岩波明のレビュー一覧

  • 適応障害で会社を辞めた新卒とぼっち配信者 1巻

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    個人的な実体験も含めて、とても良かったです。見守ってくれている存在感、心配してくれる存在など大事にしたいですね。
    キャラの絵が綺麗で好きです。あぽ可愛い。

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    2026年05月19日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    読む人によっては極端な意見が飛び交いそうな本だが、シュライアーが伝えたいことは明白。
    右とか左ではなく科学の世界に性の問題を還元していこう、まずはそれからだという強烈なメッセージを受け取れた。
    読書中色々と思ったが忘れちゃった。
    本のタイトルがだいぶ扇情的だからそこに釣られて自論の正当性を主張しようとする人が多そうなのがネック。

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    2026年02月20日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    至極真っ当なことが書いてある。

    この界隈は既にカルト化され、アイデンティティの揺らぐ思春期の子供を餌食にして金を産んでるのだということ。
    不可逆な手術をして取り返しのつかないようなことになってもここに挙げられてる活動家やインフルエンサーは誰も責任は取ってはくれない。
    日本でも某アイドルが女性という自覚がないといって乳房を取った例が出来てしまったが(しかも勲章と言わんばかりに今時ありえないくらいワザとらしく大きな傷まで作って)、これが日本の若者にまで広まっていってしまったらと思うと吐き気がする。

    また、数年前に亡くなったタレント兼インフルエンサーもこの界隈の誰かしらに嗾けられたのでは?と邪推してしまう。

    前々から胡散臭いと思っていたこの界隈については、害悪しかないと考えていたので余計にこの本には共感するところは多い。

    古い人間だと思われても構わない。
    人間の性は男と女、オスとメスしかない。
    例え体を作り替えたとしても遺伝子的にはXYとXXで分けられる。

    今度は何だ、遺伝子レベルで性を変える術式でも開発して幼い子供あるいは母体にいる胎児の時からデザインジェンダーみたいに造語を作って稼ぐつもりか。

    なぜこの本に対して出版中止の脅迫がされたのか。
    手口がバレたらヤバいからの一言に尽きる。

    どこかの国が仕掛けた計画的な去勢では?と疑ってしまうくらい酷いムーヴメントである。

    善人ヅラして金儲けするエゲつない奴らは後を経たないが、この界隈のグロテクスさは群を抜いている。それが克明に記された著書である。


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    2025年12月26日
  • 殺人に至る「病」

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    一見普通の人が殺人をおこす理由を精神科医が過去の事件と併せて解説。
    サリン事件の東大卒の実行犯は善悪の判断はつくが、それを上回る崇拝、洗脳により実行したという…
    普段は社会に溶け込んでいると思うと怖い…

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    2025年11月05日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    同性に憧れたり
    他とちょっと違ってみたかったり
    女性的でない振る舞いの方が媚びてなくて良いような気がしたり
    思春期に経験することの多い割と普通のことを特別視してなんだかおかしくなっているようで

    過去にアダルトチルドレンや多重人格が流行った頃に一気に自分はそうだと言う人が増えた時のよう

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    2025年10月12日
  • 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生

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    ■ADHDの特徴としてマインドワンダリングが挙げられる。これは現在行っている課題や外的な環境の出来事から注意が逸れて、全く別のことを考えてしまう現象を指すが、「創造性」との関連が大きいことも報告されている。思考の飛躍。
    ■ASDの人は一般の人があまり意識をしないで周囲の様子を見て、自然と身につけている社会的な常識や対人関係のルールに無自覚であることが多い。彼らは意識的に「無礼」に振る舞っているわけではないものの、常識的な「マナー」や「手順」を理解していないため周囲から誤解されやすいし、本人も混乱し不安に陥りやすい。

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    2025年07月26日
  • 高学歴発達障害 エリートたちの転落と再生

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    ネタバレ

    表紙に書いてある字面に興味を惹かれて手に取って見ましたが、環境とそこにいる自分自身の在り方についてよく考えさせられました。躓きながらも努力して社会に復帰している人達は不都合なことを自分の病気のせいにするのではなく、そこに向き合い対処する自責の思考が出来ている点が優秀だと感じました。勉強や仕事に関して優れていても自分の弱い部分に向き合う人間的な強さがなければ社会に再起するのは難しいのかなと感じたので、トラブルの原因を分析して次に繋げる人間性を養っていきたいなと思いました。

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    2025年05月28日
  • 文豪はみんな、うつ

