あらすじ
大学二年の五月。二十歳の誕生日の記念に、葵は清貴と二人で九州へ超豪華寝台列車の旅に行くことになった。しかし列車の旅を楽しんでいるのも束の間、大原の宗教施設での大麻事件に関わっていた雨宮史郎が目の前に現れた。雨宮の手には、盗難に遭い海外オークションに出品されれていたはずの掛け軸が――!? 2018年7月にアニメ化! 大人気キャラミス、最新作!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
清貴と葵の関係が進んでよかったなぁ。
これからの円生を交えての三角関係楽しみすぎる…
そして七つの星、羨ましすぎる…
様々な美しいものに出会えて、幸せな10巻でした
Posted by ブクログ
まず、葵と清貴が別れるようなことにならなくてよかったです。私も七つの星の列車に乗って旅したい、、、。
清貴のようにその場で謎解きできる賢さも欲しいです、、。
Posted by ブクログ
望月麻衣さんの寺町三条ホームズシリーズ第10巻。
今回は葵の20歳のバースデーがメインディッシュ。ホームズこと清貴がどんな旅行をプレゼントするのかと思ったら、豪華列車の旅だった。ななつ星がモデルになっているらしい。
初めての二人の旅行編でありながら、甘々ではなかった。ビターな飲み物など必要ないくらい。
盗まれた水墨画をめぐる謎解きとドラマ展開も楽しめた。安定のホームズシリーズだった!
Posted by ブクログ
ホームズさんのお金の価値観はすごい。海外に貧乏旅行するよりも同じ金額で日本で贅沢に自分に満足できる使い方をした方がいいという。そして主婦に対する価値の評価もパーフェクト。
列車旅がメインだったが自分も旅した気分に浸れてこういう旅した気分になれる本に京都以外の地域密着の話があれば読みたい欲求に駆り立てられる。民俗学の話も好きだし歴史ものも読みたいし、再読したいし、どんどん読みたいのが増えていく。
Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
大学二年の五月。二十歳の誕生日の記念に、
葵は清貴と二人で九州へ超豪華寝台列車の
旅に行くことになった。しかし列車の旅を
楽しんでいるのも束の間、大原の宗教施設での
大麻事件に関わっていた雨宮史郎が目の前に現れた。
雨宮の手には、盗難に遭い海外オークションに出品されれて
いたはずの掛け軸が――!?
令和6年2月1日~2日
ここまで読んでくると、葵ちゃんはお友達 仲良しさんのお話の様に感じます。
ねぇねえ それからどうなったの?
とかいって 友達の恋バナを聞いている感じ。
これからも楽しみです。
Posted by ブクログ
シリーズ10作目。
作者の注意書きの通り、今回はミステリーより恋愛色が強めでした。でも、それもこのシリーズの楽しみの一つです。葵とホームズの仲が進展して、今後のストーリーにどう影響するのか、楽しみです。おそらく読者にはティーンエイジャーが多そうなシリーズでラブシーンがどう描かれるのかと思ったら…。こういう描き方は好きです。
今回は舞台が京都ではなく九州。豪華寝台列車の旅、私も体験したいです。私自身は学生時代は貧乏旅行派でしたが、ホームズのようにこういう経験にお金を使うのもいいな、と思いました。
掌編の『秋人は見た』のホームズとオーナー、ホームズと円生のやりとりが面白かった!香織ちゃんの恋の行方も気になります。
Posted by ブクログ
葵の誕生日を祝ってホームズと葵は旅行へ。豪華列車の旅、ホームズは最高の旅行をプレゼントしたかったのね、と思っていたら最終章での円生の衝撃の指摘。あ〜、確かにね〜。絵画の盗難、アメリカの殺人事件まで絡む豪華列車の旅。ホームズの葵への愛溢れる甘々ストーリー、その後の円生との対峙。香織の恋は切なく終わり、彼女にもいい人が早く現れてほしい。
Posted by ブクログ
知恩院三門を出て、青蓮院門跡に向かう途中にある豆腐料理、蓮月茶や、さんは、蓮月さんの和歌が部屋のあちこちに掲げてあるお店。美味しい湯豆腐を今週いただいたばかりでした。偶然にも蓮月さんの話が出てきてビックリ。京都のさまざまなところをいつも沢山案内してくれていて、楽しいです。
豪華列車の旅…
いやー、いくら「経験には惜しみ無くお金をかける」と言われても、彼女の二十歳のお祝いには過ぎてないか?!と、さすがに突っ込みたくなりました!!(笑)葵ちゃん、よく付いていくなぁ…
ホームズくん、葵ちゃんと上手くいってからは本当にデレデレで面白い。「手に入れたら、気持ちを失くしてしまうかも」とか悩みつつとうとう結ばれてしまうし、その後の浮かれよう…笑えます。微笑ましいっていう意味で。
Posted by ブクログ
シリーズも10巻に突入というところで、ようやく結ばれた2人。
焦らされて待ちに待っていた感が強かったので、1冊まるごと恋愛要素多め、甘めでも全然嫌ではなかった。
寧ろ、もっととことん甘くても良かったかも。
でもそうすると前後のバランスもあるだろうし、難しいのかな?
