速水健朗のレビュー一覧

  • バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで

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    山田風太郎氏にインスパイアされて産まれたバンド解散列伝。臨終とありますがバンドなので再結成という復活はあります。ドラッグ、カネ、オンナという三大パターンが基本ですが臨終の仕方は千差万別で実に面白いです。

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    2017年01月07日
  • バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで

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    前書きにも書かれているがこの本の表題は山田風太郎の「人間臨終図鑑」から採られており、編集の仕方は各バンドの誕生年代を十年ごとに区切って並べられている。洋の東西、あわせて191のバンドが掲載されており、知らないバンドも多いが、「フムフム、こんなバンドもあったな」という感じで気軽に読めるのが良い。因みに最初に出てくるバンド名をいくつか挙げると「ハナ肇とクレージー・キャッツ」、「ザ・ビーチボーイズ」、「ビートルズ」、「シュープリームス」等である。ロック好きの皆さんには楽しい一冊であろう。

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    2016年12月19日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    面白い。自然志向はあくまで都市生活の延長だとか、有機栽培を増やすことが自然破壊に繋がるとか、なるほどと思うことが多かった。他の方も指摘しているが左翼側の話がほとんどで右翼側の視点はあまり出てこない。食べることについて色々考えさせられるという意味ではなかなかいい本だと思う。

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    2016年10月17日
  • 東京どこに住む? 住所格差と人生格差

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    【きっかけ】
    谷根千とポートランドへの言及から関心。
    軽い気持ちで。

    【概要】
    東京(都心)をめぐる居住の志向について、過去の変遷をひもときながら、現在みられる東側シフトの様子とその要因について考察。また、世界的な都市に関する新しい議論とも重ね合わせている。

    【感想】
    軽い気持ちで読み始めてみたものの、今の空気感がよく反映されていて納得。
    拡散と集中のイデオロギーが庶民の願望と政治をからめてどう動いてきたかという点も興味深い。
    経済や技術も含めて、今後どのように動いていくのか(東京だけでなく、全国、全世界的に)考えるヒントになる。

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    2016年09月04日
  • 東京どこに住む? 住所格差と人生格差

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    住んだことある場所がたくさん出てきて面白かった。都心、東、ヒップな生活革命という流れには同意。住宅のトレンドを掴むにはいい本。

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    2016年08月21日
  • 東京どこに住む? 住所格差と人生格差

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    ネタバレ

    「田舎者が書いた都市生活の礼賛本」(あとがき)である本書を、地方出身者としては(一方的視点ではあるが)楽しく読めた。


    一例として、現在の豊洲~辰巳周辺の格差問題なんか、ちょっと歩くだけで一目瞭然だが、本書を下敷きに見るとまた理解が深まり、このタイミングで読めてよかったと思う。

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    2016年05月26日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    ネタバレ

    “フード左翼”側の分析が主な記述。
    フード左翼方面も、歴史的背景、思想的つながりも理解できる良書。

    思想的に左から右への転向は良くあるが、逆はない。
    フード的には右から左への転向はありが、玉はない。


    「20歳までに左翼に傾倒しない者は情熱が足りない。20歳を過ぎて左翼に傾倒している者は知能が足りない。」
    (チャーチル)

    原文
    "If you are not a liberal at 20, you have no heart. If you are not a conservative at 40, you have no brain." That's w

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    2016年03月28日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    フードインク、映画

    競争、効率、発展、というものを押しとどめ、そうしたものがつくった世界ではなくもっと身の丈に合ったシンプルで本質的な生活を送りたい。それがフード左翼のイデオロギー。

    スローフード宣言、イタリア発祥
    素材とその文化を学ぶこと、地球環境から農作物を守ること、正当な価格に見合った品質を伝える、食べる喜びの探求
    スローフード運動はマクドナルドのイタリア進出抵抗運動として始まった

    オーガニック本、うかたま、veggyドクターうつみんのニヒリズムな毎日、kinfoke、クウネル、Olive、マーマーマガジン

    ジャン=ポール=ジョー監督、ドキュメンタリー映画、世界が食べられなくなる

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    2015年03月26日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    地産地消、スローフード的な嗜好とメガ・ジャンク的な嗜好の違いをその背景とともにわかりやすく解説していて面白い。そしてそれぞれが経済や環境に与える影響や20年、30年後の食生活にも言及されていてハッとさせられる。果たしてぼくは20年、30年後にどんな食事をしているのか、どんな食事をすることができるのか。それはこれからの行動にかかっている。

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    2015年01月28日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    今、日本人は食をめぐって大きく二つに分かれている。自然志向、健康志向の「地産地消」「スローフード」的な食を好む人々を“フード左翼”、コンビニ食や冷凍食品、ファストフードといった「グローバル」「ジャンクフード」といった食を好む人々を“フード右翼”と置き、日本人の食をマッピングすることで新しい社会や階層、政治思想を明らかにする。

