石平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
石平(1962年~)氏は、中国成都市出身、北京大学哲学科卒、1988年に日本に留学した後、移住、2007年に帰化した評論家。「正論」、「Voice」、「WiLL」等の保守系論壇誌に寄稿し、日中関係・中国問題などを論じるほか、民放TVの中国関連ニュース・討論番組にも出演している。
著者は、上記の通り、中国で中国人として生まれているが、政治思想上の立ち位置は(日本から見た場合)保守強硬派であり、そのような評論家が、今の中国をどう見ているのかに興味があり、本書を手に取った。
本書を読む前は、中国は今後更に強大化し、早晩世界の覇権を握るというような、脅威を煽る主張を予想していたのだが、本書のトーンはや -
Posted by ブクログ
本書は中国生まれで後に日本国籍を取得した著者が、中国共産党の歴史を赤裸々に描いた作品である。
自分が学生時代の頃は、歴史の授業における近代史は最後に扱われるため、ほとんど学習時間がなく自習をする程度であり、試験問題にもそれほど扱われていなかった記憶がある。その後も歴史小説などで戦国時代や幕末時代、さらには世界史でも近代史を学ぶ機会がなかったため、恥ずかしながら中国共産党がどのような成り立ちでどのような行いをしてきたのかは、断片的にしか理解していなかった。
本書では、それらの史実を記録しているのであるが、残念ながら紙面の都合だと思われるが、詳細に記載されているとは言えるレベルではなく、入門書とい -
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Posted by ブクログ
こうした本に出会うのが新書の面白さである。
いかんせん、著者の日頃の中国嫌悪/日本賛美の傾向とそれが全面に出たタイトル及び帯が、読者の幅を狭めているのではないかと思う。私も中身を読んだ人に勧められなければ読まなかったであろう。
しかし、中身は斬新な切り口から日本の思想史を見渡しており、特に前半は非常に興味深い内容であった。
途中、江戸時代の朱子学批判以降が冗長になるが、前半の聖徳太子から奈良、平安、鎌倉時代への流れは、「なるほど、そういうことかもしれない」と思わせる説得力があった。
おそらく、各時代、各分野について細かく研究している人にとっては、ツッコミどころや反論があるだろう。
しか