あらすじ
石平の韓国・朝鮮論」の決定版、ついに刊行!
・日本はなぜ“厄介な隣人”を全力で避けるべきなのか、本当の理由。
・半島情勢にできるだけ関わりたくない中国人の本音も徹底解説。
・二千年の民族の伝統芸「内紛と外国巻き込み」が今も繰り返されている
・これまでの論考の集大成を、お求めやすい価格と判型の普及版にしました。
目次
第一部 「進歩しない小中華」の愚昧と悲哀
第一章 「中華」をコピーした半島国家の歪み
第二章 自力で近代化できない朝鮮王朝の病巣
第二部 内ゲバと殺し合いが民族不変の伝統
第三章 高句麗から李朝までの朝鮮半島内ゲバ史
第四章 現代も続く同じ民族同士の死闘と殺し合い
第三部 外国勢力を内紛に巻き込む民族の悪しき習性
第五章 外国侵略軍を半島に招き入れた三国統一戦争
第六章 米中両大国を朝鮮戦争に巻き込んだ二人の“A級戦犯”
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中国と日本の二つの視点から朝鮮半島の歴史を考察した著書。内ゲバ・内紛に勝つために海外勢力を巻き込んで、国益を毀損してすら自らの利益を図ってきたという視点で歴史的事象を整理している(7世紀の三国統一戦争、朝鮮戦争など)。
中国同様の一元化権力構造が腐敗を生み、民間に資本を残さず、英知を全て朱子学に投入してしまった結果近代化に大きく立ち遅れたこと、小中華思想、その貫徹のために国の利益よりも党争を重視、結果として三国統一から現代に至るまで、手段を選ばす外来勢力の巻き込みに精を出してきたことを例証している。
面白いのは、隋唐から元、中共に至るまで中国の視点でも巻き込まれて多大な人命を失われたという視点(大和朝廷やアメリカも)。半島の反対側から見ても同じように見えるのだなと。
Posted by ブクログ
その通りだろう。
昔から、内ゲバを繰り返し、自国で解決できず他国を巻き込んで不幸にしてきた。
挙句、その自覚がない、信じたいことしか信じない夢の国。
そんなまとめかな。