あらすじ
新時代を切り開く才能と発達障害の特性
オードリー・タンやイーロン・マスクといった、閉塞した社会を打ち破っていく才能の持ち主や、天才と呼ばれる芸術家、歴史上の偉人たちの中にも、発達障害の傾向がみられることが多いという。「過剰集中」や、「マインド・ワンダリング」という特性が、創造性が必要とされる仕事を成し遂げるにあたって、大きな力を発揮するというのだ。では、どのような環境でその能力が開花したのか。その秘密に迫っていく。
『テルマエ・ロマエ』などの作品で知られる
ヤマザキマリ氏との対談も収録!
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Posted by ブクログ
ADHD傾向ありとの診断があった自分と照らしあわせながら読み進めることができた。スティーブ・ジョブズもそうだったのか、と妙に納得した。後半の対談もとても面白かった。受け入れる環境のことや自分と異なる人の考え方、「差別」ではなく「差異」と捉えられるとよいというのは賛成。
Posted by ブクログ
日本では協調を求められ、変わっているものを良しとしない傾向があるので、発達障害は社会とのあり方が難しいと思った。
協調とか調和関係なく、良いものは良い、悪いものは悪いと言える社会や大人を作ることが大切だと思った。
Posted by ブクログ
マインド・ワンダリングという考え方を知ることができた。
発達特性が強い人にとって重要なのは多様性を受け入れることのできる土壌づくりということを再認識させられた一冊。