石平のレビュー一覧
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著者が「(自身の)長年の中国観察と中国研究の集大成」、「独自の政治論・宗教論・文化論・社会論を多角的に展開」した「いわば「石平の中国論」のすべてがこの一冊に凝縮されている」とあとがきに書いた一冊。
といっても著者の本らしく、平易に書かれていて内容はわかりやすい。
2000年来皇帝による中央集権統治を続けてきた中国は共産党支配となっても本質は変わらない。
中華思想は根本的な辺縁侵略、収奪思想であり、中華民族の呼称は欺瞞で単に漢族があるのみ、という著者の分析は、残念ながら建国以来の中国の歴史が実証していると言わざるを得ない。
巻末の本居宣長の一首「敷島の 大和心を 人問わば 朝日ににほふ 山 -
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<目次>
巻頭提言 門田隆将
自由vs独裁決着の時へ
序章バイデンで政権の4年
第1章台湾電撃侵攻のシナリオ
第2章もし中国の属国になったら
第3章中国による人類運命共同体
第4章中国の独裁は終わらない
第5章習近平の中国という怪物
第6章属国根性を捨てよ
あとがきに代えて 石平
2021/2/1発行
p137 反日日本人
p138 毛沢東はコミンテルンの指導は受けても、中国の実情に
合わせて農民を重視した革命を行った。あくまで
中国としてどうしていくか。
でも、日本の共産主義者は違う。彼らは日本を良く
しようとか、~共産主義そのものに向かっている。
p160 復讐の対象は日本
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中国共産党がどのような成り立ちでどのように発展してきたか記されていた。スパイを送り込み国民党を騙し討ちにした歴史など書かれていて、いかに共産党が怖い組織かを強調されているように感じた。
たしかに、共産党の発信することをそのまま全部信じてはいけないと思うものの、戦争とはスパイも含めてありとあらゆる手段を用いるものであることを考えると完全悪とも考えにくい。共産党だけではなく国民党も何かしらやっていただろうし、もっと広く言えば、世界中のあらゆる国が同じようなことをしている。
そういう意味では、昨今潔癖クリーンが重要になってきている日本においては、外国とのタフな交渉にはなかなかハードルが高くなってき -
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本の情報が全て正しいかと言われると怪しい。けど、この本で言えば中国共産党の大体の歴史や文化、政策を学べる。
学生時代の世界史の授業でこの本の内容が出てきたら恐らくほとんどの学生は中国を嫌いになるだろう。しかし、中国の反日運動では、捏造で日本をまるで中国共産党がやってきたことをそのままやってきたと言わんばかりの内容で若者達に教育が施されている。
しかし、この本で共産党の事を知ると、コロナの原因を作ったのに何も謝罪がなかったり、チベットの人々を弾圧したり、香港を力づくで中国に取り入れたりと、本の内容に描かれている凶悪な幹部達と一致する。
尖閣諸島の問題や北朝鮮、ロシアに友好的で、本当に世界に -
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中国共産党の恐ろしさを嫌というほど、知ることが出来る一冊。著者は日本に帰化した中国人。
ここまで赤裸々に書いていいのか心配になるほど、凄い内容だった。恐らく著者は、二度と中国の土を踏めないのでは?
