石平のレビュー一覧

  • 中国共産党暗黒の百年史 文庫版

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    中共で生まれ、日本に留学した石平氏故に書ける中国共産党の暗黒の歴史。現在の日本が中国の思うように操られている姿に石平氏は危機感を覚えているが、少しでも多くの日本人がそのことについて理解してほしいという動機から、この著書も書かれているのだろう。

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    2025年08月25日
  • 帰化人問題 - 帰化18年、愛する日本のための提言 -

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    帰化人として、日本を思う気持ちがとても伝わる。歴史をふまえ、帰化人がいかに日本社会の形成に貢献し、多くの日本人が受け入れてきたことも納得のできる内容だった。
    もちろん、現在の中国の状況をふまえると安穏と受け入れる訳にはいかないが、日本を愛する人が帰化人になり、日本社会を形成していくことは大切なことだと思えた。是非スパイ防止法の制定などに尽力していただきたい。

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    2025年08月21日
  • 教えて石平さん。日本はもうすでに中国にのっとられているって本当ですか?

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    【読もうと思った理由】
    過去にも石平さんの本を何冊か読んで、どれも非常に面白かったため、この本にも期待して手に取った。また、中国と日本の歴史的な関係性に興味があったため。

    【感想】
    過去に読んだ著作と同様に、この本を面白かった。
    正直、普段の生活でこの本で書かれているような中国の脅威については体感できていないけれど、自分が知らないところでそういった脅威が日本に広がりつつあるんだということを知ることが出来たし、これから積極的に知ろうという意識が持てた気がする。

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    2025年03月08日
  • これはもう第三次世界大戦どうする日本 - “プーチンの核”“台湾侵攻”どっちが先か -

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    日本で暮らしてるだけでは見えにくい世界の外交力学を見せてくれる。
    アメリカ、中国、ロシアの関係とそれに日本、インドがどう向き合っていくべきか論じている。
    最近は肌で感じるレベルになった中国の脅威を改めて認識することができた。

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    2022年09月28日
  • 中国共産党 暗黒の百年史

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    お人よしの日本人に一人一冊を配布して中国史を理解し、脅威を感じてもらいたい一冊。日本国籍を取得した中国人が著者だから信憑性も勿論あり。
    日本の中国属国は間近か。⭕️

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    2022年09月23日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日

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    百田尚樹さんと石平さんが「カエルの楽園」をベースにして日中関係を語る対談作品です。
    「カエルの楽園」も読みましたが、こちらの方が直接的な物言いで個人的には好きです。
    中国出身の石平さんが語る中国がある意味リアリティがあって怖いです。
    外交問題や憲法9条の問題などこの国の行く末を一国民としてしっかり考えなくちゃと思いました。
    まずは選挙からしっかり参加しようと思います。オススメ!

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    2022年07月03日
  • なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか 日本と中韓「道徳格差」の核心

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    儒教がよく分からず読んでみた。孔子は儒教の祖と言われているが、論語の内容とは異なる部分も多いのだな。

    日本の立ち位置って面白い。海を隔てているからこそ、メタ的な立場で物事を捉えられているのかもしれない。

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    2022年06月23日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日 文庫版

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    ものすごく感銘を受けました。
    カエルの楽園以上に!
    より、理解が深まって現実的に受け止められました。
    それにしても、リアルホラーだ!!
    果たして、自分は何をすべきか、どう行動を起こせるか、将来的に日本は正しい選択をできるのか!!
    ああ、悩ましい…

    現在、ウクライナ侵攻を進めるロシア、プーチン政権、それに心酔しているという、習近平の中国、決して対岸の火事どころではない!!

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    2022年03月03日
  • トランプvs.中国は歴史の必然である 近現代史で読み解く米中衝突

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    中国の歴史を深掘りすることで、何故米中が仲違いしたのかが書かれている本。

    よく「米中は思想の違い(共産主義国と民主主義国という)があるから仲違いした」と言われることがありますが、本書はそもそもお互いの思想がどういったものなのかまで説明があったので理解が深まりました。

    また、内容的に歴史の授業みたいだけど、接続詞が適度にあり、節をまたいでも重要なキーワードや考えが繰り返し登場していたのでとても読みやすかったです。

    2017年出版でも十分活用できると感じます。

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    2021年12月17日
  • 中国が反論できない 真実の尖閣史

    購入済み

    皆さん是非読みましょう

    尖閣諸島の事がよく分かります。是非皆さん読みましょう。とても参考になる本です。

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    2021年12月06日
  • 中国の電撃侵略 2021-2024

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    -2021/04/30
    今話題の「中国の電撃侵略」。1997年7月に英国から返還された香港に対し、中国は外交・防衛を除く分野で高度の自治を50年間維持すると約束した。いわゆる「一国二制度」である。2047年を待たずしてこの制度を破棄したわけ。それは ①「百年の恥辱 イギリスの軍門に下った香港許すまじ」である。②「華夷秩序」思想。中華思想に基づき周辺未開の蛮族が中国に朝貢することによって正しい秩序が保たれるという思想。▶︎これらの思想に囚われている14億人と付き合う危うさに気付かされる。

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    2021年05月06日
  • 「天安門」三十年――中国はどうなる?

