望月麻衣のレビュー一覧
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ネタバレシリーズ5作目、今回は本と、いわゆる禁断の恋、がテーマらしい。
父親を盗られた母娘
略奪の末に生まれた息子
妹の彼氏を好きになってしまった姉
文字にすると全て重いけれども、お話の主人公たちはみんな前を向いて進めるようになってよかった。
ダメとわかっていても止められない恋っていうのは、大変だよね。諦められもせず、奪って実ってもその後後悔に苛まれ…やるせないというか、なんというか…
現実ではダメだけどね、不倫、ダメ、絶対。
作中に出てきた本、もちろんタイトルは知ってるけれども、どれも読んだことはない本で。
名作と呼ばれる本たちを、このタイミングで読んでみるのもいいかなと思いました。
出てくるデザートは相変わらず全て美味しそうで。一度でいいから食べてみたい。今回は銀河のカッサータが1番のお気に入りです。
最後に。総悟の恋が、実りますように。 -
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ネタバレたくさんの清貴の顔が見られて、
清貴ファンとしてはたまらない8巻だった!
そして葵が大学生になり、彼女の成長に
嬉しくなった回でもあった。
プロローグ
大学生になった葵と修業に行くことになった清貴。
2人の遠距離恋愛が始まる…
第一章『一生に一度は』
清貴は修行一社目の「松花堂庭園・美術館」にいた。清貴は自分の企画を提案したり、ボランティアさんの指導をするので積極的に働いていた。そんなあるとき葵と香織は美術館を訪れ、清貴の講演を聞くことに(笑)そして松花堂弁当を食べ、再び美術館に戻るとそこには秋人の姿が…その後成り行きで清貴・葵たちは合流し石清水八幡宮に行くことに。しかしそこで猿の彫刻の目に打ってあった釘がなくなり、また戻ってくるという珍事件に遭遇する。今回も華麗な推理でかつて歴史サークルに加入していたボランティア員が引き起こしたものだと解決した清貴だったが、「徳川埋蔵金」が関係している本事件は、歴史も感じられて興味深かったなぁ。
第二章『小さなホームズ』
二社目、上田の社長秘書として働く清貴。上田は清貴の姿を見て、かつて恋していた彼の母清美と十七年前上田の前に訪れた小さな清貴を思い出していた。幼い頃から、母を亡くしたに関わらず清貴は行儀の良いませた子どもだった。そんな清貴を笑わすべく必死になる上田は、やっとのことで清貴を笑わし彼を普通の自然体の子どもにさせていく。それ以降「蔵」に訪れ、清貴の成長を見守ってきた上田だったが、月日が経ち上田が離婚することになり、その際に彼の友人から1枚の絵を売られることになる。その絵の真贋を清貴は見極め上田を救うが、それと同じように上田は母を亡くした清貴の泣ける居場所になれるように清貴に寄り添えるよう努めるように。
そんな昔話を「蔵」を訪れた上田がみんなに披露し、清貴は恥ずかしがるも上田に感謝の気持ちを伝えるのだった。
第三章『聖母の涙』
三社目メトロポリタン美術館で働く清貴。12月15日に日本に帰国した清貴は、葵の家での「お疲れさま会」に招待されることに…そんな楽しい会の開催の前に、葵の母の元に最近起きている珍事件の電話がくる。それは、葵の母が通っているゴスペルサークルの練習を行っている『聖母幼稚園』のマリア像が血を流すというものだった。結局今回も清貴が華麗に解決したのだが、その血の涙はイタズラと、ゴスペルメンバーである牧師の妻を想ってのメンバーの仕業だと知り、仲を深めた一同なのだった。そしていよいよ披露されたゴスペラは素晴らしく、その後葵と清貴はクリスマスプレゼント交換をし、清貴が過去の女性関係を葵に白状したのだが…葵はそんな清貴を受け止め、2人はよりお互いを大切に思うのだった。
掌編『宮下香織の困惑』
葵が働いていると思い、蔵を訪れた香織。しかしそこにいたのは店長であり、蔵をあとにしようとした香織だったが、店長のコーヒーの誘いに乗り少し話をすることに。店長に恋愛相談をして優しいアドバイスをもらうなど話をしているうちに、香織は店長に特別な感情を抱いていることに気づくのだった。
エピローグ
新年会兼円生のお披露目会に参加した一同。相変わらず清貴と円生はピリピリで、でも以前より温かい関係になった気がする。さらに円生は葵のことも気になるようで、清貴とは恋のライバルにもなりそうな予感がするが、最後に清貴が葵の手をしっかり握って歩く姿を見て、やはり2人にはお互いしかいないと強く思った幕閉じだった!
