速水健朗のレビュー一覧

  • 機械ぎらい 機械音痴のテクノロジー史

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    自分の研究テーマに近い内容なので興味深く読んだ。
    「機械」というより新しいテクノロジーが出てきた際に、ヒトはどのように反応してきたか、過去の歴史に学ぶといったところが中心だった。
    技術やテクノロジーの範囲が広く捉えられており、予約必須社会もこの範疇に入れられている。新しいテクノロジーに反発したり、忌み嫌う心理的側面は、一個人というより相互関係として社会的に発生しているのが面白かった。

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    2026年05月16日
  • 世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

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    副題に「映画のなかの集合住宅70年史」とあり、映画やテレビドラマにおける団地の扱いを語る座談会や評論・コラムなどを収めた本。
    本書で扱われるのは、ほぼ日本と韓国の映画であり集合住宅であって、それ以外の地域の言及は少ない。「団地」という言葉にイメージの合う集合住宅が他の地域にはあまりないということかも知れないが。
    個人的には、私の近辺(松山、高松)にある団地というのが本書で言及される映画等で描かれるものとは違って、極めて貧乏くさく窮屈にして設備が貧相であるのも気になる点で、東京の団地はいいなあ(あんな充実した団地だったら、今から住んでもいいけどなあ)。四国の地方都市にある公営住宅では、小説・映画

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    2025年12月31日
  • 1995年

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    1995年。生まれる前なので記憶はないけれど、かつての学校の先生がとんでもない年だったと授業で教えてくれた。今年で30年というニュースをきっかけに、1995年について知りたいと思ってこの本を読んだ。大震災、オウムだけではない。被災者、被害者だけではなく、当時の人々がどんな社会を見ており、何を楽しみにどんな生活をしていたのかが見えてきた。そして、その中で起きた震災とオウムの事件は大変な出来事だったと改めて感じた。
    個人的にはその点と点をつなぐ考察がもう少し充実していると、より勉強になったと感じた。

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    2025年09月08日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    面白かった。フード左翼、フード右翼的な思考整理は結構どの領域にも応用可能なのではないかと思った。両者の問題点を理解した上でどうやってハイブリッドに生きていくかが自分にとっては重要なのだろう。

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    2025年07月25日
  • 1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀

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    1973年生まれの著者が、1973年から2020年代までの社会や生活の変化、印象的な事件や出来事を、1973年生まれの有名人たちを紹介しながら記しています。
    ロスジェネ、超氷河期‥とあまりいい思いしてこなかったな〜と思う1973年生まれ。
    そう、私は1973年生まれ。
    だから、読みながら懐かしくて楽しかったけれど、この時代を知らない人たちは読んでどう思うのかな?
    時代が進んでいろいろなことが発展しても、次々と新しい問題や事件はでてきて、苦しみも楽しみも同じようにあって、結局世界って変わらないんだなという思ってしまいました。

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    2024年05月30日
  • 1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀

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    「1973年に生まれ」た私には
    面白懐かしく読めたが

    もっとずっと若い世代とかは
    どう読むのだろう?
    一周回っておもしろかったりするのかな?

    当時の事象を振り返ると
    なんかとてもおもしろいが
    同じ意味合いでの
    「おもしろみ」を感じるのだろうか?

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    2024年05月19日
  • 1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀

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    著者の生まれた1973年からの50年間を社会、政治、経済、サブカルチャー、事件、風俗などを語りながら振り返る。
    私は著者と世代が違うので共有できてない情報もあったが、概ね面白く振り返ることができた。携帯電話やインターネットがなかった時代にどうやって生活していたか、思い出させてくれた。

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    2024年04月19日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    おもしろかった。知るのと知らないのとで変わってくるというのは当たり前ではあるけど一番刺さった。エシカル消費に興味持ち始めて有機食材の料理食べたり、雑誌読んだり始めた。でもそれで全部オールオッケーってことはないんだなと。二面生で判断するのは大事だけどそれだけじゃなくもっと他の方面からも見てみるべきなんだ。どんなことも突き詰めていけば難しい。

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    2024年04月14日
  • 1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀

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    自分より数年上の世代の彼らが、自分が生きてきた時代からどんな空気を感じとっていたのかよくわかる。

    もう少し社会論的な話に及ぶと良かったのに。ロスジェネとも言われる団塊ジュニア世代の悲哀にもっとフォーカスしてほしかった

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    2024年02月18日
  • 1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀

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    ロスジェネ世代について、さまざまな事件や出来事から1-2ページで述べたエッセイ。幅広いので、何かしら引っかかるエピソードがあると思う。

