鈴木敏夫のレビュー一覧

  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

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    ネタバレ

    鈴木敏夫著「仕事道楽」(岩波新書)より

    宮崎駿監督の映画作りの三つの原則
    ・面白いこと
    ・作るに値すること
    ・儲かること

    でも、「トトロ」の時だけは儲からなくても良い、と思ったそうです。
    なので「ナウシカ」や「カリオストロ」などの様にトトロが最初から出ずっぱりで大活躍する。といったサービス精神からのプレッシャーより開放されたそうです。

    なぜか?
    それは、高畑監督の『火垂るの墓』と同時上映なので気が楽だったから。なのだそうです。

    一方、二本の映画は大絶賛を浴びたものの興行成績は決して良くなかったそうです。

    しかし「トトロ」は日テレの金曜ロードショーにて大人気を得ます。

    そして、映画封切り2年後くらいに思わぬ副産物の”ぬいぐるみ”がジブリを潤してくれたのだそうです。

    …

    ところで、宮崎監督は『もののけ姫』では自分の得意技をすべて封じたそうです。

    それは何でしょうか?

    …の様な「!」が、この本には沢山盛り込まれてて面白いです。

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    2014年06月26日
  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんが、宮崎駿や高畑勲との出会いや各作品の制作過程などを自伝的に記した本。

    ナウシカやトトロなど名作が出来るまでの過程は勿論、宮崎駿や高畑勲の人となりが面白い。宮崎駿は全て自分の世界で作っているかと思っていたが、案外鈴木敏夫に意見を求めるし、予算とスケジュールを意識している。一方高畑勲は、イメージ通りでまず簡単に製作を引き受けない。渋々引き受けても、題材に対する解像度を上げるため異常にリサーチするのでその為平気で遅延する。アプローチが異なる2人を手綱で引く鈴木敏夫の手腕が素晴らしい。2人をやる気にさせるコミュニケーションや、事の運び方が上手い。プロデューサーは企画もそうだが、全方面のバランスをとりながら全員で前に進める状態を作り出すのが能力だ。一つ一つの仕事は細かくて面倒だし、何より人の動かし方はそれぞれ緩急を変えなければいけないが、そこが鈴木敏夫のセンスだと感じた。

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    2026年10月10日
  • 禅とジブリ

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    『嫌われる勇気』を読んだ後だったので、アドラーと仏教の教え(特に禅)は似ているところが多いなと感じた。鈴木さんの話もそういう所が多い。
    放下著、即今目前、前後際断、日日是好日、忘筌など。今までのやり方や過去未来を気にせず、今ここを生きろ。ってことだろう。アドラーじゃん…

    仕事についても、肩書を上げること、組織の維持が目的になっちゃうとおかしくなる。
    自分にとって何がエネルゲイア的行為なのか、問い続ける必要があるんじゃないだろうか。

    鈴木さんは本の中で「承認欲求という言葉を発明した人は許せない」と言っていたが、同意です。自分の場合、なんでもかんでも承認欲求という言葉一つで片付けようとする態度が嫌い。

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    2026年03月08日
  • 禅とジブリ

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    禅とジブリが教えてくれることは?
    →今、ここに集中すること。日日是好日(にちにちこれこうじつ)。いい日ばかりじゃないけど、いかにいい日にしていくかが大事なんだということ。過去も未来も変えられない。死を問いとして、それに答えるに足る生き方をすること。

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    2026年02月28日
  • 禅とジブリ

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    今をちゃんと見て生きるのは大事ですよね~確かに未来ばかり見て不安に潰されそうになることは多々あるので気をつけないと…

    あと思い通りにならないことが普通と考えるのも大事ですよね!失望多い人は世の中思い通りにいくと思い過ぎなんですよね〜

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    2025年11月27日
  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    鈴木敏夫さんがジブリの作品の制作過程を1作品ずつ話していく本。
    作品の裏話も面白かったけど、タイトルの通り高畑勲と宮崎駿の考え方とかタイプの違いとかが見えてきたのが読んでいて楽しかった
    宮崎駿破天荒に作ってるイメージだったけどほかのスタッフのこと考えたりとかいがいと真面目?勤勉なところがあるんだなとおもった