これからの葵と清貴の遠距離恋愛や、
清貴と円生のバトルに目が離せない!
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ネタバレ葵と清貴に別れが…
ヒヤヒヤ必須の第7巻だった!
プロローグ
清貴と好江の仲を疑う葵。そんな葵を救ったのは、清貴がお土産に贈った『黄道十二宮』とブレスレットウォッチだった。2人は自分たちの思いを確かめ合い、幸せな時間を過ごすが…
第一章『その心は』
利休の父左京が京都に住むことに。そして清貴と葵の2人は利休たち斎藤家に招待され、清貴は彼ら兄弟の茶室の審査をすることに…そのお茶会に向けて清貴と葵が準備したり、公園で2人の時間を楽しむシーンはほんわかしたなぁ。
審査当日に訪れた今宮神社や高桐院、老舗和菓子店『松屋藤兵衛』も趣深くて訪れてみたい場所になった。そして審査での秀吉や千利休の逸話、お茶会の作法、『気遣い』と『気配り』の話はためになったな〜。
全体的に伝統や文化を体感できた章だった。
第二章『砂上の楼閣』
「蔵」に白磁の香合の鑑定に訪れた円生。それを本物と鑑定した清貴に、驚いた顔をし店を後にした円生。それから1ヶ月後、葵の前に姿を現した円生。彼は頼みごとがあると葵にお願いがあってくるが、彼女の鑑定眼を目の当たりに、いつも通りちょっかいを出そうとするところへ清貴が駆けつける。そんな騒動がありこれからの葵の身の安全のことを考え、清貴は葵を守るため別れ話を切り出す。2人は涙を流しながら、辛い選択をするだった。
第三章『言霊という呪』
清貴と別れた葵の前に、清隆の父である店長が現れる。彼は「家頭家の呪」が清貴を縛り、葵との別れに至ったのではないかと言う。しかし所詮言霊であり、真実を見極めることが大事であると店長は思っており、その言葉が葵を救ったのだった。
第四章『望月のころ』
葵は店長の言葉に救われ、円生の今までの言動を振り返ってみることに…すると彼の隠されざる真実が見えてくる。そして清貴と円生の決着を見届けるため、様々なヒントから葵は決着日を特定し、久々に「蔵」を訪れ清貴と再会を果たすのだった。そこへ訪れた円生に清貴は、円生の持参した香合と対になる香炉を見せる。実はその2つは一対であり、昔円生が大事な人ユキに渡してきたものであり、それが本物であったことでユキが売っていないかどうか心配になったのだ。しかしユキはそれを売らず大事に持っていたことから、葵は円生にユキのもとへ会いにいってほしいと懇願する。葵の説得とあり、ユキのもとへ会いにいく決心をした円生。そして葵をまた巻き込み不甲斐なく思っている清貴に対して、葵は「言葉の力」をもって清貴をやさしく包み込み、2人はまた恋人に戻るのだった。
エピローグ
晴れて「蔵」に戻った葵。そんな清貴と葵の前に円生から1枚の絵が送られてくる。それは円生の門出を描いたような清貴も嫉妬してしまうほどの素晴らしいものだった。そして2人がイチャついているとそこに秋人や円生が訪れる。驚いたことに円生は改心して、柳原先生のもとで鑑定士見習いをすることに…また賑やかになりそうな春の午後だった。
清貴と葵が元に戻れて良かった!
本作はこの一言に尽きる!!
そして清貴と円生の今後の鑑定士同士の戦いに
目が離せない
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ネタバレ無性に京都に行きたくなった!!
