専門家の著者などから見ても明らかな誤りであるケースが散見されるという。
少年事件における被告人の刑罰減免のために「発達障害」という病名が濫用されている実態があるのだと。

毎回同じことをし忘れる、目にしても気づかない。
話し出すととまらない、話がとぶ。
ものの置き場所にこだわる。

著者は、昭和大学烏山病院長として、発達障害の人のためのデイケア、リワークプログラムに取り組んでいる。
一筋縄ではいかない状況なかで、トライ&エラーを繰り返し、生活の中で感じる「生きづらさ」への対処、どのように本人の個性を生かした生活をしていくかを検討するのが目標だという。

本人も、家族も、周りの人々も、そして行政、医療関係者が、実態を正しく捉えて対処していくことが肝要なのだと。

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Posted by ブクログ 2017年12月17日

■自閉症の特徴(カナー)
・他人との感情的な接触の欠如
・自分で決めた事柄を同一に保とうとする欲求や反復的なこだわり
・言語の障害
・知的な遅れ
・物の操作に取りつかれる
・高いレベルの視空間スキル,機械的記憶
・魅力的で知的な風貌
■「自閉性精神病質」アスペルガー(今日のアスペルガー症候群という概...続きを読む念の出発点となるもの)
・この子供たちは,一様に思考と体験に特別な独創性が認められる
・大人たちのすることを殆ど無視し殆ど学習せず,自分自身ですべてを作り出す
・悪い行為を楽しみながら,まさに挑発的に,自分の悪い行為について報告する
・両親や同胞や友人に対する温かさや責任感・愛情に満ちた態度が見られない時でも極めて極端な強迫的なフェティシズム(異性物品愛好家)のような物品への愛情を示したり動物に対して献身的な愛情を示す
■ADHDの人は注意力が常に散漫なわけではなく興味を感じる特定の対象に対しては,むしろ過剰な注意,集中力が向けられることもある。好きな事柄には徹夜して取り組むケースも多い。
■ADHDの不注意にはいくつかの側面がある。
・特定の事柄に注意を持続する「持続性」の障害
・周囲の様々な事柄に注意を配分する「分配性」
・必要に応じて注意の対象を切り替える「転換性」
に問題があることが多い
■ADHDの人は成人になっても,忘れっぽさ,集中力不足,自らのスケジュールを管理するのが困難であることなどがよく見られる。その結果,一部のADHDの人は対人的な交渉や接触でミスを繰り返し,対人場面を避けるようになりやすい。
■職場におけるADHDの問題の一つとして,すぐに取り組むべき仕事があるにも関わらず,周辺に関心が向いてしまい,肝心の業務を忘れてしまうことがある。その一方で興味が向かった大賞には過剰なまでにのめり込み,かなりの成果をもたらすこともある。
■不注意の症状のため,きちんと上司などの話が聞けていない例も多い。また衝動性のため,相手の話の途中で抑えられなくなり,話をかぶせることも起こりやすい。相手の話を最後まで聞かないことで対人関係の悪化を招くこともある。
■ADHDでは不注意によって会社の日報の提出を忘れるということがよくある。一方,ASDにおいても同様のことが見られるが,これは日報を出すという行為は社会的に重要であるという認識が欠けているために生じる。つまりASDの人は,常識的には必要な場合においても,自分が重要だと考えないことについては無視してしまいやすい。
■発達障害の当事者は何度も同じようなミスを繰り返すことが多い。
・ADHDにおいては不注意症状の反映であるとともに,目の前の「刺激」を優先して本来のタスクをおろそかにした結果
・ASDにおいては,その行動についての重要性や必要性を感じていない場合,ミスを繰り返しやすい
■「話し出すと止まらない」「話がとぶ」ということもしばしば経験する症状である。
■サヴァン症候群の3群
・第1「断片的才能」は,スポーツ関連情報やナンバープレート,地図,歴史上の事実,誕生日,電車やバスの時刻表などに没頭して驚くべき記憶力を示すものであるが,そこに創造的な内容は含まれない。
・第2「有能サヴァン」は,音楽,美術,その他の特定の領域における卓越した能力を持ち,高度で著しい特徴がある。
・第3の「天才的サヴァン」は,並外れた能力を示す極めてまれなもので,その能力は障害のない人においても非常に著名なものとみなされ「天才」と呼べるもの。
■アスペルガー症候群の生徒は以下のような特徴的な言動をとることが多く「変わりもの」とみられることが多い。
・毎回同じことをし忘れる,目にしても気が付かない
・話し出すと止まらない,話がとぶ
・順番,会話に割り込む
・必要以上になれなれしい
・懲りない
■アスペルガー症候群でみられる反復的な行動パターンの例
・同じようなやり方で無目的な動きを繰り返す(手のひらをひらひらする,物の匂いをかぐ,ぐるぐる回る など)
・自分自身の身体を叩く
・物の置き場所にこだわる
・鍵を繰り返し確認する
・ものを食べる順番にこだわる
・特定のテーマやものに熱中する
■アスペルガー症候群の診断には次の2つの症状が必要である。
・第1は「対人的コミュニケーションの障害」
・第2は「常同的,強迫的な行動パターン」

