石平のレビュー一覧

  • 中国人の善と悪はなぜ逆さまか 宗族と一族イズム

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    中国から日本に帰化した評論家の石平(せき・へい)が中国人の発想の根本原理を解説した本。中国人は歴史的に自分の一族の利益を最大化するために行動しており、他者を含む社会は略奪の対象でしかないという。政権を握った者が家族ぐるみで収賄に精を出すのは当たり前、むしろ一族にとってはそのくらいの甲斐性があってこその家長なのだとか。公共の利益が自分たちの利益になるとはまったく思っていない人たちが作った国はどうなるか。熾烈な生存競争の毎日か、頭ひとつ抜けた独裁者に略奪される日々か、どちらかだろう。今の中国はどっちだ?

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    2019年07月31日
  • なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

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    こうした本に出会うのが新書の面白さである。

    いかんせん、著者の日頃の中国嫌悪/日本賛美の傾向とそれが全面に出たタイトル及び帯が、読者の幅を狭めているのではないかと思う。私も中身を読んだ人に勧められなければ読まなかったであろう。

    しかし、中身は斬新な切り口から日本の思想史を見渡しており、特に前半は非常に興味深い内容であった。
    途中、江戸時代の朱子学批判以降が冗長になるが、前半の聖徳太子から奈良、平安、鎌倉時代への流れは、「なるほど、そういうことかもしれない」と思わせる説得力があった。

    おそらく、各時代、各分野について細かく研究している人にとっては、ツッコミどころや反論があるだろう。

    しかし、(哲学科出身とはいえ)狭義の専門家ではない著者による新たな視点での通史は、それまでとっつきにくく興味がなかった人に、その分野に目を向けさせる入口になることは確かである。
    また、単に事実を追うのではなく、その意義を考える上での一つの考え方を提供する点で非常に有意義であると考える。

    同様の書として思い浮かんだのが、渡部昇一氏の「ドイツ参謀本部」である。
    内容に関する論争を生んだ本ではあるが、我々にとって馴染みの薄いテーマについて、分かりやすくコンパクトに、かつ興味深く分析した点に意義があると思う。

    これらの新書は、よしこの分野をもっと学んでみよう!という気を起こさせる。
    だからこそ、この作品については、思想を打ち出しすぎたタイトルと帯が読者を狭めるだろう、とやや残念であった…


    メモ

    日本の独立をどう守るかを切実に追求し、中華秩序に下らなかった聖徳太子以後の大和政権、天皇
    →P54 普遍性のある仏教という世界宗教のなかに身を置くことによって、中国文明ならびに中華王朝の権威を相対化し、中国と対等な外交関係の確立を模索

    P70
    663年の白村江の戦いで唐・新羅の連合軍に敗れた日本は国家存亡の危機
    →国防体制強化のために律令制を整備

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    2019年01月22日
  • 中国から帰化して驚いた 日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理 フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判

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    主張ははっきりしていてわかりやすい。正しいかどうか別として。百田氏との対談につながっっていくのも納得がいく。

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    2019年01月20日
  • 日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか

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    外国出身の二人が日本を褒めるという本。褒めるというよりも中国、韓国、北朝鮮が変わっているということか。

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    2018年12月26日
  • 中国から帰化して驚いた 日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理 フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判

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    2016年、ツイッターで1000回以上のリツイート・いいねを得た発言、およびその解説。カテゴリーは、独りよがりの日本の左翼リベラル、中国の脅威を無視しお先棒を担ぐ者たち、支離滅裂な護憲論、リベラルが掲げる言論の自由の嘘、日本弱体化をねりあ外国勢力とリベラルの関係。

    ツイートの解説から病理を読み解くのは読者の力量のようで、情報不足・知識不足を痛感しました。

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    2018年10月13日
  • 習近平の帝政復活で 中国が日本に仕掛ける最終戦争

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    彼の国は怖い。
    うちの国は、本当に外交とか色々真剣に対応しないと飲み込まれる。
    目新しさは感じないが、時限的な危機感はひしひしと感じる。

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    2018年09月16日
  • 韓民族こそ歴史の加害者である

