石平のレビュー一覧

  • 中国はなぜいつも世界に不幸をバラ撒くのか

    Posted by ブクログ

    1962年四川省生まれ、北京大学、神戸大学(院)卒業、日本に帰化の石平(せきへい)氏が、新型肺炎、南シナ海問題、知財パクリ・・・、世界のトラブルメーカー、中国について、その本質を解説。「中国はなぜいつも世界に不幸をバラ撒くのか」、2020.3発行。5つの章立て。石平さん、内容はわかりますが、読みにくい感じがします。①新型肺炎があぶり出した中国の本性 ②中国と接近すると没落、離れると繁栄 ③中国ではなぜ嘘と責任転嫁がはびこるのか ④中国をダメにした儒教の害悪 ⑤日本は「脱中国」の手本を世界に示せ

    0
    2020年12月27日
  • なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか 日本と中韓「道徳格差」の核心

    Posted by ブクログ

    論語は儒教ではない。孔子没3百年以上後、皇帝の政治権力を正当化するためのイデオロギーとして編み出されたのが儒教。礼節と規範で情を規制し人欲を封じ込めるため、女性を徹底的に抑制、500万人以上が犠牲になった。

    儒教すなわち論語のことである、という常識を持っていなかったので、自然に読めました。

    0
    2020年12月20日
  • 日本の心をつくった12人 わが子に教えたい武士道精神

    Posted by ブクログ

    1962年、中国で生まれ、2007年、日本に帰化、石平氏、初読みです。「日本の心をつくった12人」、2020.1発行。わが子に教えたい武士道精神として、源義経、楠木正成、松平定信、東郷平八郎、西郷南洲ら12人の美学と武士道の心を紹介した書です。乃木希典、昭和維新の志士、特攻隊員、三島由紀夫、一色正春(海上保安官)にも触れています。

    0
    2020年10月14日
  • 朝鮮通信使の真実 江戸から現代まで続く侮日・反日の原点

    Posted by ブクログ

    朝鮮通信使は、事実上の日本への朝貢である。
    なるほどなー。
    すごいわかる。
    いやらしいのが、その事実が受けめられず、国の使者が日本を罵倒していた事実。精神的勝利を経て、バランスを取る。

    凄い面白いが、本としてはどうか。

    内容としてはそれだけで、もともと薄い本だが、最初に、当時に使者の書にいかにひどい内容が書かれているか、それについての著者の著述があり、後はその繰り返しでまとまりがないように感じる。

    書きっぷりも、書きっぷりも、罵倒に対する面罵の応酬で、読んでて気分悪いくらい。

    石平先生の本なのだが、全体評はイマイチ。

    0
    2020年07月02日
  • リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ

    Posted by ブクログ

    数年前の著書なんで、あんま目新しい感じはないんだけど。

    日本のシナに対する態度のあまりのバランスの悪さ。
    中韓が女の理論でいちゃもんつけてくるのに、男発想で応対する日本の圧倒的な情けなさ。
    ただ思い出すのは社会制度というかそういうのんて、中韓は父性で日本は実は母性なのね。バンラスを取る、という久々にユング理論を思い出したんだけど。

    どうするの、日本の将来のために。

    韓国についても少し言及されているが、関わる必要なしとバッサリ。

    0
    2020年03月04日
  • アメリカの本気を見誤り、中国を「地獄」へ導く習近平の狂気

    Posted by ブクログ

    金の力で覇道を進めようとしたシナが、息切れして来た。

    そんなところか。

    習近平が間違ってるのは間違いないとしても、これはただ個人として野望が強すぎるだけなのか。
    秘めた牙を向き出すタイミングが早すぎただけで、この朝廷が目指すところは結局変わら無いのか。

