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Posted by ブクログ 2011年04月17日
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書名から勘違いするひとが多いのかも知れないけど、「どう裁くか」に答えを出しているわけではない。
ただ、その問題を考える上で必要な、(触法)精神障害者を取り巻く法制度の歴史的な経緯や重大な転換点となった事件における司法関係者・病院関係者の反応などが多く書かれており、考察の手助けにはなると思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月14日
精神障害者についての基本的な事項が整理されていて、とても分かりやすい本です。精神障害者問題についての歴史的経緯を概観することができます。歴史的経緯を知らないと、今起きている問題をきちんと理解することはできないと思いました。
精神障害者問題は古くからあって、今なお解決策が見出されていない問題。触法精...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月09日
[ 内容 ]
「野放し」と「厳罰化」のあいだ―。
なぜ「心神喪失」犯罪者たちは、すぐに社会に戻れるのか。
なぜ刑務所は、精神障害者であふれるようになったのか。
[ 目次 ]
第1章 刑法三九条―「心神喪失」犯罪とは
第2章 精神障害者はどう扱われてきたか?
第3章 「座敷牢」から「病院任せ」の時代...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月03日
仕事で必要に迫られて読む。
精神障害者に関する歴史、法律や法律の考え方が整理されており、精神保健福祉法や医療観察法を理解する入門書としてとても役に立った。
著者の考えが保安処分を許容する傾向にあることは少しきになるが、精神科医と弁護士との考え方の違いは否めない。
また、歴史や制度の説明が主題なので...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月20日
刑法は,心神喪失者の行為は罰しない,心身耗弱者の行為はその刑を減軽する,と定める。この刑法39条にまつわる本。殺人などの凶悪犯罪では,精神障害者が加害者になることがかなり多い。
従来,統合失調症,あるいは躁鬱病と診断されると,犯行時にどのような精神状態であろうと責任能力はまったくないと判断する慣...続きを読む
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