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Posted by ブクログ 2018年01月18日

題名通り、代表的なASDとADHDについての一般向けの解説本。特に成人の発達障害を専門にされている著者ならではの成人発達障害に対しての解説はわかりやすい。ASDとADHDは合併しやすいが、その鑑別などについてもわかりやすく解説。診断についても常識的。障害が偏見や誤解を生む元となった犯罪についても診断...続きを読むの重要性について説明。現在の成人発達障害の臨床を知るには入門書として良いと思った。

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Posted by ブクログ 2023年06月30日

ASDやADHD、学習障害や共感覚などの特徴や、犯罪に結び付くような極端な例についてよく分かった。家庭や社会で本人や周囲に困り感がある場合にどうしていったらよいのかについて、もっと知りたくなった。

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Posted by ブクログ 2022年05月25日

人の気持ちがわからない、同じ失敗を繰り返す、自分は発達障害では?と思うことがたまにある。というか、そういう部分はあるが、経験や仕組みで解決できている部分が多い。ただ、認知の面でどうしても生きづらさはある。相手の気持ちがわからずに信頼関係を築けない。
コレだという解決策があれば良いのだが…

★疾患は...続きを読む生まれつき
 成人になって発症するものではない。

★カサンドラ症候群
 ASDのパートナーと信頼関係が、築けないことによって生じる精神的、身体的な症状。
 元の位置に戻せない、反省がない、自覚がないなど、ゆとりがある時には許せるが、子育てなど多忙な生活ではイライラしてしまう。

★「認識」することの大切さ
「症状」…寛容に接する
「気持ちの問題」…不必要な叱責

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Posted by ブクログ 2022年03月28日

読むのに結構時間がかかってしまった。

今まで発達障害の本を何冊か読んできたけど、内容も分かりやすく、一言で発達障害と言ってもその中の種類や違いなどを詳しく説明されてるため非常に読みやすい。


さらに症例をあげての誤解されやすい点であったり、発達障害と気付かれなかった為に起きてしまった事案など紹介...続きを読むしてくださっている為、自分自身の理解周りからの理解どちらも大切なんだなと思いました。


悩める方に読んでほしいです。
そして誰かが救われますように。

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Posted by ブクログ 2022年01月02日

発達障害の診断は専門家なら誰でもできるというものではないようだ。
適切な診断が必要なひとが多くいる。
考える基礎として役立つ。

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Posted by ブクログ 2021年11月20日

自分が発達障害だと気づかないで生きづらさを感じている人は多いと思う。
この本では、ADHDとASDを中心にその症状や対応策、事例をあげて説明してあるのでかなりわかりやすかった。
発達障害と犯罪についても書かれている。発達障害が犯罪の直接の原因ではなく、生きづらさや周囲の対応、生活環境なども大きく関係...続きを読むしていることがわかった。

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Posted by ブクログ 2021年10月17日

「多動症、自閉症、うつ… 複数の症状が発生する事もある」
・専門医でも判断を間違える事がある
・親や当事者は診断結果を真摯に受け止められるか
・発達障害は適切な治療で改善が見られ、社会復帰可能
自分以外の人間の考えや気持ちはどうしてもわかるものではない。
もし自分なら辛く重たい事実を冷静に受け入れて...続きを読む対処出来るのか…

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Posted by ブクログ 2021年05月01日


大気汚染、農薬、食品とは呼べない種々の食品添加物、様々な添加剤が入ったプラスチック製品など、化学物質に曝露されている現代人は発達障害の発症率が非常に高いのではと感じています。(この部分は著書の内容ではなく、あくまで個人的見解)
これから先、発達障害を持つ人と関わりながら仕事においても、日々の生活に...続きを読むおいても繋がっていく事は避けられない。
そんな現代において生きる我々には必須の知識となる。
発達障害に対しての原因などには言及されていないが具体的にどう言ったと特性があるのかを知る事がてきる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年04月09日

初めにADHDとASDの診断基準や違いを明確にし,患者のもつ能力,社会における誤解,犯罪について述べ,最後にケアの例を挙げている.

