速水健朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1973年からおよそ30年間は、私の生まれる前の話ではあるわけだが、その中でもいくつか見知ったコンテンツ・事件があった。
ガキをつくって長生きしたけりゃドアのカギ閉めて眠れよWATCH YOUR BOY!
油断してたらバットのエジキさ そんな風にはなりたくなけりゃWATCH YOUR BOY!
BOOWYの初期のアルバム(1982)に収録されている曲である。明らかにこの曲の元ネタとなった事件が本書で取り上げられていた。神奈川金属バット両親殺害事件(1980)。
重要なことは、この事件そのものではない。事件が世論を沸騰させ、批評のネタとなり、曲のネタとなった事実である。当時の家庭では、子と親の相互不信?いやもっとそれ以前の問題だが、それが一定の共通認識となり始めたということが重要である。もしも2026年に同じ事件が起きた場合、事件そのものは報道されるであろうが、「この事件は、日本社会の問題を映し出しているのです!」とワイドショーで語られることはないだろう。そういう話である。
初めて観たのが何がきっかけであるか忘れてしまったが、何度か見返しているドラマ「王様のレストラン」(95)も山口智子を主題にして取り上げられていた。
最近、私の最も好きなドラマであり、人生のバイブルにもなっている「踊る大捜査線」(97)も見返したし、「池袋ウエストゲートパーク」(00)を初めて視聴した。これらについて、別の機会に語りたいが、とりあえず「HERO」(01)も加えて、共通しているキャストを抜き出しておこう。時代の趨勢が見て取れる。ちな、「HERO」については、最近見返してはいない。
小野武彦 王様、踊る
伊藤俊人 王様、踊る
梶原善 王様、HERO
きたろう 踊る、池袋
阿部サダヲ 踊る、池袋
大塚寧々 踊る、HERO
宇梶剛士 踊る、HERO
高橋克実 踊る、HERO
髙橋一生 池袋、HERO
つか、文化やコンテンツもそうだけど、経済政策への意見が目立った。いいね、速水さん! -
Posted by ブクログ
おもしろかった。
ご本人があとがきで書いているように
機械音痴についての本でもあるし
「押しボタン」についての技術史でもある。
最初は単純だった機械の操作が
できるサービスを増やすたびに複雑化する。
炊飯器なんて「炊く」と「保温」でいいわ!
と、強くそう思います。
単純タイプと至れり尽くせりタイプと
どっちも売ってくれるのがいいなぁ。
あと、なんでも事前予約させられる風潮は
私の「機械嫌い」を加速させる自覚あり。
なんだろう…自分から
新しい技術を試すのは嫌じゃないのですが
選択肢なしに強要されるのは嫌だ。
ボタン嫌いのジョブスの逸話もあり(^◇^;) -
Posted by ブクログ
ネタバレ
めっちゃ簡単言えば
最近のUIって多機能過ぎてついていけないよね
使いやすさや便利さを求めて多機能になっているのに不便なんて、元も子もないよね
UI設計ってそのシステムを知っている人が作っているんだからそもそもユーザーの真の気持ちなんて分かるわけない
デザインが決まるのには政治的な働きが大きいよね(ステークホルダーによっていいデザインは異なる)
プロダクトが官僚的になってきている
アカウント認証はGoogleで、どこの機能はXで、そっちの機能はY社で...みたいな
機械音痴からもらえるアイデアって結構貴重なのでは?
という内容でした。耳が痛い話でした。 -
Posted by ブクログ
副題に「映画のなかの集合住宅70年史」とあり、映画やテレビドラマにおける団地の扱いを語る座談会や評論・コラムなどを収めた本。
本書で扱われるのは、ほぼ日本と韓国の映画であり集合住宅であって、それ以外の地域の言及は少ない。「団地」という言葉にイメージの合う集合住宅が他の地域にはあまりないということかも知れないが。
個人的には、私の近辺(松山、高松)にある団地というのが本書で言及される映画等で描かれるものとは違って、極めて貧乏くさく窮屈にして設備が貧相であるのも気になる点で、東京の団地はいいなあ(あんな充実した団地だったら、今から住んでもいいけどなあ)。四国の地方都市にある公営住宅では、小説・映画「みなさん、さようなら」の「団地の外に出ない」生き方なんてのは想像すら出来ないなあ。