あらすじ
新年の仕事始めの日。ジウ・イーリンが小松探偵事務所を訪ねてきた。父・ジーフェイの知り合いである、香港の大富豪の一人娘がお忍びで京都に来ており、彼女のガイド兼ボディーガードを頼みたいという。しぶしぶ依頼を引き受けることにした清貴。葵も加わっての京都観光は、最初こそ順調そうに見えたが、やがてとんでもない事件に巻き込まれることになる…!!
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お嬢様を守るミッションということで、呪術廻戦のエピソードを思い出したりしました。京都市内観光が前半部分で、知っているところも多かったので楽しめました。後半部分ですが、亡くなった母親ゆかりのブルーダイヤをどうしても欲しかったという部分がちょっとわからない感じはありました。こういう高価な宝飾品を持つ心理というのが、私など庶民なので葵同様理解できないところでした。しかしそれ以外のところは楽しい作品でした。清貴の名誉の負傷もかっこよかったです。
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お金に対する価値観に私も自分には…とかほどほどがいいとか罪悪感みたいなものがあったけど、選択肢が広がる、沢山あれば色々な可能性も広がるのを知り目からうろこ。
自分に見合う価値をみつけていきたい。。
と思うが少し遅すぎたかも。
この本は学生時代に読んで愛読書にしたかった。
と常々おもう。
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香港の大富豪の娘のガイド兼ボディーガードを依頼された清貴。しぶしぶ引き受けたが、気乗りしない清貴にハラハラした小松は助っ人に葵を呼ぶ事に。だが、一瞬の隙をついてお嬢様は誘拐されてしまい…
ホームズのお嬢様に対する態度が塩対応過ぎて、小松がヒヤヒヤするのは判ります。相変わらず葵ファーストなホームズとそれを受け止める葵の懐の大きさが垣間見れました。葵と話すと毒気を抜かれるってのも納得でした。小松や秋人みたいにそこまで毒を持っていない人間にとっては、葵は普通の子ですしね。
毎回少しずつ成長している葵が本当に凄い。お金の価値観なんてそこまで普通は悩まないでしょうし。
次巻は相笠くりすのホームズと秋人をモデルとした小説の舞台化の話でしょうか?今から楽しみです。
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円生さんの絵の制作が全然すすまなーい><。早く新作を描いてるところをみたいのに、じれじれさせてくれるのん><。今回の事件、お嬢さまと間違えて葵さんが攫われるのかと思ってたら、攫われたのはお嬢さまの方だった><。予想、外した><。でも、お嬢さまが攫われたの、ホームズさんにしては珍しく犯人に出し抜かれたと思ってたら、実はホームズさん、最初からこの誘拐の真相を分かってて、無理に誘拐を防がなかったのね、と思った><。お金の話はためになった! その考え方はいいな、と思った!
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香港の富豪娘の京都案内でのボディガードをすることになった。その案内中に一緒にいたボディガードが富豪娘を誘拐した。父親に話し捜査したがホームズは何かおかしいと感じていた。結果この誘拐娘の自作自演。父が母の形見であるブルーダイヤモンドを後妻にあげようとしておりその怒り為取り返そうとした。
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内容(ブックデータベースより)
新年の仕事始めの日。ジウ・イーリンが小松探偵事務所を訪ねてきた。
父・ジーフェイの知り合いの香港の大富豪の一人娘が京都に来ており、彼女のガイド兼ボディーガードを頼みたいという。
清貴は、しぶしぶ依頼を引き受けることになったが、やがて、とんでもない事件に巻き込まれ……
大人気シリーズ、18弾!
令和6年5月9日~12日
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小松探偵事務所にガイド兼ボディーガードの依頼が舞い込む。それは、香港の大富豪の一人娘がお忍びで京都にくるというものだった。巻き込まれた形で清貴も協力することになり…。後に、とんでもない事件に巻き込まれることになるのだが、それは話を読んでみてのお楽しみ。
今回は、清貴と葵がそれぞれの価値観に戸惑いを感じ、答えを出していく話も。
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面白かった
価値観の違い、金銭感覚の違い。色々考えさせられることもありつつ、ホームズさんの活躍はステキ。
八坂庚申堂 くくり猿
欲をひとつ捨てることで自分の願いが1つ叶うという もし自分が顔を掛けるなら何を差し出すのか。そして何を願うのか?