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    面白かったっちゅうか、もう、高句麗新羅百済の頃からそうだったのかというか、その辺が大元かって、ムッチャ呆れる。
    大体拗らせるのは他国との関係ではなく国内の力関係、つっか、私利私欲。その解決が自国でできないものだから、近隣の大国を頼る
    つっか、自国内への侵略を誘導する。
    それに感謝するわけでもなく、次に行く。
    昔から蝙蝠外交だったわけだ。
    ここ取られると日本としてはムッチャ困るわけで、別段植民地にしたかったわけでもなんでもないのが、本当によくわかる。
    別にそれはそれで小国の生き方として悪いわけでもないんだろうが、変なプライドと妄想に基づいて、あらゆるものを再構築しているのがまたたちが悪い。

    のだが、本としては、他人の著書を研究した体なので、その辺がどうかなと。一次資料とかには自分では当たってないんだろうね。

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    2018年07月14日
  • なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか 「脱中華」の日本思想史

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    ネタバレ

    中華皇帝の「徳」を慕って「教化」を求める周辺国の中で
    唯一日本は推古天皇から隋の煬帝に対し、
    仏教を国の中心に据えることにより、
    中華文明より普遍的な価値にて中華帝国と対等な位置に立つ。

    中華「天命思想」
     易姓革命により王朝交代の悪循環
    日本「記紀」
     天照大神の子孫とし血統がつながっている。

    草木国土悉皆成仏
     日本古来のアニミズムの影響を受け、日本の仏教として存続






     

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    2018年04月22日
  • 日本人だけがなぜ日本の凄さに気づかないのか

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    目新しい論はなかったが、ケントさんのこれまでの主張をうまく全体まとめた感じかな。石先生も。
    日本のすごさというか、中韓のあまりの酷さに、よくここまで文句も言わずに付き合ってるね。米の国に対しても。
    本当の日本は、明治維新後、ましてや戦前2、30年のものではないと言うのはその通りなんだろうね。
    ただ、そんな奴らにきちんと向き合えてこないようにした、教育とマスコミを抱えて、凄さと言われても恥ずかしい。
    このまま、三流国家になっていくんだろうねきっと。

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    2018年04月13日
  • 冗談か悪夢のような中国という災厄

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    習近平は、現代に蘇った、まさに支那型の皇帝。
    なんの実績もないながら自分の思想を憲法に盛り込む。
    やって来たのは、政敵の抹殺。
    権力の集中。
    やりたいことは、中華文明を外に押し出し、その最高権力者になること。
    あるのは、自分と、その取り巻きだけだな。それが国で、まさに、上と下が見事に分離して、支配する側とされる側、搾取する方とされる側という、昔ながらの支那の姿がある。

    ただ、この本、去年の刊だが、多少とも希望的であった、皇帝への権力集中がうまくいかないだろうと言うのは、今回のシャンシャン劇で見事に外しているんだな。
    果たしてこの先どうなるのか。

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    2018年03月21日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日

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    ・中国海軍艦の日本領海侵犯時、沖縄の新聞社は「こんなことで危機感を持ってはいけない」と論調。
    ・徐々に漁船・公船・軍艦となっても、日本のマスコミは国民に危機感を持たせないように懸命。
    ・尖閣諸島の次は何年もかけて次は沖縄本島を狙ってくる。

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    2017年12月02日
  • 習近平が中国共産党を殺す時

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    習近平主席の、失政、案外ボロボロな身の回りなどを対談形式で綴っていく。
    結局、周主席は、国を発展させるようなことは何もやっておらず、失脚するか共産党を滅ぼすかどっちか見たいな内容だったと思う。2016年の本なのだが、2017年、彼は核心とかいうおもねりを取り付け、権力を固めて3期続投すら視野に入れている。

    現状ならどう分析してもらえるのか興味ある。

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    2017年11月17日
  • トランプvs.中国は歴史の必然である 近現代史で読み解く米中衝突

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    今年の頭の方の本なんで、ちょっと現状と合わせてどうかなと思うところはあるが、アメリカは所詮歴史の浅い国で近代史観しか持ち合わせず、中華帝国の意味が理解できなかったことや、ゆえに何度も信じては裏切られてきたことや、そもそもんアジアのパートナーとして日本ではなく中国を考えていたなどの視点は得心。
    このロクデモナイ文明圏に組み込まれたら、日本が大変なことになることも間違いない。

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    2017年10月08日
  • 2013年の「中国」を予測する

