速水健朗のレビュー一覧
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【きっかけ】
まさしく1973年生まれである自分にとって、育った時代そのものが一冊になった。
そういう一冊だからこそ集中力を保ちつつ読むことができた。少しずつだったけど。
【感想】
50年経つのかという思いと、これから先どうなるのかという不安がないまぜな気持ちにさせられた一冊だった。著者の意図としては、ノスタルジーにならないよう構成など気を使って書いていたようだが、全般的に自分は完全にノスタルジーに浸った。1980、1990、2000年代記。団塊ジュニア世代として多数派の人口も50歳前後の時がきた。
この本を買った動機の一つは最近の生きづらさもある。頑張ってここまで来たけど息切れして -
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ筆者と同世代(75年生まれ)なので登場する物事、事件は懐かしさを感じつつ、自分はこう思ったなと、速水さんと対話するような感じで読んだ。
見たことはない『北の国から』の中に出てくる、「買い物もパソコンでできるようになるし、サラリーマンは会社でなくても家からパソコンで仕事帰りできるようになる」は速水さんも指摘の通り、かなり正確な未来の予言かつ作家(北の国からの)の期待を裏切るものだったと思う。でも団塊jジュニア世代は双方の言い分がわかるそんな世代でもあるのではないかと感じた。家にこもってテレビゲームする子どもももはや、eスポーツとして市民権を得ている。それは決して悪いことではないように感じる。むし -
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Posted by ブクログ
面白かった(笑)
普段モヤモヤ〜と感じてることが言語化されていてスッキリ。具体的には、谷根千アツイよな〜、中央線ってなんか苦手、鎌倉に引っ越すクリエイティブ、若いママが選んだ下町、自由が丘ってそんなにいいか問題。全部個人的に感じていたことだけど、この本に裏付けされて。感じていたことは間違えていなかったのかと納得w
東京西高東低は明治時代からあったのね。その西高東低。昔は物理的に階級的に区別があったけど、最近は気分的なものだけ。そうなると実質的な便利さに比べてブランドというだけで西側の家賃が高すぎる。現在感度の高い人たちは東京中心部、ちょっと東(八丁堀、清澄白河、蔵前、北千住)に新たな交流の場を -
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・ラーメンが日本に広まった初期の要因としては、
①アメリカの余剰農産物処理法に基づく小麦戦略により、大量の小麦が輸入されたという物質的要因があった。
②安藤百福という一人の経営者が大量生産のメソッドを導入したことで、工業製品としてインスタントラーメンを広めた。
…という文化的要因だけではない側面がある。
・ご当地ラーメンは、地域の特産物・風土に根差したものではなく、地域の観光化に伴い生まれた「地域に縁のない観光資源」である。
このあたりが引っかかった。ラーメンは後から物語られたものなんですね。
現代史の精度はさておいて、高い教養を基にラーメンを絡めて書く様子は速水さんらしい気 -
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好きだったあのバンド…気が付けば解散してた!
ってことってありますよね。
そんなバンドの終わりを綴ったサブカルチャーレポ
まあよくあるのが「お金」ドラッグ」「メンバーの死」「音楽性の違い」なんだけど、メンバー同士の殴り合いやら、マネージャーの暴走や画策、泥沼裁判沙汰などなど、その理由はそれぞれ。
ビートルズからSMAP、ミューズなど、気になるバンドの解散劇がよくわかります。
ちょっと笑ったのが「SPEED」。
原因に意外な男名前が…って私が知らなかっただけ?
「長年同じ釜の飯を食い、下手すりゃ親兄弟よりも多くの歳月を過ごしたバンド仲間との決別は、愛と憎しみが複雑に交錯し、ほどけない」( -
Posted by ブクログ
食を通じて、その人の政治思考を見てみようという面白い一冊。
左翼、右翼、政治という単語を見るとどうもキナ臭い印象があるが、本書は実にとっかかりやすい内容だ。
人にはそれぞれ食の好みがあり、それをマッピングしてみる。
そこから、ジロリアンやB級グルメなどのジャンク好き、有機野菜、ベジタリアン、ビーガン、種々いるわけだ。本書はフード左翼主体九割で書かれているものの、実にあるあると頷き通しだ。
ベジフェスなどで見るフード左翼。ベジタリアンやビーガンになるまでの過程として、健康志向から入る、毒素を抜く(デトックス)気持ち的要素から入る、環境破壊反対から入る、動物愛護精神から入るなど様々だ。
もちろ