    この手の本を読まない人には、懐かしむことができると思うし、若い方には、TVで放映されているこの時代の背景をザックリ知ることができると思う。

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    2023年11月13日
  • ラーメンと愛国

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    “作務衣系"がラーメン屋を代表するスタイルとして完全定着を果たすのは、1990年代末。おそらくは陶芸家に代表される日本の伝統工芸職人の出で立ちを源泉。2000年代からは「ラーメン」から「麺屋」へ。店に掛かる暖簾も中国由来の赤と白から和をイメージする黒や紺へ。

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    2023年09月11日
  • ラーメンと愛国

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    文化系トークラジオlifeで知った速水さんの本。
    タイトルで興味を持っただけでネタ本枠に入ったままずっと積読していた。

    ようやく開いてみると、
    小麦、戦争、インスタントラーメン、メディアと国民食、現代ラーメンのまとめなど、
    近代日本をラーメンで斬ったちゃんとした歴史本なのだった。

    速水さん元気にしてるかなあ

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    2023年06月19日
  • バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで

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    様々なバンドの「終わり方」が綴られている。バンド以外にも、ユニットやアイドルグループが含まれているが。「グループ臨終図鑑」かな。
    年代が新しくなればなるほど、わからないグループが増える。哀しい。

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    2022年06月04日
  • ラーメンと愛国

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    戦後から2010年ころまでのラーメン史を辿るにはよい本だった。中国から入ってきたものがいつの間にやら愛国に向かっているという視点もおもしろい。

    タイトルにつられると政治的側面を強く語るのかと思いきや、文化的側面から戦後史を追うので読みやすい。

    たしかに自己啓発・作務衣系は増えた

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    2022年04月10日
  • 東京どこに住む? 住所格差と人生格差

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    2016年の本なので、当たり前ですがいまのコロナ禍を予見していません。都市がより良い、文明の発明、楽しいレストランがある街が良い街、との記載があります。本当にその通りでしたね。そのような時代に早く戻れることを祈ってます。
    文中にある、アルビントフラーは将来の在宅ワークまで予見していたのですね。文中ではトフラーは誤っていた、と記述していますがその通りになりましたね。トフラーがすごい。

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    2021年09月06日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    なかなか面白い本でした。「あるある」と思うところも多く、考えさせられる部分も多い本でした。良い勉強になったな~。

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    2021年09月03日
  • コロナ禍日記

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    2020年8月に出されたものなんだけど、あの時、皆どんなことを思って生活していたのかが急に気になって、読んだ。(強いて言うなら、目当てはニコ•ニコルソンさんかな……)

    円城塔さんの日記では、高確率で同じ本を読んでいて、なんとなく辿っていっている思考のようなものにまで触れられた気がした。
    定期的に来る、母親からの父親一周忌お知らせメールは、笑っていいのかいけないやつなのか、ちょっと難しい。

    アメリカやヨーロッパに住んでいる日本人筆者の日記では、自分たちが急に差別の対象となったことへの気持ち悪い違和感が書かれていた。
    同時に、星野源のMVに対する怒りのコメントもかなりの割合で入っていることに、

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    2021年04月25日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    食生活の面から人々の政治意識を分析する試みを行っている書籍。
    フード左翼という言葉は初めて聞いた。有機野菜、地産地消、ベジタリアン、ビーガンといったキーワードで示される人々を指す本書の造語だけど、自分は左翼崩れの中には農業に携わっていった輩が多いイメージがあったので違和感なく概念を理解できた。また、アメリカではよりはっきりしていて、1970年代のヒッピーの自給自足という食文化がその後の菜食主義や環境保護活動に繋がっていったように、はっきりと政治思想と食文化が結びついている。
    しかし、この本でフード左翼の対立軸としているフード右翼の定義が、ラーメン二郎やマクドナルドなどのグローバリズムとしている

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    2021年01月30日
  • 東京どこに住む? 住所格差と人生格差

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    都内の西高東低は気がついていなかった。
    東京自体も街として古くなってきているから、新しい街として再開発されている場所を選んで住んだほうがいいよね、ということでしょう。そういう意味で東京の西側は古いってこと。

    都内への集中が進んでいる話はまぁ体感と合致していたかな。
    閑静な住宅街がよしとされる価値観について、なんとなくそうなのだろうと思ってきたが、自分自身もにぎやかな場所に近い方を好むことに気がついた。

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    2021年01月07日
  • コロナ禍日記

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    緊急事態宣言真っ只中の日記なので、仕方ないけれど、先の見えない日々を辛い辛いと書いている日記が多くて、読んでるうちに苦しい気持ちに。
    職業や住んでいる場所も偏りがあるように感じて、コロナ禍の日記集としては、「仕事本」の方が私には面白く感じました。

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    2020年11月24日