そして清貴のナレーションに
終始キュンキュンだった…
まずはじめに
特別書き下ろし番外編『バースデーの夜に』では…
清貴が葵に不意打ちする姿や、葵のバースデープレゼントを見つけるためのゲームが印象的だった。
続く『舞台案内』では…
(河原町編)寺町三条、八社寺詣り、錦市場、CACAO MARKET
(洛中・洛南編)祇園祭、南座、八坂神社・清水寺、二条城、木屋町・高瀬川一之船入、東福寺、三十三間堂
(洛北編)今宮神社・大徳寺、北山通、吉田山荘、哲学の道・銀閣寺、南禅寺、百萬遍知恩寺、下鴨神社
(嵐山・洛西編)仁和寺、嵐山・天龍寺、化野念仏寺、鈴虫寺、西京極スタジアム
(その他編)鞍馬・貴船、源光庵、三千院、天橋立、籠神社・真名井神社、城崎温泉
そして
特別掌編 第一話『京都四条烏丸のワトソン』では…
秋人の深刻な悩みを、チャーミングに一蹴する清貴の姿が描かれている。
特別掌編 第二話『平和な午後』では…
葵が作ってくれた弁当を、神聖な吉田神社の境内の東屋で嬉しさを噛み締めながら食べる清貴にキュンとした!!
特別掌編 第三話『下鴨神社御手洗祭』では…
葵と清貴が「足つけ神事」に参加し、葵のことを執拗に心配する清貴が微笑ましかった。
特別掌編 第四話
『愛しき旋律〜家頭父子の夜〜』では…
「添い寝フレンド」について尋ねる父に、そんなものは必要ないと一蹴する清貴。父のチェロの演奏を聴きながら寝入ってしまった清貴を見て、父はそんな息子に添い寝するだけでも幸せになれるような人と早く出会えることを願うのだった。
特別掌編 第五話『宮下香織の懸念』では…
葵と香織は遊ぶための集合場所を「蔵」にするが、香織が先に「蔵」に着いてしまう。彼女は清貴の鋭い性格を怖いと思っていたが、そこに到着した葵に清貴が執着する姿を見て、「清貴も普通の人だった」と安心するのだった。
最後の質問コーナーも秀逸だったなぁ!!
ファンなら必読の1冊!!
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購入済み
青い!!
イケメンだらけで、初々しい主人公で、ホント青春ドラマ!って感じでした。
メインの登場人物みんな美男美女で、色々ありながらも仲間内でカップルになってるし。中高生の頃に読んだら身悶えるような展開かも。すっかり擦れた大人になった今読むと、ちょっと都合良すぎ…なんて感じてしまうけれど。ちなみに一番応援してたのは杏ちゃん&宗さん。
恋愛はさておき、陰陽師の世界観は読んでいて面白かったです。行ったことのある神社がたくさん出てきてワクワクしたし、もふもふ達は可愛いし。
そんな中、黒龍さまがいい味出していましたね~。最後はすっかり俗っぽくなられて、さらに、この後で俗にまみれそうだし。
合本番で、いい所でお預けされる事もなく一気に読めて良かったです。
ただ、合本番は、もう一回あの場面が読みたい!となった時に探すのが大変なのがたまに傷ですね。 -
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ネタバレ満月珈琲店5巻目。
今作では占星術の他に「読書」がテーマになっているらしく、所々に本に関する記述が出てきて、いつもの満月珈琲店より更に興味深く楽しめた。
内容は、略奪婚の末に生まれた子供や妹の恋人に恋してしまった姉等、禁断の恋愛ものだったからストーリーはやや重めかなと感じた(特に総悟の話)けど、頭ではダメだとわかってても一度そういう気持ちを自覚したら止められるものでもないし、人間であるが故にそういう過ちを犯してしまうのも致し方ないことなのかなと思わなくもなく…ちょっと遣る瀬無い気持ちになった…それでもダメなものはダメだけど^^;
百花の話の、「縁を結んでもいずれ切れてしまうと思い、縁を結ぶことそのものを恐れている」ってのが私にも当てはまるところがあって少なからずドキッとしたけど、「縁が切れたわけじゃなく、大切な役目を終えたまで。だから縁を結ぶことに怯えないで」というマスターの台詞が印象的。