共産党に限らず、中国で天下を取る人物は、謀略・裏切りに長けた人物。
その中でも共産党は凄まじいものがある。
中華人民共和国建国の父と崇められている毛沢東が、いかに傍若無人で、中国国民を苦しめてきたか、中国人はどこまで知っているのか。
そして、天安門事件。
天安門事件以降、国際立場が悪くなった中国は、日本にすり寄り、天皇皇后両陛下の中国訪問を果たし、国際的地位を取り戻した。
しかし、国力をつけてか -
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今まで『何故日本は儒教を取り入れなかったか?』なんて考えたこともなかった。中国以外で儒教を正式に取り入れた国は朝鮮とベトナムしかないのだから、世界的に普遍的な価値を持つ思想ではなかったという事なのだろう。古代~中世の日本の指導者たちがそれを選択しなかったのは、著者が指摘するような遠大な展望とか計算があった訳でなく、単に「性に合わなかった」というだけな気がする。そもそも儒教はたびたび王朝が民衆に倒されてきた歴史を説明するために考え出された易姓革命の概念が核心にある。いまだに市民革命の歴史がない日本の風土に合わないことは明白である。
日本人は太古の昔から非常に柔軟に、悪く言えば無節操に外来の思想や -
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日本国籍を取得した元中国人と元朝鮮系中国人の2人の対談で、ウヨク心をくすぐるような中国のディスと日本万歳かと思ったら意外とそうでもなかった。
習近平政権は外交に戦略性を失い敵だらけ。紫禁城にアメリカ大統領トランプを招待するのは間違い、相手のことを考えていない。紙火薬羅針盤印刷術を発明しても、全ては王様を喜ばせるための物なので普及せずその後の発展はなかった。やさしいという日本語に合致する中国語はない。中国で琴棋書画は特権階級のものだが日本では庶民も親しんでいる。日本人の付き合いこそ淡きこと水の如し。秦の始皇帝以来、皇帝以外はみな奴隷になり尊厳を失った。だから卑怯なこともできるし、全ては皇帝の私有 -
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ネタバレ辛坊さんのラジオに出演するスゴイ2人なので手に取った。
中国に「やさしい」という言葉がないのは、驚きだった。辞書に10個以上を単語を並べないと言い表せないとは、、、それだけ「食うか食われるか」の厳しい歴史があり、それが彼らの冷たい(ように見える)行動に現れているなと再認識
韓国人が、従軍慰安婦問題をいつまでも訴え続けるのは、慰安婦であったおばあちゃん達の悲しい過去や、(百歩譲って、日本軍に紹介した)韓国の斡旋業者が居たことを認める、恥ずべき行為。。それなのに、世界中に銅像を立てて喜んでいるのは、本当に不思議。。。
中国、韓国とどのように付き合えばよいか?
出来れば、付き合わない方が良いが -
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ネタバレ中国は事実を認めない。他の国にプラスになることは絶対にしない。
中国語には 性格が「やさしい」という言葉はない。
誰かに騙されるのを警戒しなければならない。
文化の三層構造
文化は見える部分、現象を作り出すシステム、とその価値観の三層。
中国では国家は皇帝の私有財産、一族はあって「公」はない。みな皇帝の奴隷。
始皇帝以降 民を統治するための手段が儒術(儒教)、孔子の思想。
論語 =孔子のつぶやき 知恵者の老人が人生を語る 今をどう生きるか。
皇帝の家が一番りっぱ、日本やヨーロッパは神様の住む家が一番大きい。
知識人はみな官僚、皇帝のために働く。
朝鮮半島の国
自分た -
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2007年に日本国籍を取得した石平さんの自叙伝とも言える本。
偶然にも日本に産まれ、当然のように日々を暮らしているそれだけでも、なんとも僥倖なことであると改めて考えさせられた。
そもそも自身の国を「捨てる」ことは、単に他国が過ごしやすいから移動移住するというものでなく、自身が立脚するアイデンティティすらも破却し、精神的に異常をきたす虞れすらある、並々ならぬものがなければ出来ないことであろう。
それにしてもいかに政治が人々に影響を与え、教育が人々の考えを狭め、一色に染めてしまうこともあり、それが一気に広まり、果ては世代をも超えてしまうこともあることを知らされた。
それは単に共産党の話し -
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アメリカ人のケントギルバード氏と、帰化した元中国人の石平氏による対談方式の著書。
中国の日本への硬軟織り交ぜた活動、日本を占領し、その精神を蝕むアメリカのWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)、事大主義の韓国などなど、日本を取り巻く問題は山ほどある。
しかしそれにもまして、自虐史観を未だ持ち続け、真実を見ずに売国的なメディアや、他国にだけ利する行動をする日本人がいるという事実にいい加減目を覚まさなければならない。
この題名からも、いかに日本人が自分に自信がなく(まあ謙遜ということもあろうが)、平和ボケしていることが窺えると同時に、また自分というものを客観的に捉えるというこ