速水健朗のレビュー一覧
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面白かった(笑)
普段モヤモヤ〜と感じてることが言語化されていてスッキリ。具体的には、谷根千アツイよな〜、中央線ってなんか苦手、鎌倉に引っ越すクリエイティブ、若いママが選んだ下町、自由が丘ってそんなにいいか問題。全部個人的に感じていたことだけど、この本に裏付けされて。感じていたことは間違えていなかったのかと納得w
東京西高東低は明治時代からあったのね。その西高東低。昔は物理的に階級的に区別があったけど、最近は気分的なものだけ。そうなると実質的な便利さに比べてブランドというだけで西側の家賃が高すぎる。現在感度の高い人たちは東京中心部、ちょっと東(八丁堀、清澄白河、蔵前、北千住)に新たな交流の場を -
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・ラーメンが日本に広まった初期の要因としては、
①アメリカの余剰農産物処理法に基づく小麦戦略により、大量の小麦が輸入されたという物質的要因があった。
②安藤百福という一人の経営者が大量生産のメソッドを導入したことで、工業製品としてインスタントラーメンを広めた。
…という文化的要因だけではない側面がある。
・ご当地ラーメンは、地域の特産物・風土に根差したものではなく、地域の観光化に伴い生まれた「地域に縁のない観光資源」である。
このあたりが引っかかった。ラーメンは後から物語られたものなんですね。
現代史の精度はさておいて、高い教養を基にラーメンを絡めて書く様子は速水さんらしい気 -
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好きだったあのバンド…気が付けば解散してた!
ってことってありますよね。
そんなバンドの終わりを綴ったサブカルチャーレポ
まあよくあるのが「お金」ドラッグ」「メンバーの死」「音楽性の違い」なんだけど、メンバー同士の殴り合いやら、マネージャーの暴走や画策、泥沼裁判沙汰などなど、その理由はそれぞれ。
ビートルズからSMAP、ミューズなど、気になるバンドの解散劇がよくわかります。
ちょっと笑ったのが「SPEED」。
原因に意外な男名前が…って私が知らなかっただけ?
「長年同じ釜の飯を食い、下手すりゃ親兄弟よりも多くの歳月を過ごしたバンド仲間との決別は、愛と憎しみが複雑に交錯し、ほどけない」( -
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食を通じて、その人の政治思考を見てみようという面白い一冊。
左翼、右翼、政治という単語を見るとどうもキナ臭い印象があるが、本書は実にとっかかりやすい内容だ。
人にはそれぞれ食の好みがあり、それをマッピングしてみる。
そこから、ジロリアンやB級グルメなどのジャンク好き、有機野菜、ベジタリアン、ビーガン、種々いるわけだ。本書はフード左翼主体九割で書かれているものの、実にあるあると頷き通しだ。
ベジフェスなどで見るフード左翼。ベジタリアンやビーガンになるまでの過程として、健康志向から入る、毒素を抜く(デトックス)気持ち的要素から入る、環境破壊反対から入る、動物愛護精神から入るなど様々だ。
もちろ -
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地方と都市を再考するいい機会になった。
(文章 - 特に接続詞 - が整合しないところが多々見られ、論旨が分かりにくくなる部分も・・・そこが残念)
職と住の近接が起こっている。トフラーの予測で唯一外れた点。つまり通信技術の発達が都市の消滅につながらなかった。むしろ逆で、都市に住むことによる外部経済の大きさが明らかになった。
政府の国土計画は都市集中から地方分散を図ってきたが、都市資源の有効活用からその政策を転換していた。しかし安倍政権になり再び分散へ。すべての自治体が生き残ろうとするベクトル。これは経済的にはデメリット。「地方創生」は非効率なばらまきにしかならない(誰も救えない?)。インフ -
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試みとしては、非常におもしろかった。
筆者も書いているが、これは「あー、たしかにそうかもね」「あるある、あるわ〜」というノリで読むべき本。
逆に言うと、それ以上は期待しちゃダメです。
さて。
日本人の食は二極化している。
安心・安全を求める人と、安くてボリュームがあればよしとする人。
それを本書は、半ば強引に「フード左翼」と「フード右翼」と呼んでみることから始まる。
が、ここの「左右」の分類に、あまり根拠はない。
もちろん学生運動からの流れで有機農業をやっているグループもいるし、たしかに言われてみれば、私の周りの自然派の友人たちは選挙の時、おそらく自民党には入れないだろうな…という気はする