氷室冴子のレビュー一覧

  • ざ・ちぇんじ! 1巻
    新釈「とりかへばや物語」

    ストーリーとしては、「とりかへばや物語」よりも大分やわらかく描いてあるが、話の魅力は衰えていない。逆に絵がつくことで、平安時代の生活や心情が想像しやすくなっている。特異な物語だからこそ漫画があると、とっつきやすくなる。私が日本の古典にはまるきっかけになった大切な作品。
  • 恋する女たち
    私の中での「best of 氷室冴子」 今読み返しても面白い。
    表紙にもなっているけど、斉藤由貴主演で映画化されていました。
    「ザキ」役の男の子が下手くそでね(苦笑)
    「沓掛」より「ザキ」が好きだった私はガックリしたものです。
    出演者総とっかえでまた映像化してくれないかしらね。
    多佳子は多部未華子ち...続きを読む
  • なぎさボーイ
    自分にとって特別な作家さんの1人。
    もっともっとたくさんの作品を読みたかった。
    ご冥福をお祈りします。
  • なんて素敵にジャパネスク 人妻編 1巻
    小学生のころはまった「なんて素敵にジャパネスク」が、10年以上の時を越えて復活!
    このニュースを知ったときは、本当にびっくりしました。
    だって他のマンガも描いてなかったし・・・もう引退したと思ってました。

    多少変化はあるものの、やっぱり好きな作品です。
    人妻になっても瑠璃姫は大活躍。
    好きだった鷹...続きを読む
  • 雑居時代 II
    劇中時間の描き方がうまいなー。いつの間にか清香は花嫁になっちゃってたり、雑居生活はすでに前提になっちゃってたり、あっちのエピソードとこっちのエピソードをうまくつなげて書いたり。
    さらには、「説明」をうまく「描写」して「物語」る手法のうまさはぴかいち。
    ドタバタのエピソード作りもうまいし、「ある女の一...続きを読む
  • 雑居時代 I
    男女数人の同居の話ということで、よくある恋愛モノかなーと思いきや、そうじゃないのがさすがの氷室さんv
    実家に同居してる血のつながらないカッコいい叔父さん、その人への恋心から万能優等生を演じる主人公(でも実は奔放な女の子。そう。女の子って「演じる」生き物なんだよね!)、美しいホモの男友達(この頃からち...続きを読む
  • シンデレラ迷宮
    ライトノベルというか、青春小説というか。何だろう?と考えてみて、正真正銘の「少女小説」だと気がついた。
    少女特有の悩み、葛藤、劣等感、社会や異性に適応しきれていないあやふやさを、シンデレラ症候群、迷宮、森にかけてうまく書いてある小説。
    あいかわらず、読んだ後、「うまいっ!」と思ってしまう、氷室先生の...続きを読む
  • なんて素敵にジャパネスク 1巻
    持っているのは普通の新書サイズコミックと文庫ですが、今から買うならコッチかなと思って文庫コミック。
    大好きです。
    もうね、吉野当たり泣きっぱなし。
    ネタバレになるからあまりいえないけど泣ける。
    何も言わずに読むが良いよ!!
  • 蕨ヶ丘物語
    うわ〜〜〜〜、これ、まだ売ってるんだーーー!!!!

    氷室冴子の隠れた名作。と、私は思っている。
    自分も道産子なので、余計共感するのか?
    今(時代、年齢ともに)読んでも、十分楽しめる作品。

    追悼読書をしたい、という念願叶った正月だった。
    著者には是非、「小梅おばあちゃん」になるまで元気でいていただ...続きを読む
  • 多恵子ガール
    おそらく、恋愛小説で泣いた、生まれて初めての本だと思われる・・。
    四半世紀経っても色あせない切なさ。
  • なんて素敵にジャパネスク
    平安朝を舞台に、部屋でおとなしくできずあちこち飛び回る、型破りなお姫様の活躍劇です。
    一度手放してしまったのですが、また読みたいな〜、と古本屋さんを探しているところへ、丁度新装版が出たので、そちらで買いなおしました。
    でも、やっぱり、昔のシンプルなイラストのほうが、想像力をかき立てられて好きだったな...続きを読む
  • なんて素敵にジャパネスク 人妻編 7巻
    待ちに待った新刊がでました!
    山内先生の氷室先生へのコメントを読んで、またなんて大事な人を失ってしまったのか・・・としょんぼりした次第です。
    もっと続きの話が読みたかったなあ・・・
  • 多恵子ガール
    中学生のころ、勉強もせず 読んだ本です。
    ドキドキしながら 何度も読みました。
    やきもきするところもあり、
    懐かしいなー、また 読んでみたいです。
  • なぎさボーイ
    中学生のころ、勉強もせず 読んだ本です。
    ドキドキしながら 何度も読みました。
    やきもきするところもあり、
    懐かしいなー、また 読んでみたいです。
  • なんて素敵にジャパネスク 人妻編 6巻
    氷室先生亡くなれてしまい、あの話の続きは・・・などと思い起こしてはしょんぼりしております。
    大好きな人がさようならすると寂しいですね。でも本開けばまた会えるか!

    コミックス、思い出したころに出るので前の巻を探すのが大変です。
    今回も気になるところで終わってます。
  • なんて素敵にジャパネスク(8)≪炎上編≫
    原作者の氷室冴子さんが亡くなったというニュースを新聞でみて、

    自分が昔、氷室さんの小説にはまりまくっていた頃のことを思い出しました。


    ジャパネスクシリーズでも、一番最後の炎上編。登場人物がみんな素敵にみえた作品。

    特に高彬のがんばりに拍手。
  • なんて素敵にジャパネスク
    高校時代に夢中になって読んだ懐かしのラブコメ。その後の恋愛観に多少なりとも影響を及ぼしたような気がします。
  • シンデレラ迷宮
     無茶苦茶な振れ幅の思春期の女の子を、氷室冴子は凄く丁寧に書いてくれる。
     今読めば「ああ、分かる分かる」と思えるんだけど、あの時期の混乱の只中にいた時は掴めない芯みたいのがある。
     閉じられた世界の中で必死に足掻くもどかしさ。その中で目覚めていく少女の自我、と書くといかにも、だけど、そのいかにもを...続きを読む
  • なんて素敵にジャパネスク
    コバルト読者で歴史モノ、特に平安好きなら必ず読んでいると思われる活劇ラブコメディ。破天荒な瑠璃姫をはじめ、キャラクターがみんなユニークです。特に帝、自重しろv峯男(笑)こと守弥が大好きだった〜。
  • なんて素敵にジャパネスク 5巻
    有名作品ですが一つ。実際の平安のお人がこんなんだったらどえらくやばいだろう!走らないだろうお姫様!そんなはちゃめちゃな姫と幼馴染のじれったい恋愛物語・・人妻編が今、別冊花とゆめにて連載中