    面白いと感じたのは、どんな食べ物を好み、毎日何を選んで食べているかという食べ物の志向にその人の主義思想が表れるという点、そして食べる物によってその人を左翼・右翼に分けてしまおうとする点である。本書ではフード左翼に重きを置いて解説されていた。私自身は食を通した健康に興味が

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    2014年11月29日
  • 都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代

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    ○ライターの速水氏の著作。
    ○「なぜショッピングモールに人が集まるのか」をテーマに、ショッピングモールの歴史、ショッピングモールが街づくりに与えた影響を、かつてウォルト=ディズニーが理想に掲げた街づくりの歴史を交えながら分析・解説したもの。
    ○独自の視点でショッピングモールを分析する点が興味深い。また、ディズニーが目指したまちづくりと、現在のショッピングモールとの共通点については、全く気がつかない発想で、おもしろい。

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    2014年08月11日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    食べるものの選び方で政治思想がわかる。お金をかける人と、安さと量を重視する人。

    食を含め身の回りのもの全てを買う、つまり消費者として買う時代、何を買う=選ぶか、がその人を決めるわけですね。

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    2014年11月01日
  • 1995年

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    地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災が起きた、戦後史の転機といわれる1995年はどんな年だったのか。歴史を縦ではなく横に読み解く試み。こうして政治経済、文化やテクノロジーを見ていくと、自民党体制の崩壊もインターネットの始まりも、グローバル化も、この時代が基盤になっていたのかと思う。自分はまだ山梨に住んでいた子供だったので、その大きな変化には気づいていなかった。

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    2014年05月31日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    タイトルだけ見ると自然派食品を好むフード左翼と
    ジャンクフードを好むフード右翼を軽いノリで分析しちゃおう
    というような本かと思っていたのですが
    我々が毎日行っている食という消費が
    実は個々人のイデオロギーにも通じているのだという
    非常に興味深い議論をしている面白い本でした。

    私も著者が本を執筆し始めた当初に感じていたであろうのと同様に
    気取ったフード左翼に嫌悪感を感じているのが正直なところなのですが
    そんな簡単なものではないのだと考えさせられました。

    しかし、食なんてものが政治と何の関係があるのかと
    思っていましたが有機栽培などの源流が学生運動や
    ヒッピー文化など本物の左翼のようなところか

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    2016年12月29日
  • ラーメンと愛国

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    シナソバとか中華そばとか、バラバラに呼び習わしていたものが「ラーメン」という存在になったのは、チキンラーメン以降だったとか。「ご当地ラーメン」が郷土料理といえないのは、はやりの店が一軒できたのちにそれをみんなでマネしちゃうことからできちゃうものだからだとか。やたら人生訓好きだったりラーメン道とかいっちゃうのは麵屋武蔵から引き継がれてるのだとか。ラーメン屋の店主が作務衣を着るのは一風堂の影響だとか、いろんなトリビアが満載です。

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    2014年05月04日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    フード左翼は本当にイタい。
    低糖質に関しては納得出来る事が多いので、意識してるけれども…オーガニックとかスローフードとかはチョット勘弁してほしい。どちらも塩梅だよ。

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    2014年05月01日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    名著「ラーメンと愛国」の次に読んだ本なので期待十分。食における左翼と右翼とをマトリックス上で把握したあと、それがどう政治的に結びついているか、あるいはねじれているか考察した好著。刺激的でありました。

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    2014年04月21日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    主にフード左翼についての記述が多かった。有機農法の実践など、フード左翼的な行動は世界規模の食料事情を鑑みれば実に贅沢な行動であるという。良く考えれば当たり前の事だが、フード左翼の人に感じていたモヤモヤの正体が分かった気がした。かといって、今後遺伝子組み換えで、肉として出荷しやすくする為に最初から骨が無い動物とか出てきたら嫌だな。

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    2014年04月12日
  • 1995年

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    阪神大震災とオウム事件のインパクトがありすぎる1995年だが、バブルがはじけ始めた年でもあった。これまでの上へ上へと目指す世の中を脱し、シンプルな生活の良さを見つめ直された。その流れは現代にもつながっている。だから、1995年は数年前のバブル期よりも、その20年後の「今」に近い時代であった。

    特に象徴的なのが、ウインドウズ95の発売。インターネットというものが身近になり、その可能性が認識されたという点では、なるほど現在とのつながりは深い。インターネットは情報や娯楽を目の前のパソコンだけで完結させてしまう。新聞も雑誌も店舗も電話も手紙も不要にしてしまう。そして、お金がかからなくなる。それが脱バ

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    2014年03月03日
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人

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    目的が非常に具体化されている本だ。フード右翼とフード左翼の(勝手な)括りが潔く、読者にも分かりやすい。青山など、よく行く場所が書かれていて親近感があった。
    食に関わっていた人間としては、世界では食糧がすでに充分に生産されているという主張もあり、一概にフード左翼が目指すものが、世界の食糧状況と相反するものでもない気はする。

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    2014年04月12日