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Posted by ブクログ 2018年03月03日

発達障害という疾患について、その中心的なASDとADHDを詳しく述べることによって説明されています。一つひとつ丁寧に書かれていて、この症状に対しての出来るだけ正確な理解をすることによって、世の中にはびこる偏見をなんとかしたい著者の趣旨が伝わってきます。症状の例が述べられていますが、それは一つだけ取っ...続きを読むたら一般にもあることで、それが様々な誤解に結びついていることが良くわかります。複数に当てはまれば発達障害ではなく、発達障害だから複数の症状が出ているということに気をつける必要があるのだと思います。この症状に苦しんでいる方々や、それを支援する様々な活動と、世の中の関心の薄さからくる偏見や誤解。本書を読むことで、この方々に対する総合的な理解をすることができます。

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Posted by ブクログ 2017年12月28日

同じ発達障がいを論じても、著者の一冊目の場合は概論になりがちで、これもその中の一冊でした。内容がしっかりしているだけに、次の本に期待です。

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Posted by ブクログ 2017年12月15日

今まで読んだ発達障がい系の本でいちばん分かりやすくすらすら読めた本かもしれない。アスペルガー症候群で重要なのは「何かへの異常なこだわり」であり、たとえば人付き合いが苦手とかコミュニケーションに関わることだけではアスペルガーと言えない、という話は参考になった。あと、たぶん自分、ADHDだわ。子どものと...続きを読むきに教室を立ち歩く癖があって、時間を経るにつれてその癖がすーっとなくなっていった症例に見事に当てはまるので、多動なのは間違いないと思う。

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Posted by ブクログ 2017年05月14日

ASD(自閉症すペクトラム障害)かADHD(注意欠如多動性障害)について記述した一冊。

ごく一部の天才がもてはやされる反面、大抵の人は仕事どころか日常生活にも苦労するような状況で、これと付き合うのは当人も周囲も並大抵ではないことがよくわかった。

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Posted by ブクログ 2024年03月10日

ASDとADHDについての特徴が書かれており、基本の1冊という印象。
ASDとADHDについては特に真新しい事は書かれていないが、サヴァン症候群についての章は新たな知識を得ることができた。

自分もそうかもしれないと知識を得ることによって、行動は変えていけるのかもしれない。こういった事を学ぶことでよ...続きを読むり広い視野で様々な人と関わっていくことができると考えると、非常にためになる1冊だった。

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Posted by ブクログ 2023年02月18日

発達障害についての定義や具体例、発達障害に関する事件などを知る事が出来た。専門家でも発達障害の明確な診断は出来ないんだね。


ASD 自閉症スペクトラム症
疾患は生まれつき 遺伝的な要因が大きい 親の教育では無い 特定の遺伝子疾患を持つ人に多い オキシトシンが治療薬として有効
最新版の診断基準...続きを読むDDM-5 社会的コミュニケーションにおける持続的障害 限定された反復する様式の行動 後になっても明らかに 社会で重要な障害を引き落とす
自閉とは異なる ASDはそもそも他者に関する関心が薄い
性同一性障害を示すケースも
サリーアン課題
ハンスアスペルガー
ローナウィング アスペルガー症候群を自閉症の軽傷型 ASDに含まれるものとした

ADHD 注意欠如多動性障害
子供の病気 シンプルで面白みの無いものとされあまり注目されてこなかった 比較的努力でカバー可能な為改善してるように見えるだけ
環境原因は否定 遺伝は大きい 細かい原因は不明 生まれつき
マルチタスクが苦手 多動 不注意 持続性 分配性 転換性に問題 興味のある分野には過剰な注意力
男、子供が多い 大雑把に定義すると10パーセント
精神疾患が合併する事が多い 約半分が不安障害 依存性にも

ASDとADHDの共通点と相違点
ふたつは重なることが多い
同一性へのこだわりが鑑別点として重要
対人関係の不得意なadhd 不注意なadhdとその行動への重要性をかんじないasd

映像記憶 共感覚 学習障害
サヴァン症候群 突出した能力 後天性もある
シネイテジア 外部からの刺激に対して通常の感覚だけではなく異なる種類の感覚が同時に起こる 芸術家
学習障害 読む聞く話す書くに障害 限局性学習障害と呼ぶように ディスレクシア

天才
asdは自然科学系 adhdはデザイナー 小説家などに多い
大村益次郎 アンデルセン ルイス・キャロル

アスペルガー症候群への誤解 発達障害と犯罪 佐世保小6事件

発達障害を社会に受け入れるには
デイケア プログラム 「認識」する事が大切

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Posted by ブクログ 2021年07月07日

発達障害のASDとADHDの解説に重きを置いた書籍です。この2つについて知りたい方におすすめします。

個人的な感想ですが「ケーキの切れない非行少年たち」「累犯障害者」を読んでみると、社会に適応できなかったり、人に拒絶されたりすると攻撃してくるタイプが多いように感じます。
また反対に生育環境が悪くて...続きを読むも、発達障害的になる方もいらっしゃるとも思っています。
犯罪の記述が多かったので、少し気になりました。

