【感想・ネタバレ】統合失調症になった話(※理解ある彼君はいません) 推しと福祉に救われて社会復帰するまでの劇的1400日のレビュー

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Posted by ブクログ

Twitterは知らなかったのですが、タイトルの「(※理解ある彼君はいません)」にひかれて思わず購入。自分は中年未婚男性で軽い精神疾患も経験したので、精神疾患系のコミックエッセイは電子版含めて比較的多く読みましたが、自分が読んだものの中で女性が主人公の場合は、親の理解が得られなくても理解のある彼氏さんがいて救われたというのが多く、「そりゃ理解あるパートナーいればわりとなんとかなるよな・・・」と思っていたのでした(苦笑)。

とはいえ。ズミクニさんは理解ある彼君さんはいらっしゃらなかったようですが、人とのご縁を大切にされていてそれが社会復帰につながったようで、これはかなり重要なことだと思いました。加えて大事なのが、的確にSOSを出すこと。この本を読んでいて、ズミクニさんのお人柄がにじみ出ていたので、きっといい人なんだろうなと思いました。
何より、ズミクニさんが自ら社会とつながろうと試みているところが素晴らしいと思いました。

コミックエッセイの書き手は女性が多い印象があって、そのせいか、この手の本では男性が主人公のものがあまり見られないので、男性の場合どうなのだろうと気になりました。SOSが的確に出せなかったり、親に理解されなかったりで表面に出てこないで問題を抱えている当事者がたくさんいるのではないかと心配です。なんとか、みんなの生きづらさが少しでも軽減される世の中になってほしいものです。

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2023年03月08日

Posted by ブクログ

まあさうなんだらうな体験記
 前半は統合失調症の措置入院。吾妻ひでおの禁煙病棟とか相原コージの鬱病とか、マンガ家の入院実録ものも多いなかで、オタクの女性によるもの。それらと似た印象。
 後半は障碍と就職の困難。障害者手帳を取ることを拒否する母親など。
 まあさうなんだらうなとおもふ。
 絵は素人っぽさがありつつ、ちょっと独特。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

お詫び行脚 思ったより新刊が頒布できている 病院で人の優しさに触れた事で自分の病気は寛解できたのだと思います 私にとって統合失調症はハードルではなくて行動するうえでの一つの指標なのかもしれない 「無為自閉」の状態を長期間継続している患者さんをしばしば見かける

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2023年07月28日

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