速水健朗のレビュー一覧
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正直あんまり内容はなかったと思う。
ただ面白いのは今の20歳の若者が18年前の1995年にタイムスリップしてもおどろかないだろうと。それは1995年が携帯もそれなりにコンパクトだし、ネットも一応ある。バブルのジュリアナじゃないけど、ファッションも違和感がない。女性の眉毛もこれ以前は太いけど、1995年は細眉のはじまり。イチローはいるし、ガキの使いあらへんで!を見れる。安室もいる。違和感があるとすれば、スタバが日本にないくらいだと。それだけ1995年は時代の転換期だったという内容。
確かに1995年はいろいろあった。
阪神大震災、野茂ドジャースへ、地下鉄サリン、知事に青島とノック、テレサテン死 -
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ラーメンを題材に戦前から戦後にかけて主に日本の食文化の変遷、日本人のナショナリズムの変化に関して言及した一冊。歴史の変化とその変化が現代にどう影響されていたか簡潔に整理されて読みやすかった。
印象に残った点
日本の食文化のルーツは黒船来航以前は中国、それ以降はアメリカから輸入されるようになった。そんな中、ラーメンは中国発信の食であり、呼び方も支那そば、中華そば、ラーメン、今ではつけ麺と呼ばれるように変化した。変化過程で、日本は輸入したものを自国オリジナルのものに落とし込むことを得意とする国である。
ラーメンを独自なものにする中で、戦後ご当地ラーメン、テレビ特集が組まれるが、ご当地ラー -
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僕の住む浜松は郊外型ショッピングモールが出店し、駅前の百貨店は撤退し、再開発に着手したようでどうも上手くいっていない、そんな町です。そこに昨日、ディズニーのパレードがやってきました。
ウォルト・ディズニーがアニメ制作で揉めてテーマパークを始め、そして理想の都市をつくりたかったようだけど、ディズニーのそれは開拓(ある種の侵略)だったり、中が理想なら外はいいのだ、というものにも当然見えてしまいます。そういう「内部の理想」が「外部」に飛び出してくるとは、出てくる側も受け入れる側も、さぞ勇気が必要だったでしょう、などと思うのですが、これ、本書の内容とほとんど関係ないですね。ディズニーにもモールにも、僕 -
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主に海外におけるショッピングモールの歴史を紐とぎながら
都市開発の一環として進められる「ショッピングモーライゼーション」を解説。。
むしろ、「シザーハンズ」「ゾンビ」「ターミネーター2」などの
ショッピングモールや、ショッピングモールのような街を舞台とした映画を
違って視点で解説してくれるところは面白い。
特に、「ゾンビ」に関しては、ゾンビになってもモールに集まってくる。
「人は死んでも消費し続ける生き物」の象徴と示している、と。
タイトルにある「ディズニーの夢」。
ディズニーは、最終的にテーマパークだけではなく、
病院や生活、消費、交通のみならず、電気やガスなどを含めた
インフラを提供 -
Posted by ブクログ
「そうだ、ショッピングモール行こう」
京都行くのと違ってあんまりテンション高まらないのは、 行けば何でもあるからとりあえず行ってみるかという目的意識なくても済んでしまう感があるからか。それともショッピングモール行くしか選択肢がないほどヒマな自分に対して幾ばくかの腹立たしさがあるからか。
多くの社会学者が、ショッピングモール許すまじ!資本主義の権化!と言いたくなるのも分からなくもない。
この本の主旨はそこではなく、ショッピングモールの歴史や、テーマパークとの思想的な関係などを長々と書いてある。
なるほどーと思った反面、大きな問題提起があるわけではないので、ややモヤモヤ感の残る一冊。 -
Posted by ブクログ
戦後復興期の工業生産とチキンラーメン、高度成長期の列島改造論とご当地ラーメン、バブル期以降のメディア展開と行列のできるラーメン、そしてこの数年の作務衣系・ラーメンポエム・「麺道」的ぷちナショナリズム。 時代の変遷と、その時代の特徴をラーメンブームの動向と絡めて論じる、というのは非常に刺激的だった。
とはいっても、筆者が本当に主張したい作務衣系とかの段にいたって、なんだか文章が荒れてきて、論旨が不明瞭になっていったのがちょっと残念。 わりと無駄話も多くて、いまいちこなれきってない感じはあった。
ただ個人的には、ラーメンなんてどうしようもないファストフードで、だからこそいいってなものを、薀蓄