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    お二人とも中国ウオッチャーとしては一二を争う方、対談もとても息が合っています。特に目新しい内容はないです。常に、中国は崩壊するという主張をしているお二人ですから。それでも、そろそろですか?北京オリンピックから10年以内を期待しています。

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    2017年09月23日
  • 私はなぜ「中国」を捨てたのか

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    中華人民共和国との対比で仕方ないのかもしれないが、日本を礼賛し過ぎていて気恥しくなった。多少誤解や曲解もあると感じたが、著者が日本に帰化するまでに至った経緯と心境は理解できる。

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    2017年06月12日
  • 私はなぜ「中国」を捨てたのか

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    よく名前を見かけるし、たまたま同じ本棚から借りる本があったので、手に取った。
    共産党主義ほどこかに敵を作らなければ運営が難しいことを丁寧に述べている部分は、教科書に載っていても良いと思うくらいだ。(もちろん載せたら大変なことになると思うが)
    某巨大掲示板に、著者は二重スパイだとか云々書かれていた。なぜここまでしておきながら、中国に入国できるのかというのがポイントらしい。
    たしかに…。日本人になったから入国できるのだろうか?わからない。
    濡れ衣であれば、こんなに日本を愛している作者が不憫である。

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    2017年03月16日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日

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    元の対談となる本「カエルの楽園」を読んだ時には、意識してはいなかったのだが、本質はこういう事なのか!と思いました。日本と中国の関係、尖閣諸島を奪おうとする中国。徐々に日本に攻め込み、日本は平和と無抵抗に徹する。すると更に沖縄、九州へと攻め込んでくるだろう。この本を日本の国民に読んでもらいたい。

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    2016年12月11日
  • もう、この国は捨て置け!

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    1956年韓国生まれ、1998年日本に帰化した呉善花と1962年中国生まれ、2007年日本に帰化した石平の「もう、この国は捨て置け! 韓国の狂気と異質さ」、2014.2発行です。タイトルの通り、韓国(や中国)は相手にしないで、世界(普通の国々)を相手にすべきだと思います。「野蛮で未開な日本」を前提にした韓国人の民族優越意識、日本を見下ろすことでしか自分たちの存在が確認できない韓国人 等「ナンセンス」です。

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    2016年09月10日
  • リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ

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    有本香さん好き×石平さん好き=読む

    第1章 史上初の日中関係が始まった
    第2章 なぜリベラルは中国を弁護するのか
    第3章 「中華帝国」が海を渡るという厄災
    第4章 AIIB・一帯一路と日本の戦い
    第5章 プロパガンダでつくられた日中関係
    第6章 「新中華秩序」から「日本」を守る方法

     中国共産党は怖いです。

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    2016年11月02日
  • 習近平にはなぜもう100%未来がないのか

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    中国人で 中国嫌いの 石平さんらしい本である。
    つくられた 図については よくまとまっている。
    中国の実情を 数字で語らせる というのは、
    大切な手法である。
    嘘とでたらめなデータであっても、嘘がつけなくなっている現実。
    大減速、経済そして不動産、株バブルの崩壊。
    それが、『新常態』。
    中速の中で、どう ソフトランディングするか?
    なんだけどね。
    それにしても、習近平の外資たたきのやり方もひどいね。

    『一人っ子政策』から 二人、産んでもいいとは。
    いちいち、国が決めるものではないような気がするが。
    基本的人権が ないことが見えてくる。

    外交の失敗。
    アメリカとの蜜月演出も、アメリカに拒絶された。
    習近平のばらまき外交への批判。

    反腐敗運動に対する批判が。
    反腐敗運動によって経済が失速したと誰もが感じていることへの反論。
    反腐敗運動に抵抗する お役人たちの『不作為』行動。
    反腐敗に対しての 3つの批判論。
    『やりすぎ論』→経済の失速を招く。
    『泥塗り論』→共産党のイメージダウンとなる。
    『無意味論』→腐敗を根絶することができない。
    官僚になるには 美味しいところがあったから。
    しかし、反腐敗運動を進めないと 前に進まない。

    習近平の孤独感が漂う描き方がうまいなぁ。
    でも、なんか 図式的すぎて、
    中国の複雑な人間関係の突っ込みが単純ですね。

    習近平が去った後 胡錦濤とその仲間たちが笑う。
    江沢民派の長老たちを つぶしたと言え、
    紅2代は しぶとく温存されている。

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    2016年05月06日