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2011年、中国政府は毎月のように金融引き締めを実施しているが、インフレが収まる気配はない。一方で、雇用者数の8割を占める中小企業が金利上昇により銀行から融資を受けられず、倒産ラッシュが勃発。金融引き締めの手綱を緩めれば食品価格が跳ね上がり、中国全土で暴動が勃発するため、中国政府はもはや手立てがない状態だ。リーマン・ショック後に約48兆円(4兆元)の財政出動をし、壊滅的な先進国の輸出を支えた中国は、その副作用でまさに自爆寸前。中国が内包する矛盾だらけの経済の実態を暴く。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年05月06日
中国のバブルについて知りたくて読書。
著者の本を初めて拝見させてもらう。著者のような専門家に活躍してもらえる日本であって欲しいと個人的に願う。さすがに中国出身だけあり情報取得に長けている印章を受ける。
新しい本なので2010年4月の庄河の土下座嘆願、2011年8月の大連のデモなども取り上げられて...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月16日
中国という国の状況をわかりやすく伝えてくれる本。
なんだかすごい課題を内包していることはよくわかりました。
こんな国に投資して進出していく日本の会社ってどうなんでしょうか?
資産の投機ならまだしも投棄にならないことを祈るばかり。
でも、まわりを見渡せば、中国、北朝鮮、韓国、そして、極めつけは日本か。...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月19日
中国の成長率の失速、不動産バブルの正体、それに対応策を見いだせずにジリ貧になってる政府の実情を描く。
消費者物価指数や各都市の不動産価格など、数字を引き合いに出しながら論じていた。
成長率を率いていた「外需」と「投資」→リーマンショック前後から外需が失速→量的緩和を際限なく進めて金余りに→内需がふ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月14日
中国もバブル崩壊か。
中国って、どうも怪しいんですよね。
んで、思わず手に取りました。
中国の経済繁栄は、なんと国家予算による虚構らしいんですな。
んで、元を乱発しているおかげでインフレ爆発。虚構ですから、いつかは崩壊する。
その時期とは??もうすぐらしいですよ。
おすすめ度は5点中、3点。...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月29日
外資系に勤務しているのですが、先日社内会議があり、今後のわが社の成長は中国やインドの成長にかかっていると確認したばかりです。
そんな状況にいる私にとって、中国が崩壊するとは信じたくないですが、この本を読むと不安になってしまいます。
この本の著者(石氏)は、中国の実情に詳しい方であり、彼が2012...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月06日
大枠はよくいわれてる不動産投機と過剰な流動性による
インフレの話。でも細かい情報は中国ウォッチャーではないので
参考になりました。以下ネタばれ。(僕にとっては備忘録)
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1978年 GDP 3645...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月24日
中国経済の急激な成長の二大牽引車が輸出と不動産というかなり歪な形になっており、不動産を支えているのが政府による過剰流動性供給。過去30年で経済規模は92倍に拡大したがマネーサプライは702倍、GDPの2倍以上のマネーサプライが不動産の高騰、バブルを招いたと驚くべきデータが紹介され、バブルの崩壊とイン...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月07日
中国系帰化日本人の石平の本は2冊目だ。
石平は日本人としての感性を持っているように見えて、持ちきれていない。日本で育った人間は伊勢神宮で「日本」を感じることはないからだ。
その過剰さこそが石平が中国育ちであることを如実に表現するが、私は、石平の中国評価に関してはかなり信用している。日本評価に関しては...続きを読む
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