    ジブリパークに初めていくことになってジブリ作品の予習のために読んだけど、映画見るのもジブリパーク行くのも楽しみになった

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    2025年09月09日
  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    2人の職人肌の天才(宮崎駿と高畑勲)に、付き合うプロデューサー(鈴木敏夫)が書く、ジブリ各作品がいかにしてできあがったか。かなり赤裸々に、映画という大博打の懐事情やスポンサー関係、綱渡りすぎる制作スケジュール、そして天才の思考回路が語られていてとても面白い。
    やっぱり絵コンテを最後まで仕上げてから実制作に入った方が、、、などと素人は思うわけですが。

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    2025年08月16日
  • 禅とジブリ

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    禅の世界は興味はあるものの難しさがあり、そこに対して本書ではジブリや鈴木氏を通じてわかりやすく伝え書かれています。
    自分自身と向き合い続けることの大切。とはいえ、難しさはあります。

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    2025年08月10日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    ジブリファンなら読んで欲しい本。
    巨匠は富士山と一緒って誰かが言ってたな。
    手塚治虫さんに対してだったかな。
    遠くからみると遥かに高く、遠くけど美しい。
    でも、近くでみると険しくて、ゴツゴツしていて、決して美しいものではない。
    宮崎駿さんも高畑勲さんもその中に入ると感じる。

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    2025年06月10日
  • 危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』

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    序章
    鈴木敏夫 スタジオジプリプロデューサー
     鈴木敏夫は「風の谷のナウシカ」の制作背景やそのテーマについて語っている。彼は、作品が発表された当時の社会的・環境的状況がどのように影響を与えたのかを考察し、ナウシカというキャラクターが持つ強い意志や優しさが、現代においても重要なメッセージを持っていることを強調している。
     風の谷のナウシカの題材は『新諸国物語』(NHK ドラマ1952年)。

     ナウシカが旅をして、見聞きしたものによって、読者が世界の秘密を知っていく。宮崎駿は「勧善懲悪」が好きで、それが「自然を守る人がいいひとで、自然を破壊するのは悪人」と言う物語にした。
     赤坂憲雄の『ナウシカ考 風の谷の黙示録』を読み、宮崎駿は「おもしろいね。俺ってこんなもの書いていたんだ」と言った。他者からの深い考察が、作者に新たな気づきを与える。
     映画では「腐海は自然の象徴で、腐海こそが人類を救う」と謳ったのに、第7巻で「腐海や王蟲が、実は人間の文明が作り上げた人工的な生態系だった」ことが明らかになった。物語全体の構図がまるで変わってしまった。
     ナウシカは、本来、風の谷の500人のために闘った。そして、もののけ姫のアシタカは「個人的な理由で戦う主人公」となった。宮崎駿は、どんどんと変わっていく。

    杏 俳優
     時間の経過とともに死生観や価値観が大きく変わる。そういう時代に生きている。ナウシカは「母は決して癒されない悲しみがあることを教えてくれましたが、私を愛さなかった」という。母は絶対的な存在でなくていい。巨神兵は、ナウシカを母親と思い込んだ。そして王蟲はナウシカを守って死んだ後、「母は私を愛さなかったけれど、オーマは私を愛してくれた」とナウシカはいう。母と娘の関係が全く違うものがある。

    叶精二 映像研究家
     アニメーションが前提でない『風の谷のナウシカ』、コミック版。なるほど。
     連載中に、東西冷戦の終結、ユーゴースラビアの内戦など衝撃的な事件があり、影響を受けている。

    小泉悠 軍事アナリスト
     現実のウクライナとナウシカの世界、戦争の「ネイチャー」は変わらない。核戦争による世界の破滅は、ウクライナでは現実のものになるかもしれない。戦争を経験した世代、戦争を経験した世代を親に持った世代、戦争を知らない世代。世代によって、大きく戦争の捉え方が違ってくる。

