あらすじ
帥の宮の陰謀をすべて暴き、出家することを約束させた瑠璃姫。事件は終わったかと思われたが、心のどこかにひっかかるものを感じていた。帥の宮が最後に残した謎の言葉――「もっと早くあなたと出会うべきでした」というのはどんな意味があったのか…。真相を解明しようと、再び奔走する瑠璃姫が得た衝撃の事実、そして追い詰められた帥の宮の最後の切り札とは…!? <帥の宮>編、完結!
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Posted by ブクログ
30年ぶりくらいに読み始め、アッという間に最終刊がとうとう終わってしまった、、、寂しい
高彬と瑠璃姫のやり取りが大好き。高彬、かっこよすぎだわぁ。
山内先生の漫画も読みたいな。
Posted by ブクログ
いやー、ジャパネスクアンコールから一気読み。あっぱれなスピード感と面白さでした。
絶対スピンオフとか続編で吉野の君や師の宮カップルのその後とか描きたくなるだろうに、これで終わってる潔さがすごいな…。
もう続きは読めないですね
好きなシリーズで、最新作が発刊されるのを楽しみにしていた紙世代です。
初版の後書きは、続きを書く予定になってたのに、いつの間にか後書きが完結に変わっていて悲しい思いをしたなぁ。
氷室冴子さんは鬼籍に入られたので、もう絶対続きは読めないですね。
Posted by ブクログ
一気に加速した最終巻でした。
高彬はほんとよいおとこになったなぁ、というか、苦労を自ら引き受けて立ち回るところが苦労性たる所以というか。全体を通して、一番成長したのは、せざるをえなかったのは、高彬だと思う。
瑠璃姫の、どたばたなつっぱしり具合ときびきびと動く指示に、常に引っ張り込まれた話だった。
めずらしく、一気読みしてしまったジャパネスクでしたが、この歳になるまで残しててよかった、な作品だったかもしれません。素直におもしろかった。
Posted by ブクログ
ジャパネスク最終巻。7巻の後一気にいきました。
もうぐんぐん惹き込まれること。
7巻に「瑠璃姫の逆襲編」と書いたんですが、最終巻は
大人しめに描かれていた、由良姫や○姫(ネタバレ)、そして
高彬が大暴れでした。
これまで暴れていた主人公・瑠璃姫がかすむほど(ぇです。
だから最終巻だったのかも…こんな夫じゃ瑠璃姫でも
かなわないよ(笑)。
そんなこんなで、最後の最後でジャパネスク観がひっくり返るほど
大活躍する高彬、ヒーローの面目躍如なんて言葉じゃなまぬるいです。
高彬は文句なしの活躍ですが、鷹男の帝が名前だけ出演だったのが
ちと残念かな?
Posted by ブクログ
以前何かで読みました、児童文学というものは「人生はそれでも生きるに値する」ということを教えるためにあるのだと。
わたしにそのことを強く教えてくれたのは、この物語だったように思います。色んな意味で、私の原点。
Posted by ブクログ
原作者の氷室冴子さんが亡くなったというニュースを新聞でみて、
自分が昔、氷室さんの小説にはまりまくっていた頃のことを思い出しました。
ジャパネスクシリーズでも、一番最後の炎上編。登場人物がみんな素敵にみえた作品。
特に高彬のがんばりに拍手。
Posted by ブクログ
うーん、ラスト、うっすら記憶ありました。なかなか、切ない話で…でも、読み終わってなんだが、重みがないですね…ちょっと、読後感の薄さが哀しかったです。