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    姪っ子と恋愛関係っていう
    絶対炎上しそうなやつとか
    義妹と結婚したいから妻を知り合いに
    譲り渡したりとか…すごい人たち笑

    精神科医の視点から見た文豪達、
    めちゃくちゃ興味深くておもしろかった。

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    2025年01月31日
  • 統合失調症になった話(※理解ある彼君はいません) 推しと福祉に救われて社会復帰するまでの劇的1400日

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    私は、家族が統合失調症で順調に回復していたのですが、本人が服薬を勝手にやめたために再発して、保護入院させることになる経験をしました。私から見れば、とても信じられない挙動でしたが、本書でズミクニさんの絵を見て、ああこうだったのかと少しは納得がいきました。幻視や妄想の世界は、言葉より絵の方が分かり易いです。閉鎖病棟の生活も、退院後に本人から聞いたのと同じような様子が描かれています。この漫画を読んで初めて、入院させられる側から世界がどう見えていたのかを教えられました。

    また、入院中だけではなく、社会復帰の訓練中のズミクニさんの様子から、優しい人柄が感じられました。

    岩波先生とズミクニさんとの対談が巻末に載せてあり、発病のメカニズムや早期治療に必要性やその他いろいろなことを教えていただきました。また、薬を飲むことと、途中で薬をやめないことの重要さを、改めて噛みしめました。

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    2025年02月02日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    ネタバレ

    『トランスジェンダー』がアメリカのティーンエイジャー、とくに少女達の間で"流行っている"という衝撃の書籍。

    昨今、急激にポリコレやLGBTQへの理解を深めよう!という世相になってきているのは分かりますが、自分を受け入れてくれる場が欲しい、優しくされたい(チヤホヤされたい、人気者になりたい)→トランスジェンダーになる!という訳のわからなさ。

    慎重に、本当にトランスジェンダー?別の心理的要因では?と誠実に進めようとすれば、バッシングの的になるという地獄。
    身体的な手術を行なった後では、もう引き返せないというのに。
    大学の友人にも、何人かLGBTQの人は居ましたが、決して周囲と同調したとか、そういうことではなかったと思います。
    日本は遅れてる!と声高に言われることもありますが、外政の良い面と悪い面どちらも、みていくことは大事ですね。

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    2025年01月12日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    思春期に性自認が揺らぐなんてめちゃくちゃあるあるで、大人になれば自然と落ち着くもの
    落ち着いた先がトランスジェンダーならそこから考えていけばいい、というかそれより前に、揺らいでる段階で何かを決定するなんてあまりにも危険
    ましてや本人以外の、大人たちがそれを煽るなんて最悪の所業
    SNSは功罪あるけど、ちょっと毒がでかすぎて怖い
    辞めさせるのは難しいかもしれないけど、時間をかけて規制してくのは必要じゃないかな…
    お酒やタバコみたいに。

    なんか焚書騒ぎがあった本らしいけど、それはちょっと敏感すぎるような
    内容は、正直アメリカの話だし、自分の周りにはもう思春期の子っていないので、ちょっと対岸の火事感…
    だけどちゃんと大人として考えていかなければならない問題だなと思う
    読んで良かった。出してくれてありがとう!

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    2024年12月28日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    これほどのポテンシャルを持った本が、2020年の米での発刊から、2024年にならないと我が国で出ない現実。これがまず大問題。
    「幸いなことに、日本の学校関係者も、医療関係者も、トランスジェンダーの扱いについては比較的慎重である。臨床的にも、トランスジェンダーを訴える人が病院の外来を受診することは多いとは言えない。〜略〜大部分は男性であり、米国のような状況には至っていない。」(P332「解説」より)
    勿論、日本では比較にならないくらい少ないのであろうが、ホルモン摂取のハードルは格段に下がりつつある(私は限界精神界隈のウォッチが趣味)。専門家に対し野暮は百も承知だが、そんな危機感で大丈夫なのか心配になる。

    本書で衝撃だったのは3点。
    DSM-5で、性別違和の定義の執筆を監督したほどの専門家が、トランスジェンダー活動家の攻撃により職を解任させられていたこと(勿論、その筋では有名な事件だったみたいだが)。
    もう一つは、「ジョンズ•ホプキンス大学の著名な精神医学及び行動科学の教授ポール•マクヒューには答えがあった。性別違和は"過大評価された考え"または心を支配するほどの情熱なのだ。それは「世の中の多くの人々がいだいている考えではあるが、患者や一部の人々にとっては、それが人生のすべてだと激しく思いこんでいる考え」なのだとマクヒュー博士は語った。」(P206)
    性別違和とはなにか?に対するこれほど分かり易い答えがあることを私は知らなかった。果たしてこの答えが正解なのか?人の心とは、なんなのか?答えが出る日は来るのであろうか。
    最後に、オートガイネフィリア(レイ•ブランチャードによる造語)の存在をトランスジェンダー活動家が否定しているってのは、何かのギャグなのだろうか?(笑)これが最も衝撃的でした。

