【感想・ネタバレ】読書道楽のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一つの分野で秀でた方の思想は本当素晴らしい。あのジブリの名プロデューサーが振り返る読書遍歴。

実に奥が深い作品。人はジブリ作品を普通のアニメとして肩肘の力を抜いて見ているが、背景には筆者鈴木敏夫氏と高畑勲氏そして宮崎駿監督の読書遍歴、蓄積が大いに影響している。

ある作家の思考の背景にある他の作家の力。それを見抜く力がすばらしい。タッチとあしたのジョーとか。

それなり深く読書してきたつもりであったが、その道を極めた方々には本当に敵わないと良く分かりました。

0
2023年02月04日

Posted by ブクログ

鈴木敏夫の読書録。
幅広く、膨大な読書量に驚かされた。
そして、日本の歴史とも関わっていることを感じた。
気になる本がいくつもあったので読んでみたい。

0
2023年08月03日

Posted by ブクログ

読書の量と幅の広さ、それに大著、中身の濃い本もひょいと手に取っているような気楽さで語られるあたり、楽しかったね。全集とか、なかなかぜんぶ読もうとか思わないよなぁ。こういう人の話を読んだり聞いたりすると、なんというかもっと本を読みたいなぁという気分になるね。俺、ぜんぜん読書量足りてないじゃん。

 加藤周一について語られていたけど、少し前に読んだ佐藤優と松岡正剛の対談ではあまり感心しないなんてゆわれていたんだよね。俺自身、加藤周一はほとんど読んだことがないんだけど、父がけっこう読んでいたのを記憶している。鈴木氏も年齢みたらうちの父と三歳くらいしか違わないからさ。そういうの、世代というのもあるのかもしれない。改めて、加藤周一という人の本を読んでみようかな、なんて思ったね。自分の父が傾倒した人でもあるわけだし。

0
2022年12月28日

Posted by ブクログ

近頃、視野を広げるために古典とか海外の著作も読まないとなと思っているけど、鈴木さんが読まれてきた本の幅広さに触れて、国内の戦後の著作だけでも自分の知らない世界は無限にあるなと感じた。
また、自分の関心は鈴木敏夫さんよりも宮崎駿さんの方に近そうな気がした。児童文学とかが好きな点で。

0
2024年05月03日

Posted by ブクログ

流石の読書量と記憶力。私も本が好きで、老後は日当たりのいい部屋で、日がな一日読書をするのが夢だ。たくさんの本と作家が登場する。興味惹かれたものも多く、ぜひ読んでみたいと思った。

0
2023年05月02日

Posted by ブクログ

スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの半自伝的読書録。
いろいろな作家さん編集者さんたくさんの人達が登場してきて名古屋人というのに私の出身が岐阜なので興味深い一面がありました。

0
2023年02月02日

Posted by ブクログ

ジブリも人並みに好き、ウィリアム・モリスのいちご泥棒の装丁に惹かれて読んでみたものの、半分も理解できていないと思います…。昭和の空気を味わっていない世代はもっと分からないかも。もちろんそれ相応の知識と教養があれば理解できるんでしょうが、ほとんどが肌で感じる時代の話です。索引を見て興味があるものはボチボチ読んでいこうと思います。8,800冊…生涯かけてもこんなに読めないだろうな…。

0
2023年02月02日

Posted by ブクログ

p.182 本に出てくる野生の人がそこにいたんですね。

だから、僕は「趣味はなんですか」と聞かれたら、「宮崎駿です」と答えるんです。社会人類学者のように宮崎駿を観察し、この人は何者なのかを探求する。映画作りも面白かったけれど、その探求作業も同じ位で面白かったんです。それはいまだに続いていますね。

p.189 例え『路上の人』なんかは、キリスト教の異端の問題と、ラブストーリーを組み合わせたお話だけど、女の方がいたんで、男はそうじゃない。そうすると燃えますよね。

0
2023年01月04日

Posted by ブクログ

鈴木敏夫さんがどれだけの本を読んできたのかがわかる。プロデューサーとしての屋台骨になっているのは間違いなさそう。
所々で出てくるジブリの裏話も面白いけど、鈴木敏夫さん自身の人間味を感じられた。

0
2022年12月17日

Posted by ブクログ

大好きなジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんの読書遍歴と聞いたら、読まずにはいられない!まずは8800冊という蔵書数に驚き、その知識量と交友関係の広さに驚き、巻末の書名一覧、映像作品一覧に驚いた。これだけの広く深い知識があるのは、鈴木さんご本人の経歴・実体験はもちろんだが、やはり読書量だと思う。その遍歴を辿ることができて、嬉しかったしわくわくした。自分もまだまだ本を読むぞ!という気持ちになった。

0
2022年11月04日

「エッセイ・紀行」ランキング