あらすじ
大学に入学して2度目の冬。葵は、家頭邸で円生の作品の展覧会を担当することになった。見習いキュレーターとして奮闘する葵。一方、清貴のところには、祇園で地下クラブを経営する敦子から、「自分の華道教室に通う生徒の婚約者の浮気調査」という、妙な依頼が舞い込む……大人気シリーズ、16弾!
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以前NYで見習いキュレーターをしていた葵が鑑定士になるかキュレーターになるかで迷っている様子でしたが、私的にはキュレーターの方が向いている気がします。卒業後、又NYへ旅立って戻ってくるイメージが何となく浮かびました。
そして、秋人の弟の春彦の出生の秘密が、今頃本人にバレるとは…知らなくても良かったけど、嘘は重ねて良い結果にはならないので、これはこれで良かったのかな、と。
番外編のくりすとホームズのやりとりが、シリアス展開の中で良い緩衝材になった気がします。
葵さんの成長が素敵
相変わらず葵さんに夢中ないけずなホームズさん毎回京都のスポットを教えてくれて、アチコチ行ってみたくなります。葵さんの成長がとても楽しみに。それを見守るホームズさん達時にはハラハラドキドキさせられたり、つい涙が溢れたり、色々ありで毎回楽しく読ませてもらってます。早く続きが読みたい!読めせてください!
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学芸員も楽しそうと思った><。わたしも大学生時代、資格取っておいたらよかったな><。学芸員にはなるつもりないけどね><。でも、円生さんの展覧会、楽しみすぎる! どんな展覧会になるんだろ~♪。せめて久しぶりに美術館に行ってみたくなった~♪。おまけ小説は楽しそうだった! わたしもホームズさんと葵ちゃんの新たなる恋物語、読んでみたーい! 春彦さんの話はようやく解決して良かった! 香織さんと春彦さん、らぶらぶになるのかな♪。そっちも楽しみ! 秋人さんが義妹の香織さんにシスコンになる様子も読んでみたいな~♪。
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前編ということであまり事件は動きません。既巻の秋人の弟の春彦の出生話のその後のエピソードが出てきます。ただ新しく登場した「神戸切子」の三人組のうち一人が、たぶん円生の回想に出てくるユキだと思われますので、後編でその展開が出てくるかと予想されます。清貴と葵のらぶらぶモードは不動で、相笠くりす先生が後日談であてられております。
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劇場版より京都の寺社巡りなどの方が楽しく読める。丁寧に描写されているので自分も行った気分になり旅行したぁという感覚になる。
円生の個展を直でみてみたいなぁ。
リフレッシュできまた明日も頑張って生きていこうと癒された1日でした。
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内容(ブックデータベースより)
大学に入学して二度目の冬。葵は家頭邸で、円生の作品の展覧会をすることになった。
なかなか良いアイデアが浮かばず、動けずいた葵だが、そんななか、京都市北区役所から
葵たち学生に「『船岡山エリア』を活性化させるための手伝いをしてほしい」という申し出がくる。
一方、清貴のところに、祇園で地下クラブを経営する敦子から、「自分の華道教室に通う生徒の婚約者の浮気調査」という、妙な依頼が舞い込む……大人気シリーズ、16弾!
令和6年3月10日~11日
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円生の作品の展覧会のアイディアがなかなか思いつかない葵。気分を変えるために、香織からのさいそいに乗る。それは、学生による「船岡山エリア」を活性化させる活動で…。一方、清貴の元にはある人物からの浮気調査が依頼される。そこから、葵の清貴に対する疑念が湧き出してきて…。
円生の作品の展覧会まで辿り着くかなと思いきや、最後は何やら不穏な雰囲気で終わる。
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葵の密かな嫉妬、それを喜ぶ清貴、相変わらず仲の良。香織にも新たな恋の展開が出てきそう。梶原春彦の出生の秘密、清盛みたいな話だったら「はぁ?!」て感じだけど、そういう話なら納得。最後の相笠くりす先生と清貴のやり取りには笑うわー、確かにあの劇中劇のイメージを大切にしたい相笠先生には採用できない話だわ、ストーリーかなり変わっちゃうし。スピンオフならなんとか?面白いかも。後編も楽しみ。
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京都の船岡山エリアに行きたくなるようなワクワクする描写です。
葵ちゃんの真っ直ぐに悩んで成長している場面はとても応援したくなります。
今回はガラス工芸も登場し、ますます美術品の幅が広がり、また登場人物も広がってきてきます。
梶山家問題の決着はサラッとしていたのですが感動してしまいました。
早く円生さんの美術展が観たいです。
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京都ガイド面が結構強い巻です。国見の丘には一度行ってみたいと思いました。げんぶくんはかなり良いゆるキャラだけど、立体化が難しそう。
あと、清貴のいつものデレ。葵が嫉妬心を感じる珍しいエピソードあります。
以外、ネタバレ程ではないですが、本文で一番笑えたとこ抜粋です。
いろんな要素があった方が楽しいと思いますよ。たとえば、『ファンタジーとサスペンス』、『ホラーとミステリー』といった具合に、ジャンルは一種類じゃない方が面白さが掛け算されますよね?
