鈴木敏夫のレビュー一覧

  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    高畑勲と宮崎駿、なんて面白い2人なのだろう。あぁ、だからジブリはたくさんの人達に愛されるのだと思う。作者の鈴木さんも2人に劣らず面白い。

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    2023年10月20日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    一度しか見ていないもののけ姫や、見ていないゲド戦記など改めて見たくなった

    お金のある会社だから余裕ある作り方をしてる

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    2023年09月26日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    ジブリ作品は大体鑑賞していたので、作品制作の裏側、意図、チャレンジなどがとても面白かったです。どの作品も深い意図やタイミングを図って制作されているということが改めてわかりました。
    まだ観ていない作品も観たくなったし、鑑賞済みの作品ももう一度観たくなりました。

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    2023年09月24日
  • 禅とジブリ

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    好きと好きの組み合わせ。
    最高!
    手元に置いて何回か読み直したくなる本。
    ジブリのシーンに禅のマインドがどう反映されているのか読み解ける。
    対談形式なので禅の考えにも割とわかりやすく触れることができる。
    余談ですが、対談に参加している龍雲寺の細川住職の座禅会に5年前?くらいに私が参加したことがあることが判明。
    肩をバッシーーン叩いていただいた記憶あり。
    最近本で過去の出来事の伏線回収が多い。
    そんな時期なのかしら。

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    2023年09月06日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    「君たちはどう生きるか」を観て甚く感動しその気持ちの昂ぶりを保ったまま一瞬で読み上げた。
    宮崎駿さんと高畑勲さんのような、情熱に加え深い教養を持ち合わせている人間に心底憧れる。
    この本を読んだ上でまたジブリ作品を一周してみようと思う。
    買おうか迷っている方、絶対に読むべしです!

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    2023年09月04日
  • 禅とジブリ

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    3回読み直した本
    君たちはどう生きるかの公開に合わせて読み直した。
    勉強に人間関係に、そして時代に、自分の人生は多くの坂や濁流によって真っ直ぐ進めないそんな時に一度立ち止まって今自分はどうすべきか、どう生きていくべきなのかを改めて考えさせてくれる本。
    生まれた時から見ていたジブリの総合プロデューサーの鈴木敏夫さんと禅宗の和尚さん達の会話が収録されている。
    それぞれの方々からの発言から学べること感じることは読む時々の自分によって毎回変わる。
    読み終わった後、最も自分の心にポッと残っているその言葉が今の自分に1番必要な言葉なのかもしれない。

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    2023年08月18日
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語

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    ジブリの新作「君たちはどう生きるか」が公開となる。その日までに、ゆっくり時間をかけて読みたいと手に取った。ジブリ作品を全て観てきたわけではないものの、自身の人生における大事なプロットが、作品や作品の公開に関連づけて思い出されることがある。ジブリの歴史を知り、改めて観たくなる作品名を知ることとなった。そして、この本は、組織、チーム、リーダーなどがどうあるべきなのか、ということについても、その一例を示していると思った。

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    2023年07月13日
  • 危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』

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    何年も前に読んだナウシカをまた読みたくなったきっかけだった。
    こんなに深い視点がいっぱい詰まった作品だったとは思わなかった。当時読んだ時は20代前半でまだ世の中の現実や厳しさなどほとんど知らない世界で過ごしていたためか、ほとんど心に残っていなかった。というよりも理解できていなかったのだと思う。
    もう一度ナウシカを読み始めて、同時にこの本も読んでたくさんの人の考察を見ると、全然見える世界が変わった。
    本書の誰かも書かれていたけれど、過去に読んだ時と別にもう一度読み直すと見える世界が違う。まさに自分もそうだった。

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    2023年06月06日
  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    やっぱり宮崎駿最高。
    高畑さんが何であんなに評価されてたか分からなかったけど、これを見るとジブリもカツカツの状態で助け合いながら、でも突き詰めて作品作りしてたんだなーと思った。

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    2023年04月22日
  • 読書道楽

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    一つの分野で秀でた方の思想は本当素晴らしい。あのジブリの名プロデューサーが振り返る読書遍歴。

    実に奥が深い作品。人はジブリ作品を普通のアニメとして肩肘の力を抜いて見ているが、背景には筆者鈴木敏夫氏と高畑勲氏そして宮崎駿監督の読書遍歴、蓄積が大いに影響している。

    ある作家の思考の背景にある他の作家の力。それを見抜く力がすばらしい。タッチとあしたのジョーとか。

    それなり深く読書してきたつもりであったが、その道を極めた方々には本当に敵わないと良く分かりました。

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    2023年02月04日
  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    (ジブリ全般が大好きなことは前提として)自分が好きな作品は宮崎作品でないことが多いんだけど、その理由が理解できるほどにわかりやすい解説だった!
    天才ふたりとしれっと仕事こなしている鈴木敏夫が1番変だと思う。

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    2023年01月17日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

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    ジブリは宮崎駿がただいい作品を作って存在価値していると思っていたが、その裏には凄まじい歴史があり、多くの人の支えかあり、その中心にいたのが鈴木敏夫さんだった。
    宮崎駿と高畑勲の天才2人を支え続けた鈴木さんは本当にすごい方。
    文中ににもありましたが、プロデューサーとして一番重要なのは作り方の見方になること。作れてが作りたいものを尊重しながら進めていく。しかし、それを世に出すためにも最も重要なのは宣伝であるということ。宣伝の仕方は作品によって時代によって変化させながら宣伝をしていく。