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    2024年10月02日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    不公正、抑圧への、抵抗。
    それ自身は、尊重されるべき。

    しかし、そうした行動は、社会的な生き物である人間が行う場合、複数名で行うことで、力と正統性を主張する場合が多い。
    その場合、正当な抵抗は、いずれ「運動」「活動」「政治」というものに、自然に変化する。
    最初は、損なわれたものを取り返すだけの正当な動き、主張であったものが、個としてはでなく、集団としての動きになり、「政治性」を帯びることで、行き過ぎた動きとなる。
    その動きには、どんどんと、自らの自己顕示欲を満たすことに重きを置く活動家が入り込み、correctness を求めための動きは、political なものに変質していく。
    よく目を凝らしてみると、その動き、活動の中には、既に不公正、抑圧の被害者はあまり見当たらないことも。
    本当の被害について、声を上げようにも、その政治性に合致しないものはむしろ疎まれることもあり、あるいは、被害者が阻害されることもあるようだ。
    あまりに身勝手で醜悪な、政治性。

    少し前の世界の、権力に対するカンターパワーであった、「リベラル」「メディア」たち。
    今では、批判を許さない姿勢を貫き、政治性を身に付け、人々を阻害する。

    醜悪。あまりに醜悪な姿を、そのままに描き出した良著。

    読み進めているうちに、ある日本語を思い出した。
    「腫れもの」

    特定の団体、メディアが、タブーを作り出し、世の中がタブーとして忌避する「腫れもの」になれば、大人になることを拒否しても、誰も、ついには親も何も働きかけることができない、「腫れもの」になりおおせる。

    その先死ぬまで幸せに過ごせるか。
    どんなに辛い通過儀礼や修行に臨もうが、幸せなんか確定的に得られるものであるとは思わないけど、「腫れもの」として扱われて、幸せを感じられる人に、自分の子供になって欲しいとは思えない。

    著者は、この構造を顕にするという素晴らしい仕事をしたのではないか、と思う。

    「腫れもの」を作る人たち。
    一体どんな世界に生きているのだろうか。
    なんとかそういう人と関わらずに生きていきたいもの、と思う。

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    2024年09月26日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    ファッション化してしまっている部分があるよね。
    思春期の揺れ動く気持ちの受け皿として、トランスジェンダーが出現している。
    人と違う自分になりたいという感情は古今東西あったわけだが、昨今の多様性の尊重。そして、インフルエンサーという虚構じみた存在が身近になってしまった、現代特有の病のように感じられる。
    そんな生半可な気持ちで名乗るべきではない。本当にそうである人に対しての侮辱のようにも感じる。
    実際にリスクがある決断でもある。

    大前提として、多様性を認めることは大切なので、そこは否定しない。
    そして本書もそのスタンスは一貫している。よって、この本が差別的だ!!と騒ぐのは流石にナンセンスかな。

    思春期の子どもに、性別の変更について意思決定をさせるのは、親としての責任放棄のように感じる。

    多様性の尊重というもっともらしい言葉をもっても、そのリスクは許容されるべきではない。
    本書でも何度も取り上げているが、数ヶ月で辞める、数十年後に後悔したが時すでに遅していったこともあるからだ。
    熟考に熟考を重ねて、やっと決断するような話である。


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    2024年08月18日
  • 発達障害の子どもたちは世界をどう見ているのか

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    今までなん冊か発達障害の本を読んできて、「いやそうじゃない。もうちょっと医学的なことを教えてー!」と思ってたのがこの本で満たされた。
    素人にもわかりやすい文体で、わかりやすく医学的なことや実例を書いてくれているので、知りたい欲は満たされるし勉強になるしでとてもよかった。

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    2024年06月09日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    ネタバレ

    噂の本読みました。トランスの考え方が、ジェンダー規範の押しつけでしかなくてびっくり。
    トランスを自認する人に対しては肯定医療が主流になっているって話も、もはや宗教。。トランス界隈の人たちがこの本の出版を阻もうとしたことでもお察しだけど。

    欧米、想像以上だった。その点まだ日本は理性的かなという感じがするけど(さすがキリスト教が根付かなかった極東の地である)、トランス活動家の声が大きくなればいずれ日本も…という怖さはある。すでに欧米で警戒されるようになった思春期ブロッカーを日本へ売り込む動きがあるそうだし。

    少子化少子化言われてる現代に、人間の生殖を真っ向に否定するような性自認という概念が根付きつつあるというのは興味深い。世界的にみたらやっぱり増えすぎている人口を抑えようとする種としての見えない力が働いているのかな?

