岩波明のレビュー一覧
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天才と馬鹿は紙一重と言われる。後世に偉大なる人物として名を残す政治家、文学者、芸術家、科学者たちが、社会から異端とされながらも大きな実績・成果を残してきた事実、その背景について精神面の研究と照らし合わせていく内容。
大半の人が自分にもそう言う面があると考えるうつ病や、幼い頃を振り返ると何処か当てはまる時があったなと感じるADHDやASD。
小さい頃は突然授業中に奇声を上げたり、変顔をしながら異常なハイテンションで周囲に話かけてた自分の事を未だ鮮明に覚えてる。現在の私は天才でも優れたビジネスマンでも何でもない人間(普通だと思っている)なのだが。そんな幼い頃がダメだったかと言えば、両親の教育のせい -
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病跡学には興味があるので、最後までずっと面白く読んだ。
ここに取り上げられていた作家たちの中に、一般的な評価に少し違和感を感じていた作家もいたので、この本の解説で納得できた。
ただ、逆にもう少し深掘りしてほしかった作家もいるし、岩波先生の見解ではなくこれまでの説の方が妥当ではと思われる作家もあった。作家本人に直接会ったり行動を観察しているわけではなく、残された作品や資料から判断するしかないから、何をどう評価するかに幅が出るのは仕方ないと思うので、どの先生の説なら納得できるかは、読むこちらが何に重きを置いているのかにもよるのだろう。
今回収録されていなかった作家についても読んでみたいと思った。続 -
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人の気持ちがわからない、同じ失敗を繰り返す、自分は発達障害では?と思うことがたまにある。というか、そういう部分はあるが、経験や仕組みで解決できている部分が多い。ただ、認知の面でどうしても生きづらさはある。相手の気持ちがわからずに信頼関係を築けない。
コレだという解決策があれば良いのだが…
★疾患は生まれつき
成人になって発症するものではない。
★カサンドラ症候群
ASDのパートナーと信頼関係が、築けないことによって生じる精神的、身体的な症状。
元の位置に戻せない、反省がない、自覚がないなど、ゆとりがある時には許せるが、子育てなど多忙な生活ではイライラしてしまう。
★「認識」すること -
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ネタバレ悪とは何か。実際に起こった事件から殺人を犯すときに犯人がどのような精神状況だったのか、社会状況から、何が悪なのか、を考えていく。
タイトルからキルケゴールを意識しているのがわかるけれど、最近見た映画の予告「死刑に至る病」を思い出して、本書を思わず手に取った。
「はじめに」から、もう興味をそそられる。アーサー・ウィリアムズ「この手で人を殺してから」の話が魅力的。読んでみたくなる。
それから北九州連続殺人事件、座間9人殺人など色々な事件の話が出てくる。
第1章「不寛容という悪」、第2章「精神病質」、第3章「狂気か悪か」、第4章「通り魔」、第5章「カルト宗教と犯罪」という構成。
不寛容さの話 -
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電子書籍の割引期間の最終日が来て、何か選ばなくちゃいけないような脅迫観念に駆られて、ついコレを選んでしまった。私は「期間限定お買い得」に極めて弱い。いっときは財布がパンパンになるほどにクーポンを入れていたのだけど、最近はアプリの中にクーポンが無数に入っている。このクーポンを使うために1日の予定をやりくりすることも多い。私はクーポンを買い物に利用しているのか、クーポンのために買い物をしているのか。依存症の典型的な症状。コレ病気かも。まぁ、生活を脅かすほどじゃないからまだ医師にかかるつもりはない(←「私は依存症ではない」と言うのは依存症初期の典型)。
まぁどちらにせよ、自殺や心中に至るような「う -
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国語便覧を見るのが好きで。自分が学校でもらう学年になる前から兄のものを眺めていました。中でも近現代の文豪のページを読むのが好きでした。
顔写真、ペンネーム、本名、年表、死因、エピソード。なんでかとっても面白かったです。著作はそんなに読んでいないのに…。
という、文豪に純粋に興味があるので手に取ってみたのですが、想像以上にタイトル通り、本当に「文豪はみんな、うつ」な内容でした。
あまり詳細知らず手に取ったのですが、よくある実は○○!みたいなゴシップのノリの軽いものかと思ったら著者が精神科医ということで丁寧に分析されていて面白かったです。
うつ、統合失調症、躁鬱、私はぼんやりとしかそれぞれわか