鈴木敏夫のレビュー一覧
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スタジオジブリ・プロデューサーが、
3人の禅僧と語る“半径3メートル”の禅問答。
本書のキーワードは、
「今ここを生きる」ということ。
・人は生きている以上、必ず何らかの影響を受ける。
完全なオリジナルという発想ではなく
オリジナリティは真似る事を
極めた先に後から付いてくるもの。
・今の社会は多様な価値観があり
情報や物は溢れている。
自分にとっての幸せとは何か?
足るを知ることとは、
必要か必要でないか判断しながら生きること。
あとがきで、たくさん有る依頼の中から
今回の企画は
ある疑問と興味があり
進めることになったと、
結局最後まで
明確な回答は得られなかったが
この上なく -
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映画がヒットするには「作品」「配給」「宣伝」すべてが大事。観たことがある映画で舞台裏が語られて、とても面白い
【感想】
面白かった!とても読みやすかった。読みやすすぎると思ったら、あとがきにこの本を書いたのは柳橋閑というライターさんだった。鈴木氏が書いているのはあとがきだけで、あとは柳橋さんがインタビューしながら書いたらしい。
ジブリ、映画の見え方が変わるから面白い。元々、作品作りがやりたかった鈴木氏だが、製作の立場上、プロデューサーを務めていくことになる。毎回手探りでその方法を生み出していく。面白いのは、作品自体のクオリティにはそう遜色が無いと思えるジブリ作品でも、やはり興業収入は大 -
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ジブリの鈴木さんに聞いた仕事の名言
1.こんなひとにおすすめ
①ジブリ作品に関心があるひと
②宮崎監督、高畑監督に関心があるひと
③監督とガチで意見してきたプロデューサー鈴木さんに関心があるひと
④プロの作品にかける想いを知りたいひと
2.僕の購読動機
僕の場合は、④です。
彼らの作品がどのような熱、エネルギーで生まれてきたのか?
それを言葉で知ることも学びのため。
3.共感のことば
①会社のなかで、いま、このひとが考えていることは?これを想像する心の準備。それが仕事をつくる。
②最初からすべてをわかっているわけではない。
やっているうちに、少しずつわかってくる。
③いま、ここにだけ集中 -
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スタジオジブリに関わってきた著者自身の経験から、宮崎駿さん、高畑勲さん両名の仕事ぶりや会話のやり取り、プロデューサーの役割などが描かれた一冊。
思うのは、やっぱりとんでもない仕事をやってきた人たちって圧倒的に熱があるんだなってこと。しかも、変わってる(笑)
おもしろかったのは、電話のエピソード。
電話でたんに「会いたい」と伝える著者に対して、延々と会えない理由を述べる高畑さん。なんと、それが1時間!しかも、最後には代打を宮崎さんに押しつける始末。
代わった宮崎さんは宮崎さんで、「自分はしゃべりたい事が山のようにあるから、16頁よこせ」という。元々の依頼は8頁のつもりが倍の16頁。著者は2 -
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ネタバレジブリのプロデューサー鈴木さんが語る、作品のことと二人の天才のこと。
宮崎駿さんは、いつまでも少年みたいな人、高畑勲さんは、人当たりのいい人、というのが読む前のイメージでした。
宮崎さんに関しては、それは大いに当たっていると思います。しかし、思っていた以上にすごい方でした。
自分が思い描いて来た作品も、ぽいっと手放すことができる。
人のよさはよさとして認めることができる。
いつまでも飽くなき探究心をもっている。
建築の才もある。
ジブリ全体のことを考えている。
そして、作品に対する強すぎるほどの想いがある。
宮崎さんに毎日あれこれ言われたら、そりゃあ大変かもなあ…。
そして、高畑さんは宮崎 -
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禅語の表現の奥ゆかしさに触れていると、何気なく使っている言葉にも先人の知恵が受け継がれていると感じる。いかに生きるのかという問いは今も昔も変わらないのだ。
「言葉ではなく 間 で伝えていく」
「言葉では似て非なるもにしか伝えられない」
「“間” という漢字には「めぐり合い」という意味がある」
との一節が気になった。
言葉によって人が傷つく場面をたくさん見てきたけれど、それは「間」を忘れてしまっているのかもしれない。
言葉の使い方、伝え方が難しいのは、伝える人や受け手の人となりや背景、時代、言葉の組み合わせなどによって受け取られ方が変わってしまうからだ。
それらの「間」に想いを馳せ伝え -
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眠かったので、何度も途中で寝ながら読んだ。
そんなゆったりした読書に向く感じ。
【引用】
(細川)
「一日暮らし」という言葉があるんです。
白隠さんの師匠がおっしゃった言葉なんですが、
どんなつらいこともその日一日だと思えば
耐えられるし、どんなに楽しいことも
その日一日だと思えば浮かれることはない」
という意味です。
(鈴木)
そこでその方に、テーブルマナーを
教えていただきました。でもその方は
「だけど」とおっしゃるんです。
「一番美しい食べ方は、自分が正しいと
思ったことをちゃんとやること。
そうやって食べなさい。これ、一生役立つわよ」
って。(中略)ただしそれが、
「人から見た