ホームズくんの葵ちゃんに対する正直さと浮かれっぷりが清々しく愉快な巻だった。
はて、この先どうなることやら。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
作者の前書きに「恋愛色が強くなっております。ご了承ください」とギャグではなく本気の注意書きがあって恐々と読み進めましたが、このくらいならまぁ(笑)。
作者さん真面目です。甘すぎ苦手な私には、とても誠実な対応に思えました。
一線を越えた二人。でもそんなことはどうでもよくて(?)、ななつ星のデラックスに泊まるなんて羨ましすぎて歯軋り。
でも清貴の言うお金の使い方には共感を覚えます。大切な物は人それぞれ違うと思うけれど、お金の使い方は下手ウマがあると思う。お金とは上手に付き合いたいものです。
Posted by ブクログ
恋愛色強めなキャラミスは色々読んでいるけれど、どれも付き合ったら終わりで個人的にはものすごく物足りないと思っていました。なので、私はこういう展開は大歓迎です。途中、あまりにも大きな事件のニオイがしたことに驚きましたが、今回相談があったような事件に巻き込まれていくような話も読みたいなと思いました。それにしても、完璧超人のような清貴が葵のことになるとグダグダ悩んだり焦ったり緊張したりしているギャップがたまらなく良い。
Posted by ブクログ
シリーズ10作目になります。
今回は葵の20歳の誕生日にホームズが九州の豪華列車「七つ星(もでるはJRの「ななつ星in九州」)」に旅をプレゼントする、というもの。
いままで紆余曲折もあり、また煮え切らない部分もあってやきもきさせられていましたがついに二人が結ばれる、といったところでしょうか。
前作で円生に煽られてから不安定になっていた部分もあったホームズですが、葵への一途な想いは変わらず、読者を安心させてくれました。
今までの作品に比べ(作者も言っていますが)謎解きや鑑定の要素は少し薄く、「甘め」の描写が多く続きます。有川作品にもすこし近いかもしれません。
まだまだシリーズは続くようですので、これからの二人の物語も楽しみです。
個人的には、「主婦である母は(自分で稼いでいるわけではないので)自分の好きなことにお金を使うことに抵抗がある」という葵からの話を受けてホームズが応えた、
「罪悪感を覚える必要は、全くないと思うんです……家庭を会社に見立てると良いかと。たとえば専業主婦の場合は、家が『会社』、働いている夫が『営業』で、家にいる主婦は『経理』だとしましょう。営業が会社の資金を調達してきて、経理は管理をして営業が動きやすいように計らう。そうやって会社は回るのですから、営業だけが好きなように振る舞うのではなく、経理も同じように会社に貢献している社員だと自負すべきかと。罪悪感なんて持つ必要はないですし、経理も息抜きをして、自分の趣味を楽しめばよいと思います。そうすることで、また仕事をがんばれて会社に活気が出るのでしたら、最高ではないですか。もちろん、会社の予算を考えながらになるでしょうがね」
という視点は非常に共感できました。
「家にいて子育てをする」ということは外で働いているときとはまた別の”負担”があることと思いますし、家にいる=楽をしている、という考えは正しくないと感じていましたので、読んでいて爽快でした。
自分にとって(将来の)糧となる「経験」にお金を使うというホームズの姿勢は、やはり素敵だと思いますし、それが(子どもに対しても)できるような生活をめざして、これからも精進していきたいところです。
