岩波明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ADHDの話がメインで、ASDについては他をあたってくださいという感じだった。当事者3名との対談はおもしろかった。わたしはASDだが似ている部分もあった。特に過集中と、「どこに行ってもしばらくすると変人扱いされる」というところ笑。
ちょっとあんまりな医師の話も出ていて、いい医師に出会ってちゃんと診断してもらうのって案外大変なのかもなと思った。わたしの主治医は診断も処方も雑談もちゃんとしてくれる。電子カルテじゃなくてこっち見てくれる(わたしは先生の目見られないけど)。おかげでQOLが爆上がりしたからラッキーだった。発達特性と一緒にそこそこに生きていくうえで信頼できる医師ってすごく大事だ。
周囲の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ部署の読書家の先輩からのご紹介で。
もともと、片付けができない人、時間を守れない人は、ほとんど病気のようなもので、本人の意志が弱いとかそういう問題じゃないと思っていたが、それが、発達障害に区分されるということで腹落ちした。
発達障害には、ASDとADHDとLDの3つがある。
ADHD(Attention-deficit、Hyperactivity Disorder)注意欠如・多動性障害の特徴
1不注意;忘れ物、なくしものがおおい。注意を向けることが苦手、注意を切り替えるのが苦手、ケアレスミスが多い、マルチタスクが苦手、片付けができない。注意が散漫になってしまう。
2多動・衝動性;多動は子供の -
Posted by ブクログ
私は昨今のトランスジェンダー問題に懐疑的である。トランス女性が女性スペースに侵略したり、スポーツの世界で女性の表彰を妨害することに反対である。
だからこそ、著者の思想自体には近いと言えるが、読んでみると著者自身もミソジニーを内包していたり、性愛至上主義的なところがあることが分かる。そこに注意を傾けながら読まなければならない。
今が辛い時、別の何かにさえなれば問題は解決すると錯覚しがちであるが、その考えは危険だ。特に思春期には。
非常に難しい問題だと感じたが、訳者あとがきに書かれていたように精神疾患・精神病界隈では医学的事実が時代によって二転三転する。(発達障害についての知見とか)なので、トラ -