なかなか的を射ているのが微妙にムカつくわ…
この小説のことだよね?これ。
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様々な出来事が連なっている展開だったので登場人物が多く色んな人達との会話が楽しめたのが面白かった。番外編ではホームズさんの言動や空気感がどこか可笑しな雰囲気で楽しめた。
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今回は前編後編になっているけれど、どちらかというと連作短編集みたいな感じかな。
葵が将来どうなりたいのか、香織の恋の行方も何だか色んなことが盛り沢山。
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さほど大きな謎もなく淡々と進んだ感じ。すべては後編のお楽しみってことかな。ただ、こういうのも私は悪くないように感じた。船岡山って登ったことないなあ
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最後、ページに余裕があったから余裕を持って読んでいたら「エーッ!まさか、ここで終わり…(゚A゚;)!?」次の巻が出るのを待てば良かったかな~(-_-;)でも番外編も面白かった(*^-^*)♪
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『京都寺町三条のホームズ』も、あれよあれよで16巻目。
しかもこの巻は、「見習いキュレーターの健闘と迷いの森」という物語の前編らしい。
メインは円生の展覧会を手がけることになった葵のターンと、『京もっと』での春彦、香織のターン、そして田所敦子からのワケありなムードの依頼の謎など。
神戸切子のメンバーのユキはあのユキだろうし、サリー・バリモアと篠原陽平のこじらせた縁を和解に導いた葵が、今回は円生とユキの間でいい感じに動くのかな?
続きがとても楽しみ。早く読みたい!
『京もっと』による、船岡山プロジェクトー。
もう随分と前になるけれど、このエリアにあった職場に10年近く勤めていたので、建勲神社やさらさ西陣など、今回の物語の舞台がこの界隈なのが嬉しくて、懐かしさで胸がいっぱいになった。
ただひとつひっかかるのは、巻頭に載っている洛北の地図になぜ建勲神社や船岡山は載っていないのかということ。全国に広めたい意図が実際の事情としてあるなら、尚更載せればいいのに。
既製の地図で加筆できないとかなのか、それとも何か他に理由があるのか?
その点だけ、もやっとした。
玄武から恋愛の聖地へ…
玄武→陰陽→男女→恋愛の聖地…凄いねぇ~、そうやって結び付けていこうと思えば、どうにかなるもんですな。実際、葵ちゃんたちも香織ちゃんたちもラブラブしとるし…あ、葵ちゃん達は場所とか関係ないか…
開き直ってからというもの、ホームズさんがあからさまにデレデレで楽しいです(笑)
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今回も楽しく読めた!
美術品についてが少なくってきているが、ミステリー要素や恋愛要素が増えてワクワクが止まらん!
葵が企画する円生の展示会が一体どういったものになるのかが早く知りたい。。。
香織の恋がまた素敵でした!
春彦がついに真実を知り、これからどうなってくるのやら笑
船岡山エリアに一度行ってみたくなりました!
次回作も楽しみ。
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キャラクター達がキャッキャと騒ぐのが実に楽しく、微笑ましい。京都のあちこちも見られ、実際に行ってないにも関わらず観光をした気分になれる。さて、今回のトラブルが後半にどう活かされるか、楽しみである。
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春彦さんの出生の秘密が、本人にも明かされるお話。
なんか今までよりあまり京都の街の印象が残らない1冊でした。ミステリー感もなくて、ちょっぴり残念。
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最近、海外に行ったり、劇中劇を描いてみたりと、趣向を凝らした作品になっていましたが、この作品は比較的ノーマルの定常運転になっていました。嵐の前の静けさでしょうか?w
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最近は推理もしなくなった婚約者とイチャイチャだけ
していたいホームズくん、作者も一度完結させた気分
だから後は読者サービスだと思い、後日譚を楽しむ~
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今回は比較的淡々と進んだ印象。前編だから、謎解きの前振りとして重要なところなんだろうけど、そんなに大きな印象もなく。
どこのあたりが伏線になるのだろう。後編の方でどうなるか気になる(笑)
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今回はこれといったナゾ解きはなく、船岡山プロジェクトや葵が手掛ける円生の展覧会の準備、春彦出生の秘密といったあたりを軸に物語が進みます。終盤、小松探偵事務所に持ち込まれたちょっとした”事件”がなんとなく不穏な空気を醸し出しつつ、後編へとつづくという構成で、円生の展覧会もまだ概要が見えず、次作が待ち遠しくなりました。
ちょっと気になったのは春彦と両親の血液型の関係。A型とO型からはO型の子供が生まれない、というような内容が書かれていましたが、いや、生まれますよね? 終盤、梶原家で倉科さんが語った内容から、春彦の本当の父親が倉科なのか、ちょっと微妙な状況ってことがわかりましたので、後編でここも種明かしがされるのでしょうか…(血液型の件は春彦の早とちりだったとかなんとか)。
船岡山プロジェクトでは神戸切子を製作する人たちと出会い、そこに”あの”ユキが! 円生の関係に思い至っていない葵はその切子を円生の展覧会に活用することを思いついた様子。おそらく後編では二人は再会し、また展覧会そのものもどのようなものになるのか、次作に向け興味は尽きません。