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    面白くて勉強になる。
    前半は、天安門事件をざっくり振り返るのにもよい。
    民主主義というものが全然根付かない国、中国。そして日本。
    どちらも全然根付いてないのに、日本は中国より外見はそれっぽく見えるのが不思議。どこで袂をわかったんだろうと考えるとやっぱり明治維新なんだろうな。

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    2021年05月04日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日

    mac

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    チャイナの歴史法則

    一部ご紹介します。
    ・チャイナの歴史は、「中華帝国」と戦った異民族を取り込み、版図を拡大してきた歴史。
    ・チャイナの歴史を紐解けば、自国民同士の戦争でも、平和的占領はなく、例外なく虐殺が起きる。外国の民族に対しても同じことをする。
    ・チベットで起きた虐殺と民族浄化。ウイグルで起きた虐殺と46回の核実験と民族浄化。
    ・中国共産党は虐殺で中国大陸全土の権力を握った。
    ・チャイナ人は、日本人に対する憎悪と恨みを、学校教育やニュース報道、抗日ドラマなどで多角的に繰り返し教え込まれている。有事になれば必ず日本に対し、テロを起こす。法的根拠は「国防動員法」である。
    ・国防動員法とは、「中国国内

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    2022年09月30日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日 文庫版

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    虐殺が文化っていうのを、歴史から説明されると納得してしまう。
    恐ろしい歴史を知ってはいても、まさか自分たちがなるとは思わない。まさに「正常性バイアス」にかかっている

    「日本人はだいたい性善説を信じています。」
    私も信じたいんだけど、日本人同士でもなかなかうまくいかない。
    信じたいけど、受け入れられない常識を持った人がいることも事実
    全てを疑うわけではないけど、全てが善ではないことは知っておかなくてはならない

    尖閣、沖縄、自衛隊違憲、拉致
    最近のニュースでは全く見ない
    時々思い出したように特集をやって盛り上げるけど
    メディアが偏向していることを多くの人が知るべき

    知らないこと、見えないこと

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    2021年03月17日
  • なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

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    他の方も指摘されているように、タイトルと内容が少し違うかなと。内容は推古朝から明治に入るまでの壮大な日本思想史。思想という視点で日本史を見たことが無かったので、とても新鮮な驚きを持って、筆者の立論にうなずきながら読み進めた。具体的には中国にどうやって飲み込まれないかという観点で日本の過去の知的リーダー達がどのように思想と向き合ってきたかということについての論考。
     筆者は、最初に問を発する。何故、日本の思想家は江戸までは仏教家のみで、それ以降は儒学者なのかと。その問いに答える形で議論を展開。
     出発点は推古朝、聖徳太子の時代。当時は隋王朝による大陸統一で、西晋以来数百年ぶりに協力な統一王朝がで

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    2020年07月25日
  • 結論!朝鮮半島に関わってはいけない

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    中国と日本の二つの視点から朝鮮半島の歴史を考察した著書。内ゲバ・内紛に勝つために海外勢力を巻き込んで、国益を毀損してすら自らの利益を図ってきたという視点で歴史的事象を整理している(7世紀の三国統一戦争、朝鮮戦争など)。

    中国同様の一元化権力構造が腐敗を生み、民間に資本を残さず、英知を全て朱子学に投入してしまった結果近代化に大きく立ち遅れたこと、小中華思想、その貫徹のために国の利益よりも党争を重視、結果として三国統一から現代に至るまで、手段を選ばす外来勢力の巻き込みに精を出してきたことを例証している。

    面白いのは、隋唐から元、中共に至るまで中国の視点でも巻き込まれて多大な人命を失われたという

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    2020年05月31日
  • なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか 日本と中韓「道徳格差」の核心

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    論語と儒学の違いについて、日本への影響についても、歴史的な流れを見ながら理解することができた。

    また歴史の中において思想、哲学、宗教、人間のよりどころにもなるこういったものが、いかに政治に利用されてきたのかを知ることができる。これは中国に限らない話ではないだろうか。こういった実情をしることで、今自分がよりどころとしようとしているものが本当に正しい物なのか?信じるべきに値する物なのか?疑問を投げかけることができそうだ。

    孔子の教えがあり、そこから多くの教えが派生している。果たして何を学ぶべきなのか、限られた時間の中で大変難しい問題ではある。

    例えばオリジナルの論語を学ぼうと考えた時、250

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    2019年11月07日
  • 米中「冷戦」から「熱戦」へ トランプは習近平を追い詰める

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    日本のマスコミでは、語られない話がたくさんあり、とても参考になった。日本は将来の選択を間違って欲しくないなと思った。。

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    2019年06月18日
  • なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか 日本と中韓「道徳格差」の核心

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    ■「子,四を絶つ。意なく,必なく,固なく,我なし」
    ・「先生は四つのことを絶たれた。勝手な心を持たず,無理押しをせず,執着をせず,我を張らない」(金谷治訳)
    ■「論語」は哲学の書ではない。
    ・孔子はそもそも哲学者ではない
    ・「論語」は孔子という「常識人」が語る「常識論の書」といえる
    ■「子の曰く,人にして遠き慮り無ければ,必ず近き憂い有り」
    ・「先生が言われた,『人として遠くまでの配慮がないようでは,きっと身近い心配ごとが起こる』」(金谷治訳)
    ・先延ばしはダメという意味
    ■「論語」の中の孔子の言葉はまさに我々普通の人々の思いや考えを最も簡潔にして最も適切な表現で代弁していることがよくわかる。

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    2019年05月29日
  • 私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた

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    よく池上彰がテレビなどで語っている中国が、外から見た冷静な中国観とすれば、これは実体験(というか実際にそこで育っているし)に基づいたリアルちょっとグロテスク中国のレポート。すごく面白い。

    中国人、共産党、それぞれの体温が伝わってくる一冊。

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    2019年01月21日