    その辺がよくわからない。

    0
    2019年11月20日
  • なぜ中国は日本に憧れ続けているのか

    Posted by ブクログ

    中国から帰化し、中国の現体制に批判的な論調な評論家の石平さん。「精日」も話題だけど、それを歴史から紐解いてくれるのかなと手にした一冊。
    でしたが、前半は中国の歴史書の中で、いかに日本を憧れの対象として書かれてきたか。後半は政治的意図でいかに反日の誘導がされたか。そして、その裏で日本の良さをどう見出されているか。
    「なぜ」はあまりなく、事実の羅列だけのようにも感じました。
    ただ、交流の歴史を知るということではためになりました。

    0
    2019年10月26日
  • なぜ中国は民主化したくてもできないのか 「皇帝政治」の本質を知れば現代中国の核心がわかる

    Posted by ブクログ

    中華思想と中華帝国、中華皇帝。
    これが切り離せないのだな。天子様だからか。
    んで、冊封体制、夷狄の教化、形上押し戴いて貢物をしてればいいと言いながら、国力がつくと必ず近隣を征伐して、そういう王朝でなければ支持されない文化。

    韜光養晦だっけ、それだって同じ文脈で理解できる。
    侵略することが国是だから、獲られることは最大の恥辱だ。まずはそれを奪い返すことが義務であり、今また調子こいて中華帝国の復活を期する。

    どうすんだ、すぐ隣の国やぞ。

    0
    2019年10月05日
  • なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか

    Posted by ブクログ

    著者はよく日本の歴史を勉強されている。日本は中国と親しくしていない時期のほうが繁栄していたようだ。室町時代、江戸時代、戦後から国交回復までの経済成長等。中国と仲良くすると経済的にもうまくいってないことが多かったとのこと。

    0
    2019年08月12日
  • 中国人の善と悪はなぜ逆さまか 宗族と一族イズム

    Posted by ブクログ

    中国から日本に帰化した評論家の石平(せき・へい)が中国人の発想の根本原理を解説した本。中国人は歴史的に自分の一族の利益を最大化するために行動しており、他者を含む社会は略奪の対象でしかないという。政権を握った者が家族ぐるみで収賄に精を出すのは当たり前、むしろ一族にとってはそのくらいの甲斐性があってこその家長なのだとか。公共の利益が自分たちの利益になるとはまったく思っていない人たちが作った国はどうなるか。熾烈な生存競争の毎日か、頭ひとつ抜けた独裁者に略奪される日々か、どちらかだろう。今の中国はどっちだ?

    0
    2019年07月31日
  • なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

    Posted by ブクログ

    こうした本に出会うのが新書の面白さである。

    いかんせん、著者の日頃の中国嫌悪/日本賛美の傾向とそれが全面に出たタイトル及び帯が、読者の幅を狭めているのではないかと思う。私も中身を読んだ人に勧められなければ読まなかったであろう。

    しかし、中身は斬新な切り口から日本の思想史を見渡しており、特に前半は非常に興味深い内容であった。
    途中、江戸時代の朱子学批判以降が冗長になるが、前半の聖徳太子から奈良、平安、鎌倉時代への流れは、「なるほど、そういうことかもしれない」と思わせる説得力があった。

    おそらく、各時代、各分野について細かく研究している人にとっては、ツッコミどころや反論があるだろう。

    しか

    0
    2019年01月22日
  • 中国から帰化して驚いた 日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理 フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判

    Posted by ブクログ

    主張ははっきりしていてわかりやすい。正しいかどうか別として。百田氏との対談につながっっていくのも納得がいく。

    0
    2019年01月20日
  • 日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか

    Posted by ブクログ

    外国出身の二人が日本を褒めるという本。褒めるというよりも中国、韓国、北朝鮮が変わっているということか。

    0
    2018年12月26日
  • 中国から帰化して驚いた 日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理 フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判

    Posted by ブクログ

    2016年、ツイッターで1000回以上のリツイート・いいねを得た発言、およびその解説。カテゴリーは、独りよがりの日本の左翼リベラル、中国の脅威を無視しお先棒を担ぐ者たち、支離滅裂な護憲論、リベラルが掲げる言論の自由の嘘、日本弱体化をねりあ外国勢力とリベラルの関係。