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    2024年05月25日
  • 発達障害という才能

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    ADHD傾向ありとの診断があった自分と照らしあわせながら読み進めることができた。スティーブ・ジョブズもそうだったのか、と妙に納得した。後半の対談もとても面白かった。受け入れる環境のことや自分と異なる人の考え方、「差別」ではなく「差異」と捉えられるとよいというのは賛成。

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    2024年05月13日
  • 精神障害者をどう裁くか

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    【目次】

    第一章 刑法39条――「心神喪失」犯罪とは――
    第二章 精神障害者はどう扱われてきたか?
    第三章 「座敷牢」から「病院任せ」の時代へ
    第四章 池田小事件と「医療観察法」の誕生
    第五章 刑法39条に対する批判
    第六章 裁判員制度と精神鑑定

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    2024年05月02日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    アメリカのジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーが、アメリカの十代の少女を取り巻くトランスジェンダー関連の状況についてレポートした本。ここでいうトランスジェンダー状況とは、ホルモン注射や外科手術も含む。トランスジェンダーとしてホルモン注射や外科手術を受けた少女や家庭へのインタビュー、インフルエンサー、医療業界、学校関連、トランスジェンダーとして生活している人々、それぞれにしっかりとインタビューしており、それだけでも、著者の並々ならぬ苦労がしのばれる。
    以下、箇条書きとなるが、感じたことなど。
    ・本書は十代の少女にどう向き合うかの方が主題だと思う。原題は「不可逆的なダメージ」であり、キャッチ―なタイトルとして「トランスジェンダー」の言葉が先行しているが、「十代の少女はなぜトランスジェンダーに向かうのか」と「少女」を主語の方が正しいと思う。
    ・昔からある思春期の少女の揺らぐ気持ちや不安感、それと苦しみながら向き合うことで成長するところを、安易にトランスジェンダーという解法を用意してしまう風潮。トランスジェンダー仲間を増やす手段としているように見える。
    ・トランスジェンダー「活動家」が学校、医療の現場に対して影響を持ってしまい、漠然とした不安感の原因として提示されたトランスジェンダーではないか、という考えを煽り立て認めてしまう状況。これは昨今の個人の感情を優先する風潮や、子供を叱らない状況が加速させているのではないか。
    ・医療業界もホイホイホルモン注射や外科手術をやってしまう状況。ポリコレ棒で殴られて最悪職を失うことを恐れているのではないか。
    ・個人的にはダイバーシティの「みんな違ってみんないい」は正しいと考えている。他者との違いを否定せず認めるのが知だと思う。それなのに、なぜトランスジェンダー「活動家」は僅かでも考えが異なるとトランスフォビアのレッテルを張り排除しようとするのか。好意的に考えれば、今まで迫害されてきたため、攻撃的になることで自分のアイデンティティを保たねばならない(黒人のラップのような)というのがあるのかもしれないが、錦の御旗のもとに他者を屈服させたい人々が集まっているのではないか。
    ・後半の章に登場するトランスジェンダーの人達は、手術を受けるまで十分に考え、かつ少女たちに対して、安易にホルモン注射や手術を行わず、慎重に考えるようにと述べており、とても好感が持てる。
    ・大人世代は子供(十代は子供だ)の悩みを受け止めて、ともに苦しみながら悩みに向かい合うのをサポートするのが責務ではないのか。それを全面肯定して不可逆的な道に安易に導くのは責務の放棄としか考えられない。子供が本当にトランスジェンダーで、ホルモン注射や手術が最良の手段だったとしても、安易に結論に飛びつく/飛びつかせるべきではないだろう。「悩みに向かい合う」その過程こそが人間の成長させ、それを手伝うのが大人の責務であろう。

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    2024年04月17日
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇

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    抗議が集まって一旦出版が取りやめられたことで話題になった本。思春期になって訴えられる性別違和についての診断は慎重にしましょう、取り返しのつかない処置は特に、という主張で、拍子抜けするほど穏当。カルトへの傾倒や、HPVワクチンによる症状と同様、思春期から青年前期の苦しみをどう受け止めるかが問われている。

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    2024年04月15日