    鈴木さん観点のジブリを見て、さらにジブリが好きになった。これまでの自分はジブリの魅力は時代に合ったテーマに沿った

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    2022年08月13日
  • 仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場

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    ジブリ映画は大学に入るまでほとんど見たことがなかったが、今年の春休みまでに全て見て、もののけ姫やナウシカなど、あまりこころを打たれることはなかった。
    しかし、耳をすませば、コクリコ坂から、思い出のマーニーはどれも背景描写、ストーリーが素晴らしくジブリの良さを感じた。
    鈴木さんの宮崎監督と鈴木監督の観察録みたいな内容は映画監督としてしか知らなかった2人の人柄やどのような経緯があって映画を作ったかが知れて面白かった。
    特に、記憶に残らないものは大事じゃないからメモする必要はない、特に大きな目標は作らず、こつこつ目の前のことを一生懸命取り組み、自分の得意なことを見つけるという部分は格言だと思った。

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    2022年07月06日
  • 禅とジブリ

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    ネタバレ

    プロデューサーの鈴木敏夫と、龍雲寺住職-細川晋輔、円覚寺派管長-横田南嶺、作家であり僧の玄侑宗久和尚との対談集。ジブリから入るとわかりやすい。

    モロがアシタカに問う「お前にサンを救えるか」
    アシタカ「わからぬ」「だが、共に生きることはできる」。
    まさに高僧達磨の「不識(ふしき)」。わからない、でも幸せを祈って生きていくことはできるというのが仏教の根底にある教え。

    「不立文字(ふりゅうもんじ)」。
    言葉ではなく、間。 ハウル

    坐禅は何かを得るというよりも捨てる場。少し立ち止まり自分に向ける時間。『魔女の宅急便』のキキも寝込んで仕事できない時間があったからこそ、また空を飛べるようになった。そ

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    2021年12月02日
  • 禅とジブリ

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    未来に向かって行きるのしんどくなってる人や、「目標もなりたい自分も、そんなの見つかんないよ」と希望を失いかけてる人へ。こわばった肩をほぐしてくれるような本。 禅のエッセンスとジブリの価値観がおりまぜられており、語り調なのでとても読みやすい。 今を生きるしんどさの理由って、実は世間で言われる「個性」や「将来設計」の必要性を信じ切ってた自分自身にあったのかも。 自我ばかりにとらわれて悩んでもどうしようもないので、これからは利他的に生きることで、より幸せを感じたいです。

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    2021年10月17日
  • ジブリの仲間たち

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    毎回思うけれど、鈴木さんてすごく頭の切れる方。 数字を読み、人を説得し、自分の思う方向へ転がすことが本当にお上手だと思う。 ご自身は、「映画を作ったり、宣伝する過程でいろんな人と出会えたこと、みんなで映画と言う神輿を担ぐことが楽しかった」とおっしゃっているけれど。 ジブリの紆余曲折やヒットの裏でどんなことが行われていたかを垣間見ることができてとても面白い本でした。

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    2021年08月14日
  • 天才の思考 高畑勲と宮崎駿

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    重そうなタイトルに身構えたが、驚くぐらい面白くてスラスラと読み進めた。愛憎と尊敬、夢と狂気、ジブリの裏側を鈴木さんがとても面白く、キャッチーに描いている。読んだ後にジブリ映画を見たくなる。

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    2021年06月16日
  • 禅とジブリ

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    東洋思想と西洋思想って全然違う。最近の風潮として、やはり分かりやすく答えが明快で出やすい西洋思想に偏っていると思う。目標、計画、実行。
    鈴木さんは始終受け身の人間だというけど、それでここまで大成しているのだからやはりただ者ではないのだろう。普通の人はやはり東洋的思想だと不安に耐えられなくて西洋思想に飛びつくのではないかと思う。社会全体がそうなるのは、なんか厚みがなくなってしまう気もした。

    過去の話をしない、今ここ。

    2021.4.26

    再読。禅の考え方に興味をもって今回読んだからか、以前こんなことが書いてあったのかと全く忘れていて初読のように読んだ。今ここ。禅の考え方をもっと知りたい。

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    2021年04月26日
  • 禅とジブリ

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    ネタバレ

    仏教の教えには、生きづらい現代社会に癒しの効果がある。この本を読んで救われる気持ちになった。

    強調されるワードは『過去や未来に囚われず今を生きる』ということ。

    鈴木氏がエピローグで書いていたように「禅とは何か?」の答えがこの本の中にある。これから禅を学んでみたいと、まず手に取る本としては大正解だった。

    ●ゲド戦記の裏話
    ●コラムの中で鈴木氏の死生観が語られていて興味深かった
    ●荘子の100分名著のテキスト読んでみたい

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    2021年05月09日
  • 禅とジブリ

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    ネタバレ

    ジブリのプロデューサーの鈴木さんと禅僧の対談。
    ジブリ映画を契機に禅の話がとても分かりやすく語られる。禅の言葉と、ジブリ作品の中で描かれた禅的なものが語られていて、とても興味深い。
    今、目の前のことに集中すること、足るを知ること(すなわち、不要なものはすてること)の大切さを改めて学ぶ。理想の自分にとらわれると、現実の自分がみじめになってしまう。だから、今、目の前の事に集中することが大切ということ。
    そして、本来無一物。全ては縁によって成り立っているので、自分一人でゴールまで行くのではなく誰かにバトンを渡すというスタンスでいればよいという言葉に感銘を受ける。なんでも、一人で全てやろうと思わなくて

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    2020年12月17日