石平のレビュー一覧
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日本で暮らしてるだけでは見えにくい世界の外交力学を見せてくれる。
アメリカ、中国、ロシアの関係とそれに日本、インドがどう向き合っていくべきか論じている。
最近は肌で感じるレベルになった中国の脅威を改めて認識することができた。Posted by ブクログ -
お人よしの日本人に一人一冊を配布して中国史を理解し、脅威を感じてもらいたい一冊。日本国籍を取得した中国人が著者だから信憑性も勿論あり。
日本の中国属国は間近か。⭕️Posted by ブクログ -
百田尚樹さんと石平さんが「カエルの楽園」をベースにして日中関係を語る対談作品です。
「カエルの楽園」も読みましたが、こちらの方が直接的な物言いで個人的には好きです。
中国出身の石平さんが語る中国がある意味リアリティがあって怖いです。
外交問題や憲法9条の問題などこの国の行く末を一国民としてしっかり考...続きを読むPosted by ブクログ -
儒教がよく分からず読んでみた。孔子は儒教の祖と言われているが、論語の内容とは異なる部分も多いのだな。
日本の立ち位置って面白い。海を隔てているからこそ、メタ的な立場で物事を捉えられているのかもしれない。Posted by ブクログ -
ものすごく感銘を受けました。
カエルの楽園以上に!
より、理解が深まって現実的に受け止められました。
それにしても、リアルホラーだ!!
果たして、自分は何をすべきか、どう行動を起こせるか、将来的に日本は正しい選択をできるのか!!
ああ、悩ましい…
現在、ウクライナ侵攻を進めるロシア、プーチン政権、...続きを読むPosted by ブクログ -
中国の歴史を深掘りすることで、何故米中が仲違いしたのかが書かれている本。
よく「米中は思想の違い(共産主義国と民主主義国という)があるから仲違いした」と言われることがありますが、本書はそもそもお互いの思想がどういったものなのかまで説明があったので理解が深まりました。
また、内容的に歴史の授業みた...続きを読むPosted by ブクログ -
-2021/04/30
今話題の「中国の電撃侵略」。1997年7月に英国から返還された香港に対し、中国は外交・防衛を除く分野で高度の自治を50年間維持すると約束した。いわゆる「一国二制度」である。2047年を待たずしてこの制度を破棄したわけ。それは ①「百年の恥辱 イギリスの軍門に下った香港許すまじ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白くて勉強になる。
前半は、天安門事件をざっくり振り返るのにもよい。
民主主義というものが全然根付かない国、中国。そして日本。
どちらも全然根付いてないのに、日本は中国より外見はそれっぽく見えるのが不思議。どこで袂をわかったんだろうと考えるとやっぱり明治維新なんだろうな。Posted by ブクログ -
虐殺が文化っていうのを、歴史から説明されると納得してしまう。
恐ろしい歴史を知ってはいても、まさか自分たちがなるとは思わない。まさに「正常性バイアス」にかかっている
「日本人はだいたい性善説を信じています。」
私も信じたいんだけど、日本人同士でもなかなかうまくいかない。
信じたいけど、受け入れられ...続きを読むPosted by ブクログ -
他の方も指摘されているように、タイトルと内容が少し違うかなと。内容は推古朝から明治に入るまでの壮大な日本思想史。思想という視点で日本史を見たことが無かったので、とても新鮮な驚きを持って、筆者の立論にうなずきながら読み進めた。具体的には中国にどうやって飲み込まれないかという観点で日本の過去の知的リーダ...続きを読むPosted by ブクログ
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中国と日本の二つの視点から朝鮮半島の歴史を考察した著書。内ゲバ・内紛に勝つために海外勢力を巻き込んで、国益を毀損してすら自らの利益を図ってきたという視点で歴史的事象を整理している(7世紀の三国統一戦争、朝鮮戦争など)。
中国同様の一元化権力構造が腐敗を生み、民間に資本を残さず、英知を全て朱子学に投...続きを読むPosted by ブクログ -
論語と儒学の違いについて、日本への影響についても、歴史的な流れを見ながら理解することができた。
また歴史の中において思想、哲学、宗教、人間のよりどころにもなるこういったものが、いかに政治に利用されてきたのかを知ることができる。これは中国に限らない話ではないだろうか。こういった実情をしることで、今自...続きを読むPosted by ブクログ -
日本のマスコミでは、語られない話がたくさんあり、とても参考になった。日本は将来の選択を間違って欲しくないなと思った。。Posted by ブクログ
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■「子,四を絶つ。意なく,必なく,固なく,我なし」
・「先生は四つのことを絶たれた。勝手な心を持たず,無理押しをせず,執着をせず,我を張らない」(金谷治訳)
■「論語」は哲学の書ではない。
・孔子はそもそも哲学者ではない
・「論語」は孔子という「常識人」が語る「常識論の書」といえる
■「子の曰く,人...続きを読むPosted by ブクログ -
よく池上彰がテレビなどで語っている中国が、外から見た冷静な中国観とすれば、これは実体験(というか実際にそこで育っているし)に基づいたリアルちょっとグロテスク中国のレポート。すごく面白い。
中国人、共産党、それぞれの体温が伝わってくる一冊。Posted by ブクログ -
ぜひぜひ、読んでください。韓国や中国がどのような考えで居るのかよくわかります。それぞれの国の人のものの考え方が理解できます。Posted by ブクログ
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中国が民主化できない理由や習近平がこれからどのようなことを狙っているのかを、中国の古来からの近代までの歴代王朝が行ってきた皇帝政治を理解し、分析することで解き明かしていくとても興味深い一冊です。本書により、中国の王朝の歴史や皇帝政治の本質を学ぶことができ、とても為になりました。Posted by ブクログ
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如何に中国人が嘘つきかが分かる本です。又、日本人が如何に領土に対して無関心かが分かる本でもあります。しっかり知識を得て自分の国は自分で守る意識が大切だと思った。やはり中国人は平気で嘘をつく人種だと解った。