岩波明のレビュー一覧

  • 精神障害者をどう裁くか

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    岩波明氏の本は二冊目。
    最近興味を持っていた精神障害者の法律について書かれていたので、読みました。

    措置入院、医療保護入院や、最近できた医療観察法、昔の精神障害者の扱われ方から現在に至るまでの歴史など、とても勉強になった。

    たまに挿絵や写真が載っていて、当時を想像することができました。。

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    2012年01月09日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

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    読みやすい。要は、マスコミが騒ぎ立てることで心の病を意識するようになってしまった現代人へのアンチテーゼ。

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    2013年03月16日
  • 精神障害者をどう裁くか

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    [ 内容 ]
    「野放し」と「厳罰化」のあいだ―。
    なぜ「心神喪失」犯罪者たちは、すぐに社会に戻れるのか。
    なぜ刑務所は、精神障害者であふれるようになったのか。

    [ 目次 ]
    第1章 刑法三九条―「心神喪失」犯罪とは
    第2章 精神障害者はどう扱われてきたか?
    第3章 「座敷牢」から「病院任せ」の時代へ
    第4章 池田小事件と「医療観察法」の誕生
    第5章 刑法三九条に対する批判
    第6章 裁判員制度と精神鑑定

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年04月09日
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―

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    精神医療の歴史と現状、触法精神障害者に対する医療と司法システムの実態について。

    難しい問題ですね。

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    2011年09月29日
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―

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    精神障害と犯罪の関係についていろいろ。このひとの「人権派」に対する敵意はそうとうだ。でもまあこういう書き方する人もいないと困るわね。現場以外の人の話ばっかり読んでるとなんか勘違いしてしまう可能性がある。



    宮崎事件についてもいろいろ分析。なるほど。



    サリヴァンへの悪口はポリティカリーにコレクトじゃないけどまあ裏ではいろいろあるんだろうなあ。

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    2020年06月15日
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―

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    <人口の約1%が統合失調症という事実。しかし、それが我々に実感されることがないのはなぜか。殺人、傷害にかかわりながら、警察から逮捕もろくな保護もされず、病院さえたらい回しにされる触法精神障害者。治癒して退院したはずなのに、再び病院へ戻ってくる精神病患者。疲弊する医療関係者。社会の目から遮蔽されてきた精神医療の世界を現役の医師がその問題点とともに報告する。>長年厳しい環境で先生をしてきた方が精神病についてい多くのエピソードを使って語りかけてくるかんじ。自分の医者としての姿勢についてはあまり多くを語らないかんじだったけれど、「思いやり」とか「やさしさ」とかそうゆうものが感じられるところがよかったと思う。

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    2011年01月05日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

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    精神科医たちのヤバイ話がいろいろ。おもしろい。



    患者に手をつけて問題起こした医者が「現在は思春期病棟に勤務している」とかわざわざ書いているのが悪意あっていい。

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    2020年06月15日
  • ビジネスマンの精神科

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    [ 内容 ]
    「心の病」の症例と治療法。
    うつ病・うつ状態、パニック障害、神経症のケーススタディから、職場環境の改善まで、すぐに役立つガイド。

    [ 目次 ]
    第1章 精神疾患とは何か
    第2章 うつ病
    第3章 躁うつ病
    第4章 うつ状態
    第5章 パニック障害
    第6章 その他の神経症
    第7章 統合失調症
    第8章 パーソナリティ障害
    第9章 発達障害
    第10章 薬物療法
    第11章 企業と精神医学

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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年12月13日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

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    以前に読んだ『強姦の歴史』のように、精神的な傷ばかりか肉体的な傷まで無視された時代があったことを思えば「心の病」も無視してはいけない問題ではありますが、なんでもかんでも「心の病」としてしまう昨今、心のケアが叫ばれ精神科へかかるハードルが下がったことは本当に苦しむ人にとっては良かったと思う反面、マスコミに煽られた「心の病」の氾濫には疑問を感じていたところピッタリくる本がありました。
    「心の病」の実態を臨床医の立場から真摯に書いています。

    ブームにするだけではなく精神医学と関わる司法の整備は早急に必要だと思いました。

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    2010年10月23日
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―

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    淡々と、しかしこれでもかこれでもかとばかりにベールがはがされてゆく「精神病院」という世界。
    まったく知らないよ、ということならばともかく、なまじ多少は知っているつもりだったことなだけに、自分の価値観ごと足元をすくわれたかのような読後…

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    2010年10月27日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

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    心の闇が関わっていそうなことについて論理を展開するとき、精神の症状名や病名などを記述し、それが根本の原因であるかのように説明する書籍が多くあります。

    流行りの病名などを用いて説明されると、説得力が生じてしまい、それを鵜呑みにしてしまって本当のことを理解しようとする思考が止まってしまいます。

    思考停止によって本当の解決が妨げられないように、この本を読んでおくと良いと思います。

    特に1章〜4章が思考停止に陥らないようにするためのヒントになると思います。

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    2009年10月04日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

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    面白かったです。

    学校で習ったこととか思い出しながら読みました。

    精神医学って、知っているようで、知らない領域なんだよなぁ…

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    2009年10月04日
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―

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    過去のトラウマが現在の精神病の原因になるわけないじゃんみたいな
    精神分析への異議申し立てがなかなか面白い。
    やっぱり精神医学ってのは医学っていうだけあってハッキリしないことは言わないね。
    ふつうの医学の、風邪の予防にはマスクを的な、精神病の予防みたいなのって何かないのかな。

