あらすじ
周囲からは「しーの」という愛称で呼ばれている、徳心学園中等科に通う桂木しのぶ。父の転勤で学園生活3年目にして付属の寄宿舎に入ることになったのだが、そのクララ舎には新入りに対するとんでもない伝統があった。しーのと編入生の蒔子と菊花、3名の新入舎生に課せられたのは、食糧庫破り&ドーナツ45個を作り上げること! やってみせると言い切ったからには成功させなければ…!
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永遠の愛読書
姉が読んでいたおかげでこの本に出会えて本当に幸せでした。こちらは現代風に所々言葉使いや設定を変えてあるアレンジバージョンです。やっぱりオリジナルの方が好きですが、これで若い方にも読んでもらえたら嬉しいですね。
Posted by ブクログ
楽しい!
つくづくマリみてだな!今野さんはクララが好きだったんだろうと思う。三人三人で、文化祭の演劇!
一話目は、ドーナツを作る課題を通してクララの世界観を描写
二話目は、マッキーの秘密にせまる
三話目は、夢見にケガさせられて、大学生の男とランデブーか?というハラハラ
四話目は、今度は菊花の秘密にせまる(あわやスキャンダルか?のハラハラ)
五話目は、高校アグネスのお姉様が出てきて、文化祭のてんやわんや 菊花の告白つき!
ほんと、氷室先生の小説は面白くて、読みやすくて、すごい!!!
わたしも頑張らなくちゃ!
Posted by ブクログ
中高一貫女子校で繰り広げられる抱腹絶倒の毎日。
クララとは、中等部生のための寮。女の子ばかりの寮生活というのも、あこがれだった。
ユニークなあだ名を持つ個性的な登場人物も印象的。
気がつけば、数々の名(迷)台詞は、今も日常の会話の中で使っている。
私の精神的バックボーンの一部を構成しているらしい。
今回、久しぶりに読み返して、大笑いした。
「美しさでドーナツが揚がりや油はいらないわよ」
この台詞ひとつで、息子と二人、5分ぐらい笑いがとまらなかった。
なんのこっちゃと思った人は、本書を読んでください。
今風のイラストで新装版が出ています。
色褪せない輝き
本当のオリジナル版の北海道弁入りの文章を脳内で再生しながら読んでます。「めんこくない!」とかです。夢見としのぶの関係は氷室さんしか書けないと思います。文化祭前で迎えるエンディングも最高で、「オレガイル」読者にも古典としておすすめします。
Posted by ブクログ
1980年に出された本なんだって!
未だに古さを感じさせない、女子高生たちのドタバタを
コミカルに描いてる
初めて読んだ時は、中学生だったのに
今ではアラフィフの主婦…
高校時代を思い出したなぁ