後者に関しては「愛着障害」「教誨師」「殺人者はいかに誕生したか」が参考になるかもしれません。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月28日

精神科関連の本を読んでいると、他の診療科では、そうそうある訳ではない誤診が平気であるということと紹介されている。
そして、同じ精神科領域でありながら、一般人が新書で得られる知識すら持ち合わせていない事も多い。
にも関わらず、日本の精神医学界で、それを何とかしなければならないという風潮や反省がみられな...続きを読むい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月30日

著者が発達障害、特にASD(自閉症スペクトラム)、ADHD に精通しており、誤診が多い特徴等を含め、発達障害についてわかりやすく説明されている。

特に印象的であったのは、ASD とADHDの差だ。ASDは「対人関係の障害」「常同的な行動パターン」が特徴であり、対しADHDは「多動・衝動性」「不注意...続きを読む」が特徴であるが、ADHDは衝動性ゆえに、他者の気持ちを鑑みる前に思ったことを口にしてしまう等、一見対人関係の障害と類似した傾向が見られる場合がある。

すなわち、ASDの場合はそもそも他者に興味がないため、対人関係を築かないが、ADHDの場合は、他者と関係を築きたくとも、目の前の刺激を優先してしまうがために、他者と良い関係を築くことが難しい場合がある、ということのようだ。

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Posted by ブクログ 2019年10月31日

「ああそうなのか」と思う部分もあり、「そうなのかなあ」と思う部分もあり。結局、人の行動を見て素人の私が判断するべきことはないし、どうこうできることもないということを痛感しました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月06日

そもそもなぜこの本を購入しようと思ったか、まずはそこから思い出すべきなのだろうが、いかんせん2年くらい前のため思い出せない。

ポイントとしては、一部の人はその症状を抱えていたとしても「場数」をこなすことによって、どのタイミングでどう振る舞えば良いか学習ができること。一方、そこまで本人や周囲にも理解...続きを読むを持って接してもらう必要があることから、やはり幼少期にこの傾向に気付くかどうか、その上で対策を取れるかどうかに依るところが多いと感じる。

特定のレッテル貼りや一部の天才を取り上げて肯定をすることが、昨今の流行りのようにも見える。曖昧であるがために、そういった用途には適してしまっている。(ある種の特殊性も兼ねて)

とにもかくにも、うまくお付き合いするというところが、着地点になるのであろうが、そのためにも自分の状態を把握すること、ひいては幼少期の重要性を改めて考えさせられる。

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Posted by ブクログ 2018年10月27日

●発達障害について知りたくて読んだ。どういう病気なのかはもちろん、主にマスコミによる報道の結果、世間での発達障害への誤解について解説している。

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Posted by ブクログ 2018年04月09日

空気が読めないとして爪はじきにされがちな人はASD・ADHDなどの発達障害かもしれない。ドラマや映画の中にもその傾向を持つ人がしばしば描かれる。発達障害であることを認識し適切に対応すれば、仕事も生きづらさも犯罪も、本人にも社会にも、よりよくすることができる。

診断基準や人口におけるパーセンテージを...続きを読む常に提示し、メディアや実例での具体的な言動事例を描いているのがGOOD。

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Posted by ブクログ 2018年02月21日

奇異な言動をしている、理解不能な理由で殺人などを起こしているのは全て発達障害のせい、と決めつけるのは早すぎるということだけは分かりましたが、もう少し分かりやすいものが読みたかったので、求めていたものとはちょっと違うかなと。
発達障害なのか性格なのか違う病気なのか。精神科医でも判断が難しいらしいという...続きを読むのが、奥深さを感じます。

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Posted by ブクログ 2018年01月02日

ASD,ADHDそれぞれのこと、共通点・相違点、犯罪との関連など、新書としてよくまとまっており、わかりやすい。

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Posted by ブクログ 2017年11月22日

読み終えてまず感じたのは、実にこの発達障害というのは難しいということ。
この人にはこの問題があるから、こう対処する…課題に対する適切な一対一対応というのができれば望ましいが、発達障害がうつ病を併発して表れることなどもあり、それはプロの医師を持ってしても難しいようだ。
本書では様々な事例が紹介されてお...続きを読むり、今後様々な人と接する上での視点を多少は得られたように感じる。私は子育てを控えており、また、大学職員である。発達障害を持つ学生へのケア、対処はよく問題となる。そういう意味で、読んで良かった一冊であった。

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