Posted by ブクログ
なんとなく話の流れは知っていたんだけど、それでも甘かった
九州が舞台という事もあって、なんとなく近いのとあって親近感
七つ星みたいな列車の旅もいつかしてみたい。
行き先を知らせないでサプライズで旅をプレゼントなんて素敵すぎる。
ホームズさんと付き合うのはなんだかんだ大変そうだけど、あんなに思われて幸せそう。
前々から出てきていたけど、体験にお金を使う考えには私も共感。
やっぱり知識としてあるだけじゃなくて経験って何物にも代えがたいものだと思うし。
プロポーズもされたしこれからますます甘くなったりしそうだけどそれも含めて楽しみ
Posted by ブクログ
冒頭に作者さんが注意書きしていた通り、恋愛要素が多い巻でした。
しかし、事件に巻き込まれて解決していくと言う……しかも1件とかでもなく……ちょっとしたトラブルのいざこざだけど、ホームズさんの謎解きで事なきを得ると言う流れ。
ホームズさんの円生さんに指摘された自分の考えや行動、それを報告されてじゃあ自分はどうなのだろうと葛藤する葵ちゃん。2人の恋はご馳走様〜って感じで見ていられるけれど、ホームズさんの考え方や怯えていることは見ていられないほどハラハラします。
それだけ、ホームズさんの桁外れの性格と行動と考え方に自分の中で衝撃を受けているから、ホームズさんの葵ちゃんへ対する考えや恐怖をそんな気持ちを抱くこともあるのか……と納得できるところもあって、心配な気持ちで見ているんだなぁと思います。
豪華列車の旅は、現実には程遠い世界だけれど、文のリアルでイメージが湧きやすく、容易にホームズさんと葵ちゃんと同じ空間にいるような感覚がありました。旅をしている気分になり、ワクワクしました。
花織ちゃんの店長へ対する恋もドキドキしたけど、新たな展開があって、これからも楽しみです。
そして、秋人さんや香織ちゃんの様な違う人物目線で描かれる話も新鮮で楽しいです。
Posted by ブクログ
ホームズと葵の関係が一歩進んだわけですが、そこに円生が乱入?この作品に、そういう三角関係要素はあるのか?
とはいえ、ななつ星の件は、私も乗ってみたくなりますね。あまりにも高倍率なので、当たるも八卦当たらぬも八卦かもしれませんがww
っていうか、作家、女性だよね?あまりにもホームズと葵の夜に向けての描写が『アレ』なのだがw
Posted by ブクログ
甘々すぎてイライラするわ(-_-;)。大学生がななつぼしって。金銭感覚おかしすぎてなんともなぁ…。安いものばっかり使ってて悪かったねと思っちゃうよ。どうにもホームズさんが好きになれないわ(-_-;)。って一つもほめてないな。香織ちゃんの話とかは好きなんだけど。
Posted by ブクログ
シリーズ10作目。
20歳の誕生日に超豪華旅行をプレゼント!とはさすが清貴。
料金もそうだけど、人気だからね。
なかなか乗れないよ。
当たり前だけど、
列車の特等室は最後尾のデラックススイート、
たった一部屋だもんねぇ。
まだ、トワイライトエクスプレスがあった時、
お客さんが一番前の車両がいい!みたいなこと言われたけれどね
一番前の車両から見えるのは牽引車だからね。うん。
JR西日本の「瑞風」は(ずいふう)じゃなくて(みずかぜ)、だよ。
誤植かな。
それはおいといて、恋愛色が強いです、
という前書き通り甘々でした。
そして、列車の中での謎解きもあって満足満足。
ええ、感想それだけ?
いいのいいの、幸せだから~
プロポーズの言葉は微妙だったけど。