鈴木敏夫のレビュー一覧

  • ジブリの仲間たち

    Posted by ブクログ

    ジブリの広告戦略。プロデューサー鈴木敏夫として、どのような広告戦略を打ってきたのか、興味深く読めた。

    次の文章が印象的だった。
    『プロデューサーの仕事というのは探偵業と同じなんだ。その作家が何をしようとしているのかを探る。一方で、現代というのはどういう時代なのかを探る。それをもとにどう宣伝するかを考えなきゃいけない。映画というのはストーリーを売るんじゃない。哲学を売るんだ』

    0
    2017年07月02日
  • ジブリの仲間たち

    Posted by ブクログ

    鈴木敏夫がどのように映画を宣伝したかという仕事の記録。筆者の考えとして、あくまで作品を尊重する(宣伝のために作品を曲げない)が、ヒットには、作品、宣伝、流通が必要とのこと。宣伝と流通がうまく行かなかったから失敗した、という経験談も語られている。事業のためには作品だけではダメだ、というのはよく言われることだが、それの実例として参考になる。

    0
    2016年12月17日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

    Posted by ブクログ

     ジブリの名物プロデューサー鈴木敏夫氏の語り下ろしの一冊の新版。
     勘違いかも知れないけれど、鈴木氏は作品が好きと言うよりは作り手に魅力を感じているのかなぁと。作品とは距離を置いている。だからこそ冷静だし、戦略的に見えるのかもしれない。(少なくとも私はそう思っていた)

     すべてはコントロール出来ないけれど、そのとき出来る最善をやる、ある意味サムライみたいな潔さを感じる。カッコイイ。
     ……しかし、宮崎駿と高畑勲と一緒に仕事するのって大変そうだ。

     宮崎駿をただの天才ではなく、得意分野のある一人の人間と見ていておもしろい。(当たり前なんだろうけど、そういう観点で見ることは無かったので)

    0
    2014年07月24日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

    Posted by ブクログ

    きつくて楽しい仕事をずっと出来る幸せ。虫プロの辛酸を綱渡りで回避した道程。今読むなら絶対こちらの新板。

    0
    2014年07月16日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

    Posted by ブクログ

    ジブリ映画は大好き。でも、鈴木敏夫氏がテレビや何やらで話してるのを観ると、わたしの「信用できない男!話しを聞くな!」センサーが働き生理的に拒絶してきた。でも、活字になった彼の言葉は、とても聞きやすく(読みやすく)モノづくりに真摯に取り組む男たちに胸を打たれた。

    0
    2014年07月15日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

    Posted by ブクログ

    日本のディズニーを目指さないところがいい。
    ただ・・・、個人的にはジブリ映画はほとんど観ていない。社会現象なのだから、これから一気にDVDなどで脳の片隅に入れていこう。
    それにしいも、興行成績を一番にしていると神経がすり減るだろうなぁ。

    0
    2014年06月27日