     『宇宙戦艦ヤマト』『ウルトラマン』は、作り手の戦争体験が塗り込められている。
     庵野秀明は、『宇宙戦艦ヤマト』『連合艦隊』に影響を受け、『エヴァンゲリオン』を作っている。
    戦後の日本では、戦争の悲惨さや反戦が訴えられたが、戦争そのものを真正面から描きにくかった。それがサブカルチャーの一部がになった。日本人には「敗戦で自分たちの国は、一度滅びてしまった」という感覚がある。

     ナウシカによって、「滅びはやってくる可能性がある」「文明が滅びた後はこうなる」を知らされる。小泉は、戦争が、悲惨であるにもかかわらずかっこよさがある。「人間は本来、こんなひどいことをするはずはない」と小泉は言いたくもないという。宮崎駿は、兵器や飛行機の時として持つエロティックな美しさに魅了されているところがある。戦争の実相は、巨大な悲惨が人々を襲い、世界が破滅の淵に追いやられていくこともある。

    川上弘美 作家
     ナウシカは不思議な人。自分を傷つけるクシャナ、敵国の人々、深井の動植物など自分の周囲に来たものを全部守ろうとする。ナウシカは、物語の中でみんなを繋ぐ絆になっている。ちょっとした破綻、なんでこんな文章がという驚きや作者自体が制御できないものが雑音としてあっても、ノイズがあることは避けられない。それも受け入れることだ。

     精一杯生きること、自らの死を認めることは、両立する。原発の使用済み核燃料は10万年も危険な放射能を出し続ける。その間、人類が確実に存続し、責任もって保管し続けられると考えること自体がおかしい。「滅びはあり得ない」と信じ込もうとしているのではないか。
     ボーヴォワールは「人おのおのは死にますが、人類は死ぬべきものではないことを我々は知っています」というが。川上弘美は「人類の未来を自然に委ねる」という選択をする。確かに、『風の谷のナウシカ』は、単純な物差しで測れるようなシロモノではないのだね。

    福岡伸一 生物学者
     老いるからこそ、死ぬからこそ人は美しい。環境の全体のバランスを考え、人間に害を及ぼしかねない存在とも共存していく。ナウシカは人類のことを「大地を傷つけ、奪い取り、汚し、焼き尽くすだけの、もっとも醜いいきもの」としている。

    竹宮恵子 漫画家
     物語が始まった時「これから何かが違う世界が始まるんだ」ナウシカはあまり言葉で説明しない。ナウシカの世界でも、たとえ人工的に作られたものでも、生命は常に変化し、創造主の意図を超えていくとして描かれた。素晴らしきディストピアの拒絶があり、それでも自分の意思で生きようとする。

    鈴木涼美 文筆家
     『娼婦の本棚』を書いた著者は、夜の街=腐海に生きている。腐海に生きる蟲たちは美しい。闇があって光がある。悪の方に魅力を感じる。ナウシカは生に執着せず、死の恐怖がない。

    河野真太郎 英文学者
     ナウシカは戦う力と、腐海の真実に気づく科学的知識を持ち、包み込むような母性とカリスマ性のない混ぜになった女性。族長の父は「男であったら何もいうことはない」という。
     クシャナは、母親が、王家の陰謀の犠牲、家父長制の犠牲になって心を病んだことへの怒りを動機に、父王や兄王子たちと戦ってきた人。女性性を捨て、男性性を獲得しなければならなかった。
     ナウシカの物語は、「自然を守ればそれでいい」という考え方とは、異なる思想。

    大木毅 現代史家
     戦争では多くの住民が飢えや病気で死んでいく。ナウシカは「なんという戦争、いかがわしい正義すらかけらもないなんて」という。戦争はそのような残虐性を持っている。