    ツイートの解説から病理を読み解くのは読者の力量のようで、情報不足・知識不足を痛感しました。

    0
    2018年10月13日
  • 習近平の帝政復活で 中国が日本に仕掛ける最終戦争

    Posted by ブクログ

    彼の国は怖い。
    うちの国は、本当に外交とか色々真剣に対応しないと飲み込まれる。
    目新しさは感じないが、時限的な危機感はひしひしと感じる。

    0
    2018年09月16日
  • 韓民族こそ歴史の加害者である

    Posted by ブクログ

    面白かったっちゅうか、もう、高句麗新羅百済の頃からそうだったのかというか、その辺が大元かって、ムッチャ呆れる。
    大体拗らせるのは他国との関係ではなく国内の力関係、つっか、私利私欲。その解決が自国でできないものだから、近隣の大国を頼る
    つっか、自国内への侵略を誘導する。
    それに感謝するわけでもなく、次に行く。
    昔から蝙蝠外交だったわけだ。
    ここ取られると日本としてはムッチャ困るわけで、別段植民地にしたかったわけでもなんでもないのが、本当によくわかる。
    別にそれはそれで小国の生き方として悪いわけでもないんだろうが、変なプライドと妄想に基づいて、あらゆるものを再構築しているのがまたたちが悪い。

    1
    2018年07月14日
  • なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中華皇帝の「徳」を慕って「教化」を求める周辺国の中で
    唯一日本は推古天皇から隋の煬帝に対し、
    仏教を国の中心に据えることにより、
    中華文明より普遍的な価値にて中華帝国と対等な位置に立つ。

    中華「天命思想」
     易姓革命により王朝交代の悪循環
    日本「記紀」
     天照大神の子孫とし血統がつながっている。

    草木国土悉皆成仏
     日本古来のアニミズムの影響を受け、日本の仏教として存続






     

    0
    2018年04月22日
  • 日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか

    Posted by ブクログ

    目新しい論はなかったが、ケントさんのこれまでの主張をうまく全体まとめた感じかな。石先生も。
    日本のすごさというか、中韓のあまりの酷さに、よくここまで文句も言わずに付き合ってるね。米の国に対しても。
    本当の日本は、明治維新後、ましてや戦前2、30年のものではないと言うのはその通りなんだろうね。
    ただ、そんな奴らにきちんと向き合えてこないようにした、教育とマスコミを抱えて、凄さと言われても恥ずかしい。
    このまま、三流国家になっていくんだろうねきっと。

    0
    2018年04月13日
  • 冗談か悪夢のような中国という災厄

    Posted by ブクログ

    習近平は、現代に蘇った、まさに支那型の皇帝。
    なんの実績もないながら自分の思想を憲法に盛り込む。
    やって来たのは、政敵の抹殺。
    権力の集中。
    やりたいことは、中華文明を外に押し出し、その最高権力者になること。
    あるのは、自分と、その取り巻きだけだな。それが国で、まさに、上と下が見事に分離して、支配する側とされる側、搾取する方とされる側という、昔ながらの支那の姿がある。

    ただ、この本、去年の刊だが、多少とも希望的であった、皇帝への権力集中がうまくいかないだろうと言うのは、今回のシャンシャン劇で見事に外しているんだな。
    果たしてこの先どうなるのか。

    0
    2018年03月21日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日

    Posted by ブクログ

    ・中国海軍艦の日本領海侵犯時、沖縄の新聞社は「こんなことで危機感を持ってはいけない」と論調。
    ・徐々に漁船・公船・軍艦となっても、日本のマスコミは国民に危機感を持たせないように懸命。
    ・尖閣諸島の次は何年もかけて次は沖縄本島を狙ってくる。

    0
    2017年12月02日