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    2009年10月04日
  • 他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑

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    2015年に出た本。
    あとがきによると…
    精神科医の岩波明さんが
    インターネットマガジンに連載していたものを
    まとめ直したものだという。

    インターネットが普及し、
    SNSが欠くことのできないツールとなった今
    誰もが毎日嫌っていうほど目にする
    『他人を非難してばかりいる人たち』
    がテーマ。

    2000年代の例をあげて書いている。
    懐かしくも忘れ去っているニュースたち。
    でも確かに当時、マスコミ報道が
    加熱していた印象も残っている。

    前半ではバッシングの例をあげる。
    後半でこれらの理由を著者目線で指摘する。

    バッシングは「不寛容さ」により起こる。
    この「不寛容」は、
    日本人の「先進性」と「特殊性」によるという。

    「先進性」とは、
    近代の人たちが目指した自由の実現で
    しがらみのなさは、裏を返せば
    伝統的な絆のなさだという。
    (まなざしの不在)

    「特殊性」とは、
    日本は地理的にも閉鎖空間であり、
    他国に比べて多様性も少ないので
    同質性のなかに身を置くことになり
    息苦しさを感じているという。

    また国際的な自己意識調査を引用して
    日本人の若者が悲観的であると指摘。
    これも、過度に先進的な社会になったから、
    社会のアノミー化(無規範化、無秩序化)
    によるという。

    積極的な打開策の提案はなったけれど…

    若者の悲観について
    「日本人は自分の人生を自分で考える訓練を
    受けていないため、何をしたらよいのか
    まるでわからない」
    と書いていて、そこから読み取ると
    「不寛容」を暴走させないためには
    自分の人生を自由な選択肢から
    自ら考えて自由に生きること
    なんじゃないかと思う。

    他人を批判してばかりいる人は
    自分の人生を真剣に生きられていない人たち
    ということかなと理解した。


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    2026年10月01日
  • 文豪はみんな、うつ

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    文豪と呼ばれる作家たちの記録や行動から、彼らがどんな精神疾患を患っていたかを紐解く一冊。精神科の先生が書かれているので、説得力が抜群。

    ひとりひとりの生い立ちから、彼らの精神状態がどのように作品に投影されているかなども詳しく書かれていて、読み応えがあった。正直なところわたしは現代の作品が好きなのでここに掲載されている。

    文豪の作品は教科書で読んだ程度だったが、現代でもこんなにも有名で天才だと言われた。文豪たちも、生身の人間だったのだなぁと感じさせられた。

    当時はやはり精神疾患の診断と言うのも今ほど発達していないわけで、現代であれば苦しまなくてよかった人たちが本当にいろいろな症状に苦しまされていたんだなぁと少し切ない気分でもある。とは言え、中にはガチでやばいやつもいるので、周りにいた人たちは大変だっただろうなぁと思ったりもした。

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    2026年07月03日
  • 天才と発達障害

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    岩波明『天才と発達障害』を読み終わった。岩波氏の著書は過去に『精神医療の現実』を読んだことがある。
    本書で取り上げる発達障害はADHD(注意欠如多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の2つであり、これらと天才性の関係性について述べている。
    発達障害と天才性の関係で有名なのはサヴァン症候群だが、彼らがどういうメカニズムで特定分野への驚異的な能力を示すのかはわかっていない。
    同様に、ADHDやASDと天才性の関係性についても明らかになっていないが、それに関する過去の研究を参照しつつ、偉人たちがADHDやASDであった事例を紹介している。
    例えば、ヴィトゲンシュタイン(1889-1951)。彼は明らかにASDであった。彼の代表的な論文『論理哲学論考』は第一次世界大戦の従軍中に記したメモをまとめたものである。従軍中に論理哲学について考えていたということだけでも異能の人物であることがよくわかる。
    ADHDやASDの人は学校教育にはなじまないことが多いが、その中にいる天才を社会が殺してはならない。彼らをどう育てるかが大事な点である。

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    2026年02月26日
  • その「うつ」っぽさ  適応障害かもしれません

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    読みやすく分かりやすかったです。ストレス要因からは距離を置くことが一番なのは分かっていますが、全てのストレスから距離を取り続けることは現実的には出来ません。そこをなんとかしたいです。

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    2026年02月02日
  • 発達障害「不可解な行動」には理由がある

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    再読。実際にある発達障害の人たちの困りごとについて、その理由を説明してくれる。わかりやすいし、背景がわかれば、同じ困ったことでも受け止め方はかわるだろう。こういう知識は大事だろうな。

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    2025年11月30日
  • 天才と発達障害

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    発達障害の特性が天才を生み出しやすいという構造、相関はあると思った。
    あらゆる分野の天才のADHDエピソードがあり、その異質性がまさに天才性を物語っていた。
    天才とは何か、という天才の定義において、相対的に異質である存在、トリックスターのような存在という意味で、同じような特性を持つ発達障害の方には物凄い可能性が秘められていると思った。

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    2025年10月06日
  • 文豪はみんな、うつ

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    2025年18冊目

    キャッチーなタイトルに心掴まれて購入
    東大医学部医学科卒の作者が、誰でも知っている文豪たちの抱えた鬱や精神病を、著書や行動や証言などから読み取っていくもの
    そりゃそうだよな〜と思うところも、こんな人だったのか!と思うところもあり、読み応えがあった

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    2025年10月05日