    赤坂憲雄 民俗学者
     ゴジラは1954年に発表された。ゴジラの映画には、科学やテクノロジーへの信頼がある。ゴジラを最終的に葬るのは、一人の科学者の自己犠牲。それは宮沢賢治の『グスコーブドリの伝記』の主人公の姿と重なる。ナウシカは、最先端テクノロジーが暴走し、地球環境を破壊してから1000年後の世界。科学や文明への信頼が裏切られていく時代を予感しながら作られている。「何が起こるか分からない」という不気味さ、不安の中に置かれている。ナウシカの世界が、とてもリアルに感じられる時代へ運ばれつつある。
     ナウシカの物語は、宮崎さんの巨大な無意識が充満している。それが最大の魅力。宮崎駿はいう「こういうふうにしたい、じゃなくて、こうなっちゃう、ものを作る主体というより、ただ後ろ方くっついていっただけ」

     権力に善意は期待できず、権力そのものを無化する仕掛けを作り出すしかないという作品。
     王という存在は必然ではない。首長というのは、部族の人々に隷属を求める権力ではなく、むしろ、言葉によって自分の権力を絶えず無化していくことを求められ、それを理念や義務として積極的に引き受ける。ナウシカは、人々に命令を下すことはなく、権力を持たず、深い思索に裏打ちされた言葉だけで人々を励まし、なだめ、導き、ひたすら調停者としての役割を果たそうとする。宮崎駿は「虫愛づる君」に、自らの知性と探究心で腐海の謎を解き明かす役割を与えた。
     民主主義は、権力の毒や腐敗を知る人が作り出した暫定的なシステムである。愚かにして美しい人間を完全にコントロールはできない。ナウシカの物語は、それぞれがれっきとした価値を持つ声たちによる真のポリフォニー(多声音楽)が本質なのだ。いやはや。ナウシカを読み解く力の深いことよ。

    もう、ナウシカの物語は、実に多面的な見方ができる。いろんな問いかけがあり、考えるきっかけになるいい本である。なぜか、頭の中の芯を熱くする。

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    2024年12月22日
  • 危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』

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    マンガのナウシカは、最後の方の記憶がなく、途中までしか読んでいないかもしれない。
    改めて読み直そうと思う。
    読んでいても読んでいなくても面白かったが、自分はここまで考えながら読めなかったから、途中までしか読んでないのだろうと思った。

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    2024年12月01日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

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    何かを成してきた人たちの言葉はどこか重みを感じる、そんな一冊でした。
    個人的に断定的な物言いをする人たちに対して、どこかそんな姿勢に懐疑的なことを思っていましたが、みなの不安を払拭するため「つねに断言する」ということが人を引っ張るものに必要な資質なのだと感じました。

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    2024年11月26日
  • 読書道楽

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    本に囲まれ、本と共に過ごしてきたひとの対談は面白い。

    自分の知見の未熟さゆえに面白さを100%理解しきれていないという意味で星をひとつ下げました。

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    2024年11月19日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    他の本からの引用も多くあったが、ジブリの歴史を総ざらいできる一冊だった。作品作りの背景を知ることができ、よりアニメーション作製への理解も深まった。ジブリの歴史を感じながら、再度作品も楽しみたいと感じた。

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    2024年10月27日
  • 危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』

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    いろんな解釈があってほんとうに面白い。
    ナウシカの原作再読したくなった。
    闇の中にも光があって、完全な世界よりも、いつかは滅びるかもしれない世界、それがまたいい。

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    2024年10月05日
  • 禅とジブリ

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    メモ
    ・過去や未来のことばかり考えず今を生きることが大切
    ・どんなものにも二面性があるのに一面だけをみて全てを否定する。寛容さも多様性もない。
    ・怒りや憎しみを調合するのは自分。どれくらい調合すれば身体を活性化させられるか、静かに座って自分を見つめる。

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    2024年05月12日
  • 禅とジブリ

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    禅について色々本を読んでいる中で見つけた本。とっつきやすいジブリ作品とジブリにまつわる人を通して、禅の思想を理解する助けになった。