『自分の一番欲しいものは何か』ということだろう
いちばん欲しいものの為に2番目に欲しいものを差し出す…感じ…
願掛け…一度だけしたことある
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ジウからの紹介で上海から来た大富豪のお嬢様のガイド兼ボディーガードをする小松探偵社。クビになりたい清貴のいけずな観光コースは定番の観光地を巡った後にはいいかも。葵も清貴やお嬢様に感じていたモヤモヤを自己分析して晴らしていって前向きだなあ。円生のアトリエに足を踏み入れることの出来なかったイーリンはどうなるのかな。拝み屋さんに掲載された番外編、好きだったのでこちらでも読めて嬉しい。
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ホームズシリーズのラブ要素、結構京都、一応推理?、骨董や美術蘊蓄あり、が気に入って読んでいる人には★5です。えーっと、私も今回★5気分だったけど、年配者自主規制で4…。ホームズさんが臆面無く葵大好き行動してて普段枯渇しつつあるキュンキュン要素頂きました。そして、私も若冲展行きたい。早く近場でやらないかなー。
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題名にちょっと騙された。いや、うまい騙し方。わがままお嬢に慇懃無礼な家頭君がいいね。で、いつも通りさすがでした。あと、円生君がちょっと道見つかったかな?そして次巻への布石まである。次も楽しそう
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香港の大富豪のお嬢様のボディガード兼ガイドをすることになった清貴がお嬢様の上をいく身勝手さで、安定しているというか、だんだん子供っぽくなってきているような気がします。
鑑定らしいことはなく、京都のガイドと事件解決に対する推理物で終わりました。
冒頭の葵が作ったディスプレイの描写が丁寧で、自分自身何気なく眺めていますが、魅せ方ってとても大事なんだと思います。
全編を通して上流階級と庶民の考え方の違いがありましたが、真剣に考えたこともなかったため、葵ご一つの考えに到達したことにフィクションですが眩しく思えました。
また次作も楽しみです。
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相変わらず安定の面白さ、安定のホームズさん・葵さんですね。サブタイトルの「お嬢様のミッション」は読み始めた段階では「お嬢様を守る『ミッション』」のことを指しているのかと思ったのですが、話しが進みまさにお嬢様のミッションであったことがわかりました。それをあっさり見抜いてしまったホームズさん、やっぱスゴイです。ミッションにつながる伏線もところどころに散りばめられていて、真相がわかるとなるほどね、と思える無理のない内容でしたから、なおさら清貴の洞察力ってスゴイなと思ってしまいました。
物語終盤では次作に向けた種まきもしっかりとされていて、早くも19巻への期待が高まろうというものです。
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小松探偵事務所の小松さんが登場すると、なんか落ち着くわ~(^。^)黒ホームズさんの京都観光案内、楽しそうじゃないか( ̄ー ̄)いつもどおり大変な事が起こるけれど、最後は楽しそうな宴会で嬉しい終わりかた(^^)♪
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お嬢様のミッションっていうからどんな話なのかと思ったら、こういう感じでしたか。オープニングは葵ちゃんと香織ちゃんのシーンから。香織ちゃんは春彦くんと上手くいってるんだなと思ったら、終盤あれっ?って感じに。
ホームズさんお嬢様に対する態度酷すぎてびびった。一応客商売してますよね…(^_^;
金銭感覚の話に成る程なと思いました。葵ちゃんはプレゼントと言う形でホームズさんと対等な関係でなくなるのが嫌なんだなと思いました。
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前作を読んでから随分と日が経ってしまい、ところどころ「どういうつながりだったっけ?」と思いながら読みました。
今回はホームズがお客さんの京都ツアーガイド兼ボディーガードをする間に事件に巻き込まれる、というストーリー。事件自体は本格的なミステリーでもサスペンスでもないけど、気楽にサクッと楽しめました。
私は京都出身・在住だけど、知らない場所や、知っている・行ったこともあるけどそんなに深くは知らない場所がたくさん出てきて、一度じっくり観光したくなりました。
主人公・葵とホームズについては、葵の「価値観の違い」についての考え方にハッとさせられました。他の登場人物が葵のことを「人の毒気を抜く人」と評していて、自分もそんな人になりたいと思いました。
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香港の大富豪、その一人娘のガイド兼護衛を依頼された清貴ら一行。事件はしかしとんでもない方向へ……。
安定の面白さで、キャラクターを立てるのが実に上手い。円生のエピソードでそれは如実に描かれている。次巻も楽しみだ。
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5巻からいきなり18巻に飛ばして読んでみたけど、ちょっと飛びすぎたかな?笑
でもまったく話についていけなくはなかったので良かった。
葵とホームズさんの関係性がより、深まっていて、キュンでした。
ホームズさんがボディーガードを務めることになったのが、とてもやりとりが面白かった。
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巻が進むに連れてさらっと読むのにちょうど良くなってきた。逆に言えば厚みがあるという感じではない。
円生が確実にいい人寄りになってきたし、小松さんも過去がちょっとだけ語られていい意味で活躍の幅が広がりそう。登場人物が増えすぎな気はするが。
ご都合主義的とはいえなくもないが、関連性の薄い登場人物たちの心の葛藤がそれぞれクロスしていく様は、ちゃんと練られているし、複数の巻を一気に読むといいのかもしれないなと思う。
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相変わらず葵の事が好きすぎる清貴VS大富豪のワガママお嬢様。
そしてお嬢様を懐柔する葵。
お金に関する価値観の違いに悩むふたり。
画家としてのスランプから脱却できそうな円生、など。
お嬢様への清貴の態度に笑えた。
葵と葵以外の人への態度が違いすぎるし、安定の葵バカな清貴に何だかほっとする。
香織と春彦の関係の変化はこれから?
まだもう少し物語を楽しめるのかな?
ここまできたら、物語の行く末は最後まで見届けたい。
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細かく書くと星3.7。
ラノベ文芸にしては読み応えがあり、京都の名所がところどころで出てくるので、自分も行った気になれるし、実際に行ってみたくなる。
少し前の巻から恋愛要素が強めになってきた。