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    2024年01月27日
  • 禅とジブリ

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    スタジオジブリ鈴木プロデューサー と 各お寺の住職さんの対談をまとめた本。

    実は、、禅の考えは、ジブリ映画の中にも組み込まれている。
    ジブリの名場面を具体例として、禅を学べる良書。

    ◆「今」を生きる
    過去や未来に捉われることの最大の問題は、今この瞬間に集中できないこと。もっと「今」に集中する!
    目指すべき悟りは「赤子」。
    赤ちゃんは 過去も未来を考えず今を生きている。

    一日暮らし
    どんな辛いこともその日1日だと思えれば耐えられるし、どんな楽しいこともその日1日だと思えば浮かれることはない
    タイの少女。幕末明治の日本。現代のブータン。

    ◆「わからぬ」強さ 優しさ
    もののけ姫 アシタカとモロの問答
    「分からぬ。だが共に生きることはできる。」

    学問のように、合理的に明確な答えを与えることはできない。逆に答えがあることによって苦しくなる側面がある。
    答えが分からないことが宗教の優しさ。

    ジブリ作品は「何が起こるか分からない。それでも行く」ああ人生そのものだなと。

    ◆坐禅は「ゴミ捨て場」 何かを得るのではなく、自分にベクトルを向け、整理整頓する時間。

    「魔女の宅急便」はキキとジジの対話の映画。
    つまり、自分との対話の映画。
    自分の特技である空を飛ぶことがふとした時にできなくなり、それを乗り越える。
    自己を確立していないキャラが自分になる。その思春期のプロセスを映画にしたもの。

    自分が自分になれば、もうジジは話さなくなる。
    心が傷ついて当たり前にできていたことができなくなる。 無心になった瞬間、またそれができるようになる。 風邪を引いて寝込む、あの自分にベクトルが向いている座禅のような時間があったからこそ。

    ◆現代は禅的?
    物がみんなに行き渡ったら、欲望の対象が物から時間の消費に変わる。
    今の若い人は物への執着が薄くなり、高級車よりポケモンGOに魅力を感じる。

    ◆オリジナル 個性
    「個性」は不要。
    真似は当たり前。 「俺が分からないように真似ろ」「作るということは、誰かからバトンをもらうんだ」

    ◆無敵の戦法 受け身
    幸せ の語源は「仕合せ」
    相手がこうしたから、自分はこう仕合せる。 それがうやく仕合せられたら、幸せなのだから、完全に受け身。うまく受け身できることが日本人にとっての幸せだった。
    ※ 最近は受け身という考え方はあまり受けがよくない。目標を立てて自ら努力、達成しようという世の中。
    その考え方では幸せになりようがない という気がする

    荘子は「これが自分だ、と思ったものを何度も脱ぎ捨てなさい」と説く。
    冒頭がすごい。。 魚の卵 ⇨ 鯤という巨大な魚 ⇨ 鵬(おおとり)になって空へ飛んでいく。まるでジブリ映画。

    「自分とは、これだ」と思ったときから苦しみは始まる。
    だから、「まだ途中なんじゃないかな」と問いかける。
    自分を捨てる というと難しそうなので、違う自分がいる くらいに思う。



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    2024年01月13日
  • ジブリの仲間たち

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    羨ましいなぁ、という羨望の感情が読み終えてまず込み上げてきたけど、額に汗して一所懸命な鈴木さんがたくさんの才能ある人に巡り会えたのは、何よりも自身がまず直向きであったからだと思う。勇気をもらえる一冊でした。
    藤巻さんの憎めないキャラ、要所要所でクスリときました笑

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    2024年01月02日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    作品群ばかりに目がいっていたのを、一歩踏み込んで、背景を知りたくなって手にした書籍。人の営みをここまで背景・経緯を含めて丹念に記録がされると、これはこれで物語として楽しむことができる、